千代田区
概要[編集]
東京23区の中央部に位置する。北は文京区、台東区、東は中央区、南は港区、西は新宿区と接している。
面積は11.66㎢。その内、区の中心にある皇居が約12%の面積を占める。人口は平成29年(2017年)9月1日現在、6万940人[1]。高層ビルが多く、昼間人口は85万3千68人と夜間人口を大きく上回っている。即ち、この地に滞在している者は、昼間人口の1/10にも満たない。
中央区、港区と共に都心部を形成している。東京駅西側の大手町・丸の内は大企業や金融機関の本社が集中するビジネス街で日本の経済の中枢をなす。霞が関は外務省など政府機関が集中する官庁街、永田町は国会議事堂を中心に首相官邸、内閣府などがあり、国政の中枢をなす。神田駿河台(お茶の水)は大学が多く、学生街となっている。神田神保町は古書店街、秋葉原は電気街として知られる。新聞社・出版社・印刷会社・製本会社が多い。
歴史[編集]
1457年(康正3年)に大田道灌が江戸城を築いた。1590年(天正18年)に徳川家康が江戸に入り発展を開始した。旧江戸城の外濠に囲まれた地域が現在の千代田区にあたる。江戸時代、大部分は武家屋敷で、神田は商業地として繁栄した。江戸城は1868年(明治元年)に東京城、翌年の東京遷都で皇城、1888年(明治21年)に宮城、1948年(昭和23年)に皇居と改称した。
明治以降、官公庁が集中。現在の丸の内は陸軍の兵舎・練兵場となったが、1890年(明治23年)に三菱財閥の岩崎弥之助に払い下げられた。1894年(明治27年)に赤レンガ造のビル街が建設され、1914年(大正3年)には東京駅が開業し、丸の内はビジネス街として発展していった。1947年(昭和22年)に22区再編で麹町区、神田区が合併して千代田区が成立した。
交通[編集]
東京23区だけあってかなりの交通量があるため、交通網も充実している。
道路[編集]
*首都高速都心環状線 - 東京都の中核を担う高速道路。
鉄道[編集]
JR[編集]
東京メトロ[編集]
都営地下鉄[編集]
バス[編集]
脚注[編集]
- ↑ 千代田区のプロフィール(PDF)