JR赤羽線
東日本旅客鉄道(JR東日本) JA 赤羽線 | |
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基本情報 | |
通称 | 埼京線 |
国 | 日本 |
所在地 | 東京都豊島区、北区 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 池袋駅 |
終点 | 赤羽駅 |
駅数 | 4駅 |
路線記号 | JA |
開業 | 1885年3月1日(日本鉄道) |
線路名称制定 | 1972年7月15日(国鉄赤羽線) |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
車両基地 | 川越車両センター、東臨運輸区、かしわ台車両センター |
使用車両 | #使用車両を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 5.5 km |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 移動閉塞式 |
保安装置 | ATACS |
最高速度 | 池袋駅 - 板橋駅間95 km/h 板橋駅 - 赤羽駅間90 km/h |
赤羽線(あかばねせん)は、池袋駅と赤羽駅を行ったり来たりするだけの国鉄路線……だったが、今では埼玉と東京を結ぶ大動脈・埼京線の一部となっている、JR東日本の路線。
全線が電化・複線化されている。
概要[編集]
東京駅なき時代、南の玄関は新橋駅、北の玄関は上野駅と離れていた。そこで1885年、東海道本線と東北本線を接続する路線として、赤羽駅から品川駅までを「山手線」として建設することとなった。中山道の宿場町として栄えていた板橋に駅が設置され、一方で農村である池袋に駅は設置されなかった。
このような経緯から、現在の山手線となる池袋駅 - 田端駅が建設された際には、この区間は山手線の支線とされた。池袋駅もこの時の開業である。
その後、東京駅が開業し、東京駅と上野駅の間もつながった1925年、山手線は現在のように環状運転を行うこととなった。これ以降、池袋駅 - 赤羽駅間は支線同然の扱いとなり、たった4駅を行ったり来たりするだけになった。分岐駅である池袋は東武・西武のターミナル駅を抱える副都心として栄える一方、かつて東京北西部の中心であった板橋は影が薄くなっていった。
「赤羽線」はこのときに呼ばれ始めた通称であったが、1972年には品川駅 - 池袋駅 - 田端駅が「山手線」の本線となり、池袋駅 - 赤羽駅間は「赤羽線」が正式名称となった。
そんなこんなで60年も4駅を行き来していた赤羽線に機運が訪れるのは1985年の埼京線開業。大宮駅から赤羽駅までを東北本線の別線として建設し、川越線と赤羽線に乗り入れることとなった。このときから、旅客向けに「赤羽線」と案内されることはなくなり、「埼京線」の一部として案内されることとなった。
以降の運行の概要については「埼京線」を参照
以来、赤羽線という名を表に見せることなく[1]、埼玉県から新宿方面への通勤需要を支え続けている。
駅一覧[編集]
各列車種別の停車駅・接続路線などについては「埼京線#駅一覧」を参照
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業キロ |
所在地 |
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IKB JA 12 |
山区 池袋駅 | - | 0.0 | 豊島区 |
JA 13 | 区 板橋駅 | 1.8 | 1.8 | 北区 |
JA 14 | 区 十条駅 | 1.7 | 3.5 | |
ABN JA 15 |
区 赤羽駅 | 2.0 | 5.5 |
廃駅[編集]
脚注[編集]
- ↑ 踏切には赤羽線と書いてあるので、今でも拝むことは可能。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
JR東日本の鉄道路線 |