国府津車両センター
国府津車両センター | |
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配置車両の一つ、E233系コツE-10編成 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 神奈川県小田原市 |
鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道 |
帰属組織 | 横浜支社 |
所属略号 | 都コツ |
最寄駅 | 下曽我駅 |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 106.505 m2 |
国府津車両センター(こうづしゃりょうせんたー)とは、東日本旅客鉄道首都圏本部が保有する車両基地である。
概要[編集]
神奈川県・小田原市に立地し、JR御殿場線下曽我駅から徒歩15分・JR東海道線国府津駅から徒歩30分程度でアクセスできる。
現在は主に東海道線の普通列車用電車が所属しており、特急型のE257系2000番台などは大宮総合車両センターに配置されている。また、JR南武線用車両が車輪転削のためにやってくるほか、運用を離脱した一部の鎌倉車両センター所属E217系が疎開されている。
歴史[編集]
- 横須賀線電車が新川崎経由となる昭和55年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正実施の前準備で1979年(昭和54年)に新設。翌年に本格的に運用開始した。国鉄時代は南コツ表記であった。
- JR東日本発足で、東コツ表記に、横浜支社発足で横コツの電略が長らく用いられてきたが、2022年の組織改編に伴い都コツへ改称された。
所属車両[編集]
現在の所属車両[編集]
K-01〜K-42編成の10両×42本と、S-01〜S-34編成の5両×34本が配置されている。現在は主要機器の更新工事を行っている。
E-01〜E-17編成の10両×17本と、E-51〜E-67・E-71〜E-74編成の5両×21本の布陣である。このうち国府津生え抜きの車両はE-01・02・51・52・71〜74編成のみであり、それ以外は田町車両センターもしくは高崎車両センターからの転属車である。
G-01〜G-12編成の4両×12本が在籍。2021年7月生まれの新星である。なお、G-11・G-12編成は線路モニタリング装置を搭載し580番台に区分される。
過去の所属車両[編集]
相模線向けにR1〜R13編成の4両×13本が配置されていた。E131系の導入に伴う置き換えで2022年2月までに全編成が運用を離脱し、2023年度中に全車廃車となった。
田町区よりNL1〜NL4編成の10両×4本が転入したダブルデッカーの快速用車両。臨時列車や留置線の肥やしとして大活躍した。
「伊豆クレイル」用の4両編成一本が所属していた。
時期によって前後するが、最大でF-1〜3編成の10両×3本とF-51〜F-53編成の5両×3本が鎌倉車両センターより転入した。2015年にひっそりと姿を消したが、あまりにも影が薄かったため一部の鉄道ファンを除き誰も気にしなかった。
カボチャ電車。2006年3月改正で引退。