国府津車両センター

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国府津車両センター(こうづしゃりょうせんたー)とは、東日本旅客鉄道首都圏本部が保有する車両基地である。

概要[編集]

神奈川県小田原市に立地し、JR御殿場線下曽我駅から徒歩15分・JR東海道線国府津駅から徒歩30分程度でアクセスできる。

現在は主に東海道線の普通列車電車が所属しており、特急型のE257系2000番台などは大宮総合車両センターに配置されている。また、JR南武線用車両が車輪転削のためにやってくるほか、運用を離脱した一部の鎌倉車両センター所属E217系が疎開されている。

歴史[編集]

  • 横須賀線電車が新川崎経由となる昭和55年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正に伴い新設。国鉄時代は南コツ表記であった。
  • JR東日本発足で、東コツ表記に、横浜支社発足で横コツの電略が長らく用いられてきたが、2022年の組織改編に伴い都コツへ改称された。

所属車両[編集]

現在の所属車両[編集]

E231系

K-01〜K-42編成の10両×42本と、S-01〜S-34編成の5両×34本が配置されている。現在は主要機器の更新工事を行っている。

E233系

E-01〜E-17編成の10両×17本と、E-51〜E-67・E-71〜E-74編成の5両×21本の布陣である。このうち国府津生え抜きの車両はE-01・02・51・52・71〜74編成のみであり、それ以外は田町車両センターもしくは高崎車両センターからの転属車である。

E131系

G-01〜G-12編成の4両×12本が在籍。2021年7月生まれの新星である。なお、G-11・G-12編成は線路モニタリング装置を搭載し580番台に区分される。

過去の所属車両[編集]

205系

相模線向けにR1〜R13編成の4両×13本が配置されていた。E131系の導入に伴う置き換えで2022年2月までに全編成が運用を離脱し、2023年度中に全車廃車となった。

215系

田町区よりNL1〜NL4編成の10両×4本が転入したダブルデッカーの快速用車両。臨時列車や留置線の肥やしとして大活躍した。

651系

「伊豆クレイル」用の4両編成一本が所属していた。

E217系

時期によって前後するが、最大でF-1〜3編成の10両×3本とF-51〜F-53編成の5両×3本が鎌倉車両センターより転入した。2015年にひっそりと姿を消したが、あまりにも影が薄かったため一部の鉄道ファンを除き誰も気にしなかった

113系

カボチャ電車。2006年3月改正で引退。

関連項目[編集]

路線 JT 東海道線JK 京浜東北線 - JO 横須賀線 - JS 湘南新宿ライン - 上野東京ライン - JA JS SO 相鉄・JR直通線) - 東北本線JU 宇都宮線 - JU 高崎線 - JK 京浜東北線 - JA 埼京線 - JS 湘南新宿ライン - 上野東京ライン) - JY 山手線 - 赤羽線JA 埼京線) - JC 中央線快速 - JB 中央線各駅停車 - JO 総武快速線 - JB 総武線各駅停車 - JJ 常磐快速線 - JL 常磐緩行線 - JE 京葉線 - JM 武蔵野線
車両基地
現有組織 東京総合車両センター - 尾久車両センター - 松戸車両センター - 大宮総合車両センター - 大総車セ東大宮センター - さいたま車両センター - 川越車両センター - 小山車両センター - 長野総合車両センター - 松本車両センター - 鎌倉車両センター - 鎌車セ中原支所 - 鶴見線営業所 - 国府津車両センター - 高崎車両センター - ぐんま車両センター - 豊田車両センター - 三鷹車両センター - 勝田車両センター - 幕張車両センター - 幕車セ木更津派出 - 京葉車両センター
廃止組織 田町車両センター - 品川運転所
乗務員区所
現有組織 丸の内車掌区 - 東京車掌区 - 池袋運輸区 - 新宿運輸区 - 大崎運輸区 - 田町運転区 - 大田運輸区 - 中野電車区 - 中野車掌区 - 綾瀬運輸区 - 我孫子運輸区- 東京電車区 - 上野運輸区 - 田端運転所
廃止組織 池袋運転区 - 池袋車掌区 - 品川運転区 - 品川車掌区 - 下十条運転区 - 松戸運転区 - 松戸車掌区 - 蒲田電車区 - 蒲田車掌区 - 上野運転区 - 上野車掌区