JR横須賀線
JO 横須賀線 | |
---|---|
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 神奈川県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 大船駅 |
終点 | 久里浜駅 |
駅数 | 9駅(大船まで) 11駅(大船から) |
電報略号 | スカセ |
路線記号 | JO JS(西大井駅 - 逗子駅間) |
開業 | 1889年6月16日 |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本)(全線) 日本貨物鉄道(JR貨物) (大船駅 - 逗子駅間) |
車両基地 | 鎌倉車両センター |
使用車両 | 使用車両を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 大船駅 - 久里浜駅間 23.9 km 大船 - 武蔵小杉 - 東京間 49.4 Km |
軌間 | 1067 mm |
線路数 | 複線(横須賀駅 - 久里浜駅間は単線) |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
保安装置 | ATS-P |
最高速度 | 95 km/h(大船駅 - 横須賀駅間) 65 km/h(横須賀駅 - 久里浜駅間)120 km/h(大船駅 - 品川駅間) 100 km/h(品川駅 - 東京駅間) |
横須賀線(よこすかせん、英: Yokosuka line)は、東京駅と久里浜駅を結ぶJR東日本の鉄道路線。駅ナンバリングはJO [注 1]。
概要[編集]
本来の「路線としての横須賀線」は久里浜から大船を結ぶ全長23.9キロの路線である。途中駅には名前の由来となった「横須賀駅」が存在する。鉄道の塗装「スカ色」はこの路線を走行していた「70系電車・113系電車」がこの塗装をまとっていたことから命名された。
元々、東京駅~大船駅間で湘南電車(現:東海道線・上野東京ライン)と線路を共用し、川崎駅に全列車が停車していたが、1980年10月に分離し、現在の新川崎・西大井経由のルートとなった。総武快速線と直通運転をしている。横浜~品川間は、武蔵小杉経由の遠回りのルートを通り、川崎経由の東海道線と別ルートとなっている。鶴見~品川間で東海道線の本線と離れるため、この区間は「品鶴線」の通称で呼ばれることもある。
また、蛇窪信号場 (ざっくりいうと西大井駅)~逗子駅 (東海道線直通は戸塚駅) 間で湘南新宿ラインと線路を共用し、蛇窪信号場~武蔵小杉駅との間でも相鉄・JR直通線と線路を共用している。
運行形態[編集]
特急「湘南」[編集]
東海道線と直通し、小田原 - 新宿・東京間に運行される。
朝は東行が6本運行し、うち3本が新宿行、3本が東京行。東京行3本中2本は横須賀線の線路を通って東京に向かうが、1本は地上の東海道線の線路を経由する。藤沢 - 大崎・品川間ノンストップで、東京駅の地下ホーム到着の2本は新橋にも停車する。
夜は西行が2本運行し、いずれも新宿発。大崎から藤沢までノンストップ。
特急「成田エクスプレス」[編集]
大船 - 東京 - 成田空港間に毎時2本運行する。総武線内は停車駅が少ない一方で、東京から南は停車駅が多く、あまり特急という感じではない。
横須賀線[編集]
基本的に久里浜 - 逗子間の列車と久里浜 - 東京 - 総武快速線千葉の2つの運行形態に分かれる。久里浜 - 逗子間の列車は湘南新宿ラインとの接続をとっているため、日中は4本中3本が久里浜 - 逗子間の運用、1時間の最後の1本が総武快速線直通列車である。なお、直通列車は東京で列車番号を変更する(番号を+1あるいは-1し、千葉方面行き快速は末尾をFに、横浜方面行き横須賀普通はSに変える)。
湘南新宿ライン[編集]
詳細は「湘南新宿ライン」を参照
ライナー列車[編集]
国鉄分割民営化後の1990年に「ホームライナー逗子」、「おはようライナー逗子」が設定されたが、2015年に廃止となった。
使用車両は183系(2009年まで)、E257系(廃止まで)が運用されていた。
運行本数[編集]
時間帯ごとに差異はあるものの、概ね以下の通りに運行されている。
路線名 | 横須賀線 | 総武快速線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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種別\駅名 | 久里浜 | … | 逗子 | … | 大船 | 戸塚 | … | (鶴見) | … | (新鶴見信号場) | … | (旧・蛇窪信号場) | (旧・目黒川信号場) | … | 東京 | … | 津田沼 | … | 千葉 | … | ||||||||||||||||
特急 「成田エクスプレス」 |
1本[1] | 1本[2] | >> 成田空港 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
<< 新宿 | 1本[3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
<< 池袋 | 1本 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
横須賀・総武線 | 1本 | >> 成田空港 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1本 | >> 君津 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
2本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
湘南新宿ライン | << 小田原 | 1本 | >> 高崎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
<< 平塚 | 1本 | >> 籠原 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2本 | >> 宇都宮 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
相鉄・JR直通線 | << 海老名 | 2本 | >> 新宿 |
駅一覧[編集]
- 本節では、久里浜 - 大船間の「横須賀線」と、大船 - 武蔵小杉 - 東京間の「運行系統における横須賀線」の駅について触れる。東京より先、千葉方面はJR総武快速線を参考。
- 特定都区市内制度適用範囲の駅 : 浜=横浜市内、山=東京山手線内、区=東京都区内
- 営業キロ : 鶴見駅 - 品川駅間は経路特定区間に指定されており、旅客がこの区間を挟んで乗車する場合は、新川崎駅・武蔵小杉駅・西大井駅経由よりも2.9 km短い東海道線・京浜東北線川崎駅・大井町駅経由の営業キロで運賃を計算する。
- 停車駅
- 接続路線 : 東日本旅客鉄道と東急電鉄の路線名は運転系統上の名称(正式路線名とは異なる)。駅名が異なる場合は⇒印で駅名を記す。
- 久里浜駅 - 横須賀駅間は単線区間。久里浜駅・衣笠駅では列車交換可能、横須賀駅では久里浜発着列車同士の列車交換不可
- 信号設備上は、西大井駅 - 品川駅間で大崎駅(旧・蛇窪信号場および旧・目黒川信号場)を経由しているものの、正式路線上では経由していないものとして扱われる。
- 武蔵小杉駅 - 西大井駅間で大田区、馬喰町駅 - 錦糸町駅間で台東区を通過するが、駅は設置されていない。
- 所在地…路線としての「横須賀線」は全駅神奈川県に所在。
- ◇:貨物取扱駅(定期貨物列車の発着なし)
- 横須賀駅 - 久里浜駅間は単線区間。横須賀駅では久里浜発着列車同士の列車交換不可、衣笠駅・久里浜駅では列車交換可能
- 駅番号は「JO 」(JR Yokosuka Line・Sōbu Line Rapid Service)
正式路線名 | 走行線路 | 駅番号 | 駅名 | 駅間営業キロ | 累計 営業キロ |
停車種別 | 接続路線・備考 | 所在地 | ||||||||||
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品鶴線経由 [* 1] |
各線区毎 | 特急 | 湘南新宿ライン | 横須賀線・総武線直通 普通 | ||||||||||||||
湘南 | 踊り子 | 成田エクスプレス | ||||||||||||||||
横須賀線 | JO 01 | 久里浜駅 | - | 0.0 | [* 2] 23.9 |
東海道線直通 | ● | 京浜急行電鉄:KK 久里浜線 ⇒京急久里浜駅 (KK 67) | 神奈川県 | 横須賀市 | ||||||||
JO 02 | 衣笠駅 | 4.6 | 4.6 | 19.3 | ● | |||||||||||||
JO 03 | 横須賀駅 | 3.4 | 8.0 | 15.9 | ● | 京浜急行電鉄:KK 本線 ⇒逸見駅 (KK 57)・汐入駅 (KK 58) | ||||||||||||
JO 04 | 田浦駅 | 2.1 | 10.1 | 13.8 | ● | |||||||||||||
JO 05 | 東逗子駅 | 3.4 | 13.5 | 10.4 | ● | 逗子市 | ||||||||||||
JO 06 | 逗子駅 | 2.0 | 15.5 | 8.4 | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JS 湘南新宿ライン (JS 06)(逗子から西大井まで同一路線) 京浜急行電鉄:KK 逗子線 ⇒逗子・葉山駅 (KK 53) 一部列車は逗子で増解結を行う。また、湘南新宿ラインは逗子まで | |||||||||||
JO 07 | 鎌倉駅 | 3.9 | 19.4 | 4.5 | ● | ● | 江ノ島電鉄:EN 江ノ島電鉄線 (EN 15) | 鎌倉市 | ||||||||||
JO 08 | 北鎌倉駅 | 2.2 | 21.6 | 2.3 | ● | ● | ||||||||||||
JT 東海道線〈藤沢・国府津・小田原方面(湘南新宿ライン、東海道 - 高崎系統列車)直通〉 | ||||||||||||||||||
OFN JO 09 |
大船駅 | 2.3 | 23.9 | 0.0 [* 2] |
東海道貨物線(横浜羽沢貨物駅経由) | 東海道線直通 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JT 東海道線 (JT 07)・JK 根岸線 (JK 01) 湘南モノレール:■ 江の島線 (SMR1) | ||||||||
東海道本線 | 横須賀線用線路 | [* 3] 46.5 |
横浜市 | 栄区 | ||||||||||||||
TTK JO 10 |
浜 戸塚駅 | 5.6 | 29.5 | 40.9 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JT 東海道線 (JT 06) 横浜市営地下鉄:B ブルーライン(1号線)(B 06) |
戸塚区 | |||||||||
JO 11 | 浜 東戸塚駅 | 4.2 | 33.7 | 36.7 | | | ■ | ● | |||||||||||
JO 12 | 浜 保土ケ谷駅 | 4.9 | 38.6 | 31.8 | | | ■ | ● | 保土ケ谷区 | ||||||||||
YHM JO 13 |
浜 横浜駅 | 3.0 | 41.6 | 28.8 | ● | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JT 東海道線 (JT 05)[* 4]・JK 京浜東北・根岸線・JH 横浜線直通 (JK 12)[* 4] 東急電鉄:TY 東横線 (TY 21) 横浜高速鉄道:MM みなとみらい線 (MM 01) 京浜急行電鉄:KK 本線 (KK 37) 相模鉄道:SO 本線 (SO 01) 横浜市営地下鉄:B ブルーライン(3号線)(B 20) 踊り子は東海道線ホームに停車 |
西区 | ||||||||
鶴見駅 | - | 48.7 | 21.7 [* 3] |
| | | | | | | | 横須賀線電車はホームがないため停車しないが、停車要望は少なくない。 当駅で横須賀線用線路から品鶴線(東海道本線支線)に入る。 |
鶴見区 | |||||||||
品鶴線 | [* 5] 17.8 | |||||||||||||||||
JO 14 | 新川崎駅 | 12.2 | 57.7 | 12.7 | | | | | ■ | ● | 新川崎駅から川崎駅は6キロほど離れている。 | 川崎市 | 幸区 | |||||||
MKG JO 15 |
武蔵小杉駅 | 2.7 | 60.4 | 10.0 | | | ● | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JN 南武線 (JN 07)・SO 相鉄線直通(相鉄・JR直通線)(JS 15)(羽沢横浜国大・西谷・海老名方面)[* 6][* 7] 東急電鉄:TY 東横線 (TY 11)・MG 目黒線 (MG 11) |
中原区 | |||||||
JO 16 | 区 西大井駅 | 6.4 | 66.8 | 3.6 | | | | | | | ■ | ● | 東日本旅客鉄道:JS 湘南新宿ライン(JS 16)・JA 埼京線直通(相鉄・JR直通線)(JS 16)(大崎・新宿・池袋方面)[* 8] | 東京都 | 品川区 | ||||||
JS 湘南新宿ライン・JA 埼京・川越線〈大崎・渋谷・新宿方面〉 | ||||||||||||||||||
SGW JO 17 |
山区 品川駅 | 1.3 | 70.4 | 0.0 [* 5] |
● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JT 東海道線 (JT 03)・JY 山手線 (JY 25)・JK 京浜東北線 (JK 20) 東海旅客鉄道:🚅︎ 東海道・山陽新幹線 京浜急行電鉄:KK 本線 (KK 01) |
港区 | |||||||||
地下線(東京トンネル) | [* 9] 6.8 | |||||||||||||||||
SMB JO 18 |
山区 新橋駅 | 4.9 | 75.3 | 1.9 | ● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:JT 東海道線 (JT 02)・JY 山手線 (JY 29)・JK 京浜東北線 (JK 24) 東京地下鉄:G 銀座線 (G-08) 都営地下鉄:A 浅草線 (A-10) ゆりかもめ:U 東京臨海新交通臨海線 (U-01) 東海道線川崎経由の特急「湘南」は通過する。 | ||||||||||
TYO JO 19 |
山区 東京駅 | 1.9 | 77.2 | 0.0 [* 10] |
● | ● | ● | 東日本旅客鉄道:🚅︎ 東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・北海道新幹線・上越新幹線・北陸新幹線・JO 総武快速線(新日本橋・馬喰町・錦糸町・千葉方面)直通・JT 東海道線 (JT 01)・JC 中央線(快速) (JC 01)・JY 山手線 (JY 01)・JK 京浜東北線 (JK 26)・■ 上野東京ライン(JU 宇都宮線(東北線)・高崎線・JJ 常磐線直通)(JU 01)・JE 京葉線 (JE 01) 東海旅客鉄道:🚅︎ 東海道・山陽新幹線 東京地下鉄:M 丸ノ内線 (M-17) 東京地下鉄:T 東西線 ⇒大手町駅 (T-09) 東京地下鉄:C 千代田線 ⇒二重橋前〈丸の内〉駅 (C-10)[注 2] 都営地下鉄:I 三田線 ⇒大手町駅 (I-09)[注 2] |
千代田区 | |||||||||
直通運転区間 | JO 総武快速線・JO ■ 総武本線 成東駅まで 総武本線 佐倉駅経由 JO ■ 成田線 成田空港駅まで 成田線 香取駅経由 ■ 鹿島線 鹿島神宮駅まで ■ 外房線 上総一ノ宮駅まで 外房線 蘇我駅経由 ■ 内房線 君津駅まで |
- ↑ 久里浜駅を起点とした品鶴線経由の営業キロ。
- ↑ a b 大船駅からの横須賀線の正式営業キロ。
- ↑ a b 東京駅からの東海道本線(川崎駅経由)鶴見駅 - 大船駅間の営業キロ。
- ↑ a b 鶴見駅、新子安駅、東神奈川駅、戸塚駅・桜木町駅方面または川崎駅・蒲田駅方面もしくは大口駅方面から羽沢横浜国大駅との各駅相互間には区間外乗車の特例が設定されている。
- ↑ a b 品川駅からの東海道本線支線(品鶴線)の正式営業キロ。
- ↑ 横浜駅 - 鶴見駅 - 新川崎駅 - 武蔵小杉駅 - 羽沢横浜国大駅には区間外乗車の特例が設定されており、鶴見駅 - 横浜駅 - 新川崎駅 - 武蔵小杉駅間の重複乗車が認められる。
- ↑ 東急の「武蔵小杉駅」は南武線、向河原から乗り換えたほうが近いため便利である。
- ↑ 西大井駅 - 大崎駅間は品川駅経由で運賃が計算される(西大井駅 - 品川駅 - 大崎駅というルートで計算される)ただし、武蔵小杉駅 - 西大井駅 - 品川駅 - 大崎駅 - 高輪ゲートウェイ駅間には区間外乗車の特例が設定されており、品川駅 - 大崎駅間の重複乗車が認められる。
- ↑ 東京駅からの東海道本線の営業キロ。鶴見駅以遠は川崎駅経由で表記
- ↑ 東京駅からの東海道本線の営業キロ。
廃駅・廃止信号場[編集]
東京駅 - 大船駅間については「東海道本線#廃駅」を参照
- 扇ヶ谷仮信号場:廃止日不詳、北鎌倉駅 - 鎌倉駅間、大船駅から約3.2km
- 名越仮信号場:廃止日不詳、鎌倉駅 - 逗子駅間、鎌倉駅から約1.4km
- 沼間信号場:1926年3月31日廃止、東逗子駅 - 田浦駅間、逗子駅から約3.5km
- 吉倉仮信号場:廃止日不詳、田浦駅 - 横須賀駅間、田浦駅から約1.1km
- 相模金谷仮乗降場:1945年8月廃止、横須賀駅 - 衣笠駅間
過去の接続路線[編集]
- 大船駅:ドリーム開発ドリームランド線 - 1967年9月27日休止、2003年9月18日廃止
- 逗子駅:海軍逗子駅側線 → 駐留軍池子弾薬庫逗子駅側線[5]
- 田浦駅:海軍田浦駅側線 → 駐留軍箱崎燃料補給所田浦駅側線/東京湾倉庫[注 3]田浦駅側線/相模運輸倉庫田浦駅側線[6]
- 横須賀駅:海軍省横須賀工廠横須賀駅側線 → 駐留軍横須賀駅海軍側線/浦賀重工業浦賀工場横須賀駅側線[7]
- 久里浜駅:海軍久里浜駅側線 → 駐留軍久里浜駅軍用側線[8]
計画のみの接続路線[編集]
- 衣笠駅:京急武山線
使用車両[編集]
横須賀線[編集]
- 113系(大船電車区・幕張電車区)
- E217系(鎌倉車両センター所属、1994年12月3日 - )
-
- 1995年(平成7年)度から運用。多くの列車が基本編成11両と付属編成4両の15両編成で運行されているが、日中時間帯を中心に11両編成で運転する列車も多数運行される。また、逗子駅 - 久里浜駅間では4両編成単独での運用も存在する。基本編成4・5号車に2階建てグリーン車が連結されている。
- 通称「スカ色」と呼ばれる青とクリーム色()の帯が巻かれている。この色は113系から継承されている。
- 東京方から付属編成4両(増1 - 増4号車)・基本編成11両(1 - 11号車)の構成となっており、基本編成の4・5号車が2階建てグリーン車、それ以外が普通車である。普通車は4扉、ロングシートが基本であるが、基本編成の千葉寄りの3両(9・10・11号車)のみセミクロスシート。
- E235系1000番台(鎌倉車両センター所属、2020年12月21日 - )
- グリーン車2両を含む基本編成11両+付属編成4両という構成はE217系と同様だが、本形式では普通車全席がロングシートとなった。また、普通列車のグリーン車としては公衆無線LANと各座席へのコンセント設置が初めて導入された。車両の近くでもWi-Fiが使えることで有名である。(環境により使えない場合あり。)
湘南新宿ライン[編集]
- E231系1000番台・E233系3000番台(小山車両センター・国府津車両センター所属、2001年12月1日 - )
- E231系は開業当初は小山車両センターだけであったが、後に国府津車両センターの車両も乗り入れている。基本は横須賀線直通列車が小山車両センター、東海道線直通列車が国府津車両センターの持ち回りだが、一部運用は共通化されている。
- このほかにも、E217系と215系が使用されていた。
特急列車[編集]
- JR東日本253系電車(大船電車区所属。1991年3月19日 - 2010年6月30日)
- 特急「成田エクスプレス」として運用。
- E257系(幕張車両センター所属)
-
- 上記の255系と同様の列車の他、特急「あやめ祭り」などの臨時列車で運用されている。
- E259系(鎌倉車両センター所属)
-
- 特急「成田エクスプレス」で運用されている。
関連項目[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 大船駅発着と新宿駅発着は東京駅で分割・併合する。
- ↑ この区間の大船駅発着と新宿駅発着は、併合して運行。
- ↑ この区間の大船駅発着と新宿駅発着は、併合して運行。
- ↑ “Suica連絡定期券のJR東日本/私鉄・地下鉄「接続駅」”. 東日本旅客鉄道. 2021年11月9日確認。
- ↑ 『機関車表』 p.9251-9252
- ↑ 『機関車表』 p.9239-9242
- ↑ 『機関車表』 p.9382-9384
- ↑ 『機関車表』 p.9207
外部リンク[編集]
JR東日本の鉄道路線 |