京急本線
Keikyu Main Line
品川を出発した京急1500形 | |
所在地 | 東京都・神奈川県 |
起点 | 品川駅 |
終点 | 浦賀駅 |
駅数 | 50駅 |
路線記号 | KK |
開業 | 1901年(明治34年)2月1日 |
全通 | 1968年(昭和43年)6月21日 |
所有者 | 京浜急行電鉄 |
運営者 | 京浜急行電鉄 |
貨物 | なし |
使用車両 | 車両節参照 |
路線距離 | 56.7km |
営業キロ | 56.7km |
軌間 | 1435mm |
線路数 | 複線[1] |
電化方式 | 直流1500V |
保安装置 | C-ATS |
最高速度 | 120km[2] 110km[3] 95km[4] |
京急本線(けいきゅうほんせん)は、品川駅と浦賀駅を結ぶ京浜急行電鉄の鉄道路線である。
概要[編集]
通勤通学以外に羽田空港や三浦半島へのアクセス路線の役割も担っている。都営浅草線経由で京成線とも直通している。
利用者が一番多いのは品川駅ではなく横浜駅で最混雑区間も戸部→横浜間である。
また、一部の駅では接近メロディを導入していたり特別塗装車両が運転されているなど沿線住民だけでなく鉄道ファンからも愛される路線。
運行形態[編集]
日中は羽田空港アクセスの快特・エアポート快特、横浜方面の快特、普通が10分に1本運転されている。
朝夕には特急や品川方面直通のエアポート急行など日中は運転されない種別も運転している。
快特[編集]
京浜急行電鉄の看板列車。
品川 - 横浜間は最高速度120km/hで運転していて日中も混雑する。
日中は横浜方面の列車と羽田空港発着の列車が20分に1本ずつ運転している。
朝や平日夕方以降の列車は品川~金沢文庫間で12両編成の運転をしている。
日中の都営線に直通しない列車は2扉オールクロスシートの2100形が使用されている[5]。
詳細は「快特 (京急)」を参照
停車駅[編集]
快特 (京急)の記事を参照
特急[編集]
都営線直通の主力列車。
ほぼ終日にわたって20分に1本運転されていて、多くが都営線に直通する。
朝の電車は金沢文庫 - 品川間12両編成で運転する電車が多い。
停車駅[編集]
泉岳寺駅-品川駅-青物横丁駅-平和島駅-京急蒲田駅-京急川崎駅-神奈川新町駅-横浜駅-上大岡駅-金沢文庫駅-金沢八景駅-追浜駅-汐入駅-横須賀中央駅-堀ノ内駅-堀ノ内駅以遠各駅停車
逗子線、空港線内は各駅に停車
急行[編集]
品川方面 - 羽田空港直通系統[編集]
1993年の羽田直通開始に合わせて登場。品川・東京都心エリアから羽田空港へのアクセスを目的に設定されている。開設当初は終日10分間隔で運行されていたが、2003年の改正にて日中時間帯は半分を快特またはエアポート快特に変更され20分間隔の運行となった。2010年の改正にて後述する横浜側の急行の再設定に合わせて停車駅をそのままにエアポート急行に改称。2012年の改正にて日中の全列車を快特またはエアポート快特に変更することによって、同改正以降は平日朝・夕を中心に運行されている。
品川 - 京急蒲田間では特急の停車駅に加えて立会川にも停車する。車両は京急・都営・京成・北総の各社8両編成が使用される。
2022年の改正にて急行に名称を戻した。停車駅の変更は行われていない。また、この改正にて平日3本土休日2本限定で品川 - 金沢文庫・逗子・葉山直通の列車が少ないながらも設定された。
羽田空港 - 逗子・葉山系統[編集]
横浜・横須賀エリアと羽田空港をダイレクトに結ぶ系統。日中時間帯は20分に1本の割合で運行される。金沢八景/文庫にて特急の待ち合わせ後、京急蒲田まで先行するのですいている穴場列車として利用しやすい。車両は京急車・都営車の8両編成がメインで使用されるが、平日は日中を中心に6両編成で運行される列車もある。
横浜方面と羽田空港を直通する列車の起源は1999年にまでさかのぼる。この年の白紙改正にて三浦海岸4時50分発快特羽田空港行の列車が初めて設定された。当時は京急蒲田駅1番線ホームに横浜方面からダイレクトに入線することができなかったため、京急蒲田3番線で客扱い後、いったん品川方の渡り線を利用して1番線に入線する形をとっていた。この形態は列車本数が少ない早朝だからこそなせた業であり、これ以外に設定されることはなかった。
転機が訪れたのは、2003年のことである。この年、京急蒲田駅1番線ホームから直接横浜方面に向かうことができる線路が新設されたことによって、これ以降横浜方面の直通が増加していくことになる。当時の直通列車は新逗子または浦賀を普通として出発し、金沢文庫にて快特と連結、京急川崎で切り離し&特急に種別変更をおこない羽田空港まで向かう形となった。つまり以下の形となった。
- 新逗子/浦賀 - (普通) - 金沢文庫 - (快特)- 京急川崎 - (特急) - 羽田空港
これにより、快特の輸送力増強と金沢文庫以南の速達サービスの提供、そして横浜と羽田空港の直通と一定の利便性が図られることになった。しかし、この運行形態はわ かりにくく、4両編成での運行にせざるを得なかった。羽田空港の再国際線化も相まって々輸送力が足りなることが容易に想像された。そこで、従来のわかりにくい運行形態を一新し、併せて本線の普通停車駅間の移動の回遊性を高めるべく2010年にエアポート急行として復活した。
復活当時は20分に1本、日中のみの運行であったが、2012年の改正にて10分に1本、平日朝を除くほぼ終日にわたって運行されるようになった。
2023年の改正にて停車駅をそのままに急行に名称変更を実施。
普通[編集]
他社でいう各駅停車。駅があまりにも多く、退避も多いので普通を乗り通すと区間によっては快特の倍の時間がかかる。
ラッシュ時は10本以上の優等列車に抜かれるものもある。
ホーム有効長の関係から優等列車からの折り返しを除き、4両または6両編成が使用される。朝夕には逗子線・久里浜線・空港線に直通する列車も運転されている。
運行ダイヤの変還[編集]
日時\駅名 | 品川 | … | 京急蒲田 | … | 京急川崎 | … | 横浜 | … | 金沢文庫 | 金沢八景 | … | 堀ノ内 | … | 浦賀 | 1時間当たりの本数 | ||||||||
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- 1999年7月31日 | 3本 | ||||||||||||||||||||||
→ 京急久里浜・三崎口 | |||||||||||||||||||||||
1999年7月31日 - | 3 - 4本[6] | ||||||||||||||||||||||
→ 新逗子 | |||||||||||||||||||||||
2 - 3本[7] | |||||||||||||||||||||||
→ 新逗子 | |||||||||||||||||||||||
2002年10月12日 - | 3本 | ||||||||||||||||||||||
→ 新逗子 | |||||||||||||||||||||||
←羽田空港 | 特急 | 快特 | |||||||||||||||||||||
→ 新逗子 | |||||||||||||||||||||||
2010年5月16日 - | 6本 | ||||||||||||||||||||||
→ 新逗子 | 3本 | ||||||||||||||||||||||
2011年4月4日 - | 6本 | ||||||||||||||||||||||
2012年10月21日 - | 6本 | ||||||||||||||||||||||
回送 | 3本 | ||||||||||||||||||||||
2020年5月9日 - | 6本 |
運行本数[編集]
以上をまとめると、日中時間帯の運行本数は以下の通りとなる。
- 2022年11月現在
種別\駅名 | 浅草線直通 | 泉岳寺 | 品川 | … | 京急蒲田 | … | 京急川崎 | … | 金沢文庫 | 金沢八景 | … | 堀ノ内 | … | 浦賀 | ||||||||
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運行区間 | エアポート快特 | 成田空港← | 1 - 2本 | →羽田空港 | ||||||||||||||||||
快特 | 青砥・高砂← | 1 - 2本 | ||||||||||||||||||||
3本 | →京急久里浜 | |||||||||||||||||||||
特急 | 印旛日本医大← | 3本 | →羽田空港 | |||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | →三崎口 | ||||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | |||||||||||||||||||||
空港直通急行 | 羽田空港← | 3本 | →逗子・葉山 | |||||||||||||||||||
普通 | 6本 |
種別\駅名 | 浅草線直通 | 泉岳寺 | 品川 | … | 京急蒲田 | … | 京急川崎 | … | 金沢文庫 | 金沢八景 | … | 堀ノ内 | … | 浦賀 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運行区間 | エアポート快特 | 成田空港← | 1 - 2本 | →羽田空港 | ||||||||||||||||||
快特 | 青砥・高砂← | 1 - 2本 | ||||||||||||||||||||
3本 | →三崎口 | |||||||||||||||||||||
特急 | 印旛日本医大← | 3本 | →羽田空港 | |||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | →三崎口 | ||||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | |||||||||||||||||||||
空港直通急行 | 羽田空港← | 3本 | →逗子・葉山 | |||||||||||||||||||
普通 | 6本 |
- 2020年5月現在
種別\駅名 | 浅草線直通 | 泉岳寺 | 品川 | … | 京急蒲田 | … | 京急川崎 | … | 金沢文庫 | 金沢八景 | … | 堀ノ内 | … | 浦賀 | ||||||||
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運行区間 | エアポート快特 | 成田空港← | 1 - 2本 | →羽田空港 | ||||||||||||||||||
快特 | 青砥・高砂← | 1 - 2本 | ||||||||||||||||||||
印旛日本医大← | 3本 | |||||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | →三崎口 | ||||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | |||||||||||||||||||||
3本 | →京急久里浜 | |||||||||||||||||||||
空港直通急行 | 羽田空港← | 6本 | →逗子・葉山 | |||||||||||||||||||
普通 | 6本 |
種別\駅名 | 浅草線直通 | 泉岳寺 | 品川 | … | 京急蒲田 | … | 京急川崎 | … | 金沢文庫 | 金沢八景 | … | 堀ノ内 | … | 浦賀 | ||||||||
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運行区間 | エアポート快特 | 成田空港← | 1 - 2本 | →羽田空港 | ||||||||||||||||||
快特 | 青砥・高砂← | 1 - 2本 | ||||||||||||||||||||
印旛日本医大← | 3本 | |||||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | →三崎口 | ||||||||||||||||||||
青砥・高砂← | 1 - 2本 | |||||||||||||||||||||
3本 | ||||||||||||||||||||||
空港直通急行 | 羽田空港← | 6本 | →逗子・葉山 | |||||||||||||||||||
普通 | 6本 |
過去の列車種別[編集]
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通勤快特[編集]
1981年6月22日のダイヤ改正で特急の一部を横浜以北において快速特急になる形で登場した種別。平日朝の上り、平日夕方の下りに運行されていた。1995年のダイヤ改正で京急蒲田にも停車するようになったため、特急や快速特急とは独立して案内されるようになった。1999年7月のダイヤ改正で名称自体は廃止されたものの、現在でも平日朝の上り特急の一部は金沢文庫以北で快特となる形で運行されている。
ハイキング特急[編集]
海水浴特急[編集]
週末特急[編集]
1950年代に特急の一部を変更する形で運行されていた。停車駅は99年改正までの快特に近い。名前の通り週末(土曜日)に下り2本だけ運行されていた。のちに、ハイキング特急と統合する形で快速特急(現在の快特)に発展を遂げた。
通勤特急[編集]
急行(初代)[編集]
逗子方面への急行列車が運転開始されたのは非常に古く、資料がある限りでは1938年の夏の海水浴ダイヤには運行されていた。この時は品川 - 浦賀間と品川 - 逗子間の急行がそれぞれ6分間隔で運行されていた。その後は戦争の状況悪化に伴って運行区間短縮や運行休止に追い込まれた。1949年4月24日のダイヤ改正で復活したものの30分間隔、5往復のみという有様であった。その年の7月には「直通列車」という種別が新設され、従来の急行に代わって15分間隔で運行されるようになった。その後、準急に代わって増発されていき、1954年7月7日のダイヤ改正で終日にわたって運行されるようになった。
その後は高度経済成長や海水浴ブームの変化によって細かい改良がくわえられつつも運行された。1990年代半ばには品川方面 - 羽田と京急川崎 - 新逗子の2系統が運行され、前者は羽田直通、後者は普通停車駅間の速達サービスとして運行されていた。しかし、1999年の改正によって、後者に当たる京急川崎 - 新逗子の運行が廃止され、全車の羽田直通も特急・快特に半分が置き換えられ存在感が低下した。2010年の羽田 - 新逗子間の急行系統の再設定にあわせて、空港直通を意識したエアポート急行に再編。初代の急行は1938年から72年もの歴史に幕を閉じた。
その後、2023年の改正にて、エアポート急行は急行に名称を変更したが、停車駅・運行形態はエアポート急行時代のものをそのまま引き継いでいる。
通勤急行[編集]
準急[編集]
1950年4月1日のダイヤ改正で急行とともに登場した種別。1952年のダイヤ改正で急行に格上げされる形で大幅に運行本数が削減され、1954年7月のダイヤ改正で運行を終了した。
沿線[編集]
都営浅草線との連絡駅、泉岳寺を出るとすぐ地上に出て品川駅に到着。 品川駅を発車するとすぐに左へカーブするとJR線を跨ぎ北品川駅。 青物横丁駅を出ると右にカーブし普通列車のほとんどが待避する鮫洲駅。 そのあと高架を進み梅屋敷駅を通過すると線路が2層に別れ蒲田要塞こと空港線との分岐駅、京急蒲田駅に到着。
六郷土手駅を過ぎ多摩川を渡ると神奈川県に入り京急川崎駅に到着。 花月総持寺駅からはJR線と並走する。 子安駅と車庫があり特急も停車する主要駅、神奈川新町駅の間は上りだけ線路が2本の区間。 神奈川駅からは再度JRと並走し京急で最も利用者が多い駅、横浜駅に到着。
その後はまたカーブし戸部駅へ。 ここらへんは線形が悪く上大岡駅までスピードを出せない。 京急百貨店と直結している上大岡駅を出ると線形は多少は改善される。 次の快特停車駅、金沢文庫駅は12両編成が運転できる最南端の駅で当駅始発の普通、エアポート急行も多い。 金沢文庫駅と金沢八景駅の間は複々線となっている。 金沢八景駅を出ると逗子線と分岐する。 このあたりからトンネルが増えて線形もまた悪くなる。 堀ノ内駅で三崎口方面の久里浜線と分岐し終点の浦賀に至る。
車両[編集]
自社車両[編集]
他社車両[編集]
- 東京都交通局5300形電車
- 東京都交通局5500形電車
- 京成3000形電車
- 京成3150形電車
- 京成3400形電車
- 京成3700形電車
- 北総7300形電車
- 北総7500形電車
- 千葉ニュータウン鉄道9100形電車
- 千葉ニュータウン鉄道9200形電車
- 千葉ニュータウン鉄道9800形電車
過去の車両[編集]
自社車両[編集]
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他社車両[編集]
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駅一覧[編集]
平均駅間距離は、都市部では700m前後、路線全体でも1.2km弱[8]で、並行するJR各線よりこまめに駅を設けている。また緩急接続を頻繁に行なうため、おおむね3-7駅ごとという頻度で待避可能駅を配置している。全て有人駅であり、自動改札機・自動券売機を備える。また2006年(平成18年)には全駅にAEDが設置された。
各駅のホーム有効長は停車種別により異なり、品川駅 - 金沢文庫駅の特急停車駅は12両(品川駅3番線及び、神奈川新町駅下りホームのみ8両)、その他の特急・エアポート急行停車駅(以前の運転区間を含む)は8両、普通列車のみ停車する駅は6両編成に対応する。ホーム番線は下り線側から1番線、2番線とされている。
頭に社名(京急)や金沢が付く駅や神奈川新町駅などは、冒頭部分を省略して「川崎」「新町」「文庫」「八景」などと略記されることもある。以前は列車の方向幕や時刻表でも省略形が多く見られた[9]。
- 普通は全区間で運転、全駅に停車。列車の折り返しは泉岳寺・品川・京急蒲田・京急川崎・神奈川新町・横浜・上大岡・金沢文庫・金沢八景・逸見・堀ノ内・浦賀の各駅で可能[注釈 1]。
- 下表では、快速・通勤特急・アクセス特急は泉岳寺 - 品川間のみの設定のため省略。
- エアポート急行は浅草線・品川方面 - 羽田空港間と羽田空港 - 横浜方面逗子・葉山間の運転であり、品川方面 - 横浜方面間直通はない。
- 8月15日、大田区平和都市宣言記念花火の祭典が行われた場合は臨時に六郷土手駅始発の空港線直通普通列車が運転されるほか、折り返しウィング号となる回送列車を特急列車として臨時停車させる。
- 8月上旬、三笠公園周辺での「よこすか開国祭花火大会」開催時には汐入駅に数本の快特が臨時停車する。さらに、特急と普通の臨時列車が運転される。
- 累計営業キロは品川駅からのもの。
- 凡例
- 停車駅 … ●・◎:停車(◎:定期列車の始発・終着のある駅)、|・↓・↑:通過(↓・↑:矢印の方向のみ運転)、=:経由しない
- 列車待避 … ◇:上下とも待避可能、△:上りのみ待避可能、▽:下りのみ待避可能、(空欄):待避不可
駅番号 [注釈 2] |
駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
急行 | 特急 | 快特 | エアポート快特 | イブニング・ウィング号 | モーニング・ウィング号 | 接続路線・備考 | 列車待避 | 所在地 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A-07 | 泉岳寺駅 | - | 1.2 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 都営地下鉄:A 浅草線 (A-07)(押上方面直通運転) 東日本旅客鉄道:JY 山手線・JK 京浜東北線(高輪ゲートウェイ駅:JY 26・JK 21) |
東京都 | 港区 | |||
(KK 73) | (新品川駅) | - | - | = | = | = | = | = | 留置線として使用される。 イベント等を除き旅客の乗り降りはできない。 |
|||||
KK 01 | 品川駅 | 1.2 | 0.0 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 東海旅客鉄道: 東海道新幹線 東日本旅客鉄道:JT 東海道線(上野東京ライン)(JT 03)・JO 横須賀線 (JO 17)・JY 山手線 (JY 25)・JK 京浜東北線 (JK 20) |
||||
KK 02 | 北品川駅 | 0.7 | 0.7 | | | | | | | | | ↓ | ↑ | 品川区 | ||||
KK 03 | 新馬場駅 | 0.7 | 1.4 | | | | | | | | | ↓ | ↑ | |||||
KK 04 | 青物横丁駅 | 0.8 | 2.2 | ● | ● | | | | | ↓ | ↑ | |||||
KK 05 | 鮫洲駅 【鮫洲運転免許試験場】 |
0.5 | 2.7 | | | | | | | | | ↓ | ↑ | ◇ | ||||
KK 06 | 立会川駅 (大井競馬場) |
0.8 | 3.5 | ● | | | | | | | ↓ | ↑ | |||||
KK 07 | 大森海岸駅 【しながわ水族館】 |
1.3 | 4.8 | | | | | | | | | ↓ | ↑ | |||||
KK 08 | 平和島駅 | 0.9 | 5.7 | ● | ● | | | | | ↓ | ↑ | ◇ | 大田区 | |||
KK 09 | 大森町駅 | 0.8 | 6.5 | | | | | | | | | ↓ | ↑ | |||||
KK 10 | 梅屋敷駅 (東邦大学前) |
0.7 | 7.2 | | | | | | | | | ↓ | ↑ | |||||
KK 11 | 京急蒲田駅 | 0.8 | 8.0 | ● | ◎ | ● | | | ↓ | ↑ | 京浜急行電鉄:KK 空港線(品川方面・横浜方面から羽田空港第1・第2ターミナル駅まで直通運転) | ◇ | |||
KK 18 | 雑色駅 | 1.4 | 9.4 | | | | | | | 空港線直通 | ↓ | ↑ | |||||
KK 19 | 六郷土手駅 | 1.2 | 10.6 | | | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 20 | 京急川崎駅 | 1.2 | 11.8 | ◎ | ◎ | ● | ↓ | ↑ | 京浜急行電鉄:KK 大師線 東日本旅客鉄道:JT 東海道線(上野東京ライン)・JK 京浜東北線・JN 南武線(川崎駅:JT 04・JK 16・JN 01) |
◇ | 神奈川県 | 川崎市 川崎区 | ||
KK 27 | 八丁畷駅 | 1.3 | 13.1 | | | | | | | ↓ | ↑ | 東日本旅客鉄道:JN 南武線(浜川崎支線) (JN 51) | |||||
KK 28 | 鶴見市場駅 | 0.7 | 13.8 | | | | | | | ↓ | ↑ | 横浜市 | 鶴見区 | ||||
KK 29 | 京急鶴見駅 (京三製作所本社)【大本山總持寺】 |
1.5 | 15.3 | ● | | | | | ↓ | ↑ | 東日本旅客鉄道:JK 京浜東北線・JI 鶴見線(鶴見駅:JK 15・JI 01) | △ | ||||
KK 30 | 花月総持寺駅 【旧駅名 花月園前】 |
0.8 | 16.1 | | | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 31 | 生麦駅 | 0.8 | 16.9 | | | | | | | ↓ | ↑ | ▽ | |||||
KK 32 | 京急新子安駅 | 1.4 | 18.3 | | | | | | | ↓ | ↑ | 神奈川区 | |||||
KK 33 | 子安駅 | 1.0 | 19.3 | | | | | | | ↓ | ↑ | ◇ | |||||
KK 34 | 神奈川新町駅 | 0.7 | 20.0 | ◎ | ◎ | | | ↓ | ↑ | 車庫所在駅 | ◇ | ||||
KK 35 | 京急東神奈川駅 【旧駅名 仲木戸】 |
0.5 | 20.5 | ● | | | | | ↓ | ↑ | 東日本旅客鉄道:JK 京浜東北線・JH 横浜線(東神奈川駅:JK 13・JH 13) | |||||
KK 36 | 神奈川駅 | 1.0 | 21.5 | | | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 37 | 横浜駅 (そごう・ポルタ前) |
0.7 | 22.2 | ◎ | ● | ● | ↓ | ↑ | 東日本旅客鉄道:JT 東海道線(上野東京ライン)(JT 05)・JO 横須賀線 (JO 13)・JS 湘南新宿ライン (JS 13)・JK 京浜東北線 (JK 12)・JK 根岸線 (JK 12)・JH 横浜線 東急電鉄:TY 東横線 (TY 21) 横浜高速鉄道:MM みなとみらい線 (MM 01) 相模鉄道:SO 本線 (SO 01) 横浜市営地下鉄:B ブルーライン(3号線) (B 20) |
西区 | ||||
KK 38 | 戸部駅 | 1.2 | 23.4 | | | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 39 | 日ノ出町駅 【野毛山動物園】 |
1.4 | 24.8 | ● | | | | | ↓ | ↑ | 中区 | |||||
KK 40 | 黄金町駅 | 0.8 | 25.6 | | | | | | | ↓ | ↑ | 南区 | |||||
KK 41 | 南太田駅 | 0.9 | 26.5 | | | | | | | ↓ | ↑ | ◇ | |||||
KK 42 | 井土ヶ谷駅 | 1.2 | 27.7 | ● | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 43 | 弘明寺駅 | 1.4 | 29.1 | ● | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 44 | 上大岡駅 | 1.7 | 30.8 | ● | ● | ● | ● | ● | 横浜市営地下鉄:B ブルーライン(1号線) (B 11) | ◇ | 港南区 | |||
KK 45 | 屏風浦駅 | 2.2 | 33.0 | | | | | | | ↓ | ↑ | 磯子区 | |||||
KK 46 | 杉田駅 | 1.3 | 34.3 | ● | | | | | ↓ | ↑ | 東日本旅客鉄道:JK 根岸線 (JK 05) 横浜シーサイドライン:■金沢シーサイドライン(新杉田駅:1) |
|||||
KK 47 | 京急富岡駅 | 2.4 | 36.7 | | | | | | | ↓ | ↑ | △ | 金沢区 | ||||
KK 48 | 能見台駅 | 0.7 | 37.4 | ● | | | | | ↓ | ↑ | ||||||
KK 49 | 金沢文庫駅 | 2.1 | 39.5 | ◎ | ◎ | ● | ● | ● | 車庫所在駅 | ◇ | ||||
KK 50 | 金沢八景駅 | 1.4 | 40.9 | ● | ● | ● | ● | ↑ | 京浜急行電鉄:KK 逗子線(品川方面から逗子・葉山駅まで直通運転) 横浜シーサイドライン:■金沢シーサイドライン (14) |
◇ | ||||
KK 54 | 追浜駅 【横須賀スタジアム】 |
1.9 | 42.8 | 逗子線直通 | ● | | | ↓ | ↑ | 横須賀市 | |||||
KK 55 | 京急田浦駅 | 1.7 | 44.5 | | | | | ↓ | ↑ | |||||||
KK 56 | 安針塚駅 | 2.6 | 47.1 | | | | | ↓ | ↑ | |||||||
KK 57 | 逸見駅 | 1.0 | 48.1 | | | | | ↓ | ↑ | ◇ | ||||||
KK 58 | 汐入駅 【横須賀芸術劇場】 |
1.1 | 49.2 | ● | | | ↓ | ↑ | |||||||
KK 59 | 横須賀中央駅 | 0.7 | 49.9 | ● | ● | ● | ◎ | |||||||
KK 60 | 県立大学駅 | 1.2 | 51.1 | | | | | ↓ | ↑ | |||||||
KK 61 | 堀ノ内駅 | 1.2 | 52.3 | ◎ | ● | ● | ↑ | 京浜急行電鉄:KK 久里浜線(品川方面から三崎口駅まで直通運転) | ▽ | |||||
KK 62 | 京急大津駅 | 0.8 | 53.1 | ● | 久里浜線直通 | |||||||||
KK 63 | 馬堀海岸駅 | 1.1 | 54.2 | ● | ||||||||||
KK 64 | 浦賀駅 | 1.3 | 55.5 | ◎ |
廃駅[編集]
当路線には、軌道線から高速鉄道化への過程や戦時休止などにより、多くの廃駅が存在する。
- 大横町駅
- 1904年(明治37年)5月8日開業。現在の北品川駅と新馬場駅の間に存在した。1908年(明治42年)廃止。
- 黒門駅
- 1904年(明治37年)5月8日開業。上記の大横町駅と現在の新馬場駅の間に存在した。1904年(明治37年)12月廃止。
- 北馬場駅、南馬場駅[10]
- 両駅とも1904年(明治37年)5月8日開業。北馬場駅は1943年(昭和18年)7月1日営業休止。1944年(昭和19年)11月10日廃止。1946年(昭和21年)10月再開業。高架化の際に統合され新馬場駅となった。
- 海晏寺駅
- 1904年(明治37年)5月8日開業。現在の青物横丁駅と鮫洲駅の間に存在した。1904年(明治37年)12月廃止。
- 浜川駅[10]
- 1904年(明治37年)5月8日開業。鮫洲駅と立会川駅の間、大井消防署前交差点付近に存在した。1942年(昭和17年)7月1日営業休止。1944年(昭和19年)11月10日[10]廃止。
- 土佐山駅[10]
- 1904年(明治37年)5月8日開業。上記の浜川駅と立会川駅の間に存在した。1912年5月9日廃止。駅名を体育会前駅[10]や学校前駅とする文献もある。
- 鈴ヶ森駅
- 1904年5月8日開業[10]。立会川駅と現在の大森海岸駅の間、国道15号架道橋の海岸側に存在した。高所に存在したが柵などの設備があまり整っていなかったことや、戦時中の防諜(スパイ防止)などの理由により、1942年7月1日営業休止。廃止時期不明。1990年の架道橋架け替えまで、ホーム跡が長く形跡をとどめていた。
- 大森駅
- 1901年2月1日、大森停車場前駅として開業。開業から1904年5月7日までは本線の起点、5月8日からは大森支線の終点で、現在の大森海岸駅の隣に存在した。その後、大森駅に改称(改称時期不明)。1937年3月8日廃止。
- 大森八幡駅
- 1901年2月1日、海岸駅として開業。現在の大森海岸駅と平和島駅の間、大森北交差点付近に存在した。1904年5月8日、停車場道駅に改称。1904年 - 1905年頃、八幡駅に改称。その後、大森八幡駅に改称(改称時期不明)。1943年7月1日営業休止。1944年11月10日[10]廃止。
- 大森海水浴場前駅
- 1926年 、夏季営業のみの臨時駅として開業。上記の八幡駅と現在の平和島駅の間に存在した。1929年廃止。
- 下町駅[10]
- 1901年2月1日開業。現在の京急蒲田駅と雑色駅の間、南蒲田交差点付近に存在した。1923年4月1日廃止。
- 出村駅
- 1901年2月1日開業[10]。上記の下町駅と雑色駅の間に存在した。車両の待避が可能な急行停車駅であったが、戦争により営業休止(休止時期不明)。1949年7月1日廃止。その後、跡地は京急蒲田駅付近高架化工事の用地となった。
- (駅名不詳)駅、八幡塚駅、中町駅
- 3駅とも1901年2月1日開業。八幡塚駅は六郷駅として開業。1902年、八幡塚駅に改称。1906年10月1日の専用軌道化の際に3駅が統合され、六郷堤駅(現在の六郷土手駅)となった。
- (駅名不詳)駅
- 1909年に臨時駅として開業。現在の鶴見市場駅と京急鶴見駅の間に存在した。廃止時期不明。
- 総持寺駅
- 1911年11月1日開業[11] 。現在の京急鶴見駅と花月総持寺駅の間、旧総持寺踏切南側に存在した。總持寺参拝のために設置された駅で、後に海岸電気軌道との乗換駅となった。1942年7月1日営業休止。1944年11月20日[11][10]廃止。
- キリン駅
- 1932年7月25日、キリンビール前駅として開業[10]。生麦駅と現在の京急新子安駅の間に存在した。駅名の通りキリンビールの工場付近に設置されていた。ビールは贅沢品であるという理由により、1944年10月20日、キリン駅に改称。戦争により営業休止[10](休止時期不明)。1949年7月1日廃止。
- 反町駅
- 1905年12月24日開業。現在の京急東神奈川駅と神奈川駅の間に存在した。1930年3月29日廃止[10]、それと同時に青木橋駅(現在の神奈川駅)が開業。
- 京浜神奈川駅
- 1905年12月24日、神奈川停車場前駅として開業。開業から1929年6月21日までは本線の終点で、現在の神奈川駅と横浜駅の間、東海道本線神奈川駅と同じ位置に存在した。その後、神奈川駅に改称(改称時期不明)。1925年11月1日、京浜神奈川駅に改称。1930年4月6日に青木橋駅に統合されて廃止[10][12] 、それと同時に青木橋駅が京浜神奈川駅(現在の神奈川駅)に改称[10]。
- 平沼駅[10]
- 1931年12月26日開業。横浜駅と戸部駅の間に存在した。1943年7月1日営業休止。1944年11月20日[10]廃止[13]。なお、かつて東海道本線に存在した平沼駅 とは無関係。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ 金沢文庫 - 金沢八景間は複々線、神奈川新町 - 子安間は上りのみ2線の3線構造
- ↑ 品川 - 横浜間の快特
- ↑ 横浜 - 堀ノ内間の快特・特急・エアポート急行
- ↑ 普通
- ↑ ただし代走で3扉ロングシートの車両が充当されることがある
- ↑ 4系統合わせて京急川崎 - 金沢八景間で毎時12本
- ↑ 4系統合わせて京急川崎 - 金沢八景間で毎時12本
- ↑ 大都市圏の鉄道サービス水準の実態について(PDF) - 一般財団法人運輸政策研究機構、2003年3月。
- ↑ “京急 主要駅時刻表”. web.archive.org (1998年7月2日). 2019年8月31日確認。
- ↑ a b c d e f g h i j k l m n o p q 今尾(2008)、p.34。
- ↑ a b 佐藤 (2006)、p.78。
- ↑ “京急にも反町駅があった!? 二つの反町駅の歴史にせまる! - [はまれぽ.com 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト]”. web.archive.org (2020年5月28日). 2020年5月28日確認。
- ↑ “京急線の「旧平沼駅」って今後はどうなるの? - [はまれぽ.com 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト]”. web.archive.org (2020年5月28日). 2020年5月28日確認。
参考文献[編集]
- 佐藤良介 『京急の駅 今昔・昭和の面影』 JTBパブリッシング、2006年2月。ISBN 9784533061752。
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