湘南新宿ライン

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湘南新宿ライン (しょうなんしんじゅくライン) は埼玉県さいたま市大宮駅から東京都赤羽駅池袋駅新宿駅渋谷駅神奈川県川崎市武蔵小杉駅横浜市横浜駅を経由して鎌倉市大船駅に至る、東海道本線高崎線横須賀線東北本線 (宇都宮線) の運行系統の一部である。また、相鉄線直通列車も途中ここを通る。路線記号はJS

停車駅と運行系統[編集]

停車駅:大宮駅 - 浦和駅 - 赤羽駅 - 池袋駅 - 新宿駅 - 渋谷駅 - 大崎駅 - 西大井駅 - 武蔵小杉駅 - 新川崎駅 - 横浜駅 - 保土ヶ谷駅 - 東戸塚駅 - 戸塚駅 - 大船駅 - 小田原逗子方面

基本的に、運行区間は東海道線 - 高崎線と横須賀線 - 宇都宮線に分かれている。東海道線 - 高崎線の列車は快速運転を行い、西大井・新川崎・保土ヶ谷・東戸塚を通過する。

川口駅への停車運動[編集]

川口駅は、約57万人の人口を抱える川口市の中心的な駅であり、2009年度は埼玉県内で大宮駅に次いで2番目に多い1日あたりの平均乗車人員を計上[1]しながら京浜東北線以外にホームがないという現状を受け、「川口駅に急行を」を合言葉に市民団体が設立され、湘南新宿ラインの川口駅停車を実現する会が署名活動を行っている。また商業地規模も埼玉県内で大宮駅に次いで2番目の規模である。この会の具体的な活動の例としては自由民主党川口市議会議員団が、24,258名の署名を添えて2009年7月30日に湘南新宿ラインの川口駅停車を要望する要望書を東日本旅客鉄道へ提出している[2]

湘南新宿ラインの列車を停車させるには新たなホームの設置、線路の移設といった技術面の問題のほか、営業上の都合として営業キロがわずか2.6キロしか離れていない赤羽駅の存在もネックとなる。

まず技術面であるが、川口市は新たにホームを設置するために必要とされる土地はすでに西口のリリア付近に市有地として確保している。そのため新たにホームを設置するための用地買収をJR東日本が新たに行う必要はなく、湘南新宿ラインの下り線線路を西へ移設する工事も技術的には容易であろう。実際2009年10月5日の埼玉県議会にて、JR東日本では「詳細な設計をしないと明確には言えないものの、地形上、構造上の問題も含め技術的には可能」としている旨が述べられている[3]

そのため、川口駅への湘南新宿ラインの停車が難しい理由は営業上の都合が大きいことがわかる。前述のように赤羽駅と川口駅は営業キロで2.6キロしか離れておらず、現行の唯一の路線である京浜東北線を用いても平均4分で赤羽駅に到着することができる。しかしながら高崎線の停車駅は大宮駅さいたま新都心駅と連続しており、その間は川口駅赤羽駅間の半分の距離しかない。赤羽駅の停車を存続したまま川口駅へも停車することを考えた場合、列車の到着時間が伸びてしまいこの2駅を通過するだけの利用客に対しての利便性が低下する。とはいえ川口駅以北駅の1路線当たりの利用者が川口駅の半分未満でありながら停車しているということと川口駅周辺の商業規模を踏まえれば、川口駅以北駅の利便性を根拠に反論するということは、川口駅以北の停車駅を廃止にすれば、利便性は変わらないという主張に負け説得力に乏しい。しかしJR東日本では「大宮駅以南の停車駅が多くなることや隣の赤羽駅に停車していることなどから、中距離電車としての速達性を考慮すると川口駅に停車させることは困難」としている旨が2009年10月5日の県議会にて述べられている[3]

脚注[編集]

  1. 東日本旅客鉄道1日あたり平均乗車人員
  2. 自由民主党川口市議会議員団 JR川口駅に湘南新宿ラインの停車を求める要望書Icons-mini-file acrobat.gif PDF
  3. 3.0 3.1 埼玉県議会会議録 平成21年9月定例会-10月05日-05号 埼玉県議会議員茅野和廣の質問に対する埼玉県企画財政部長 池田達雄の答弁。埼玉県議会公式サイトの会議録検索システムから参照。