JR神戸線
西日本旅客鉄道 A/JR-A JR神戸線 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 大阪府、兵庫県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 大阪駅 |
終点 | 姫路駅 |
駅数 | 40駅 |
経由路線 | 東海道本線、山陽本線 |
電報略号 | トカホセ(大阪駅 - 神戸駅) サヨホセ(神戸駅 - 姫路駅) |
路線記号 | A G(大阪駅 - 尼崎駅間) |
開業 | 1874年5月11日(東海道本線として) 1988年3月13日(愛称使用開始) |
所有者 | 西日本旅客鉄道 |
運営者 | 西日本旅客鉄道 |
車両基地 | 網干総合車両所本所・明石支所ほか |
使用車両 | 223系 225系 |
路線諸元 | |
路線距離 | 87.9 km |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複々線(大阪駅 - 西明石駅) 複線(西明石駅 - 姫路駅) |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 複線自動閉塞式 |
保安装置 | ATS-PおよびATS-SW(拠点P方式) |
最高速度 | 130 km/h |
JR神戸線(ジェイアールこうべせん)は、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線のうち、大阪府大阪市北区の大阪駅から兵庫県神戸市中央区の神戸駅までの区間、および山陽本線のうち、神戸駅から兵庫県姫路市の姫路駅までの区間に付けられた名称である。
概要[編集]
長距離の需要を担う新快速と快速、短距離の需要を担う普通列車がそれぞれ運転されている。
またこの路線は一部の朝夕ラッシュ時を除き大阪駅から先の京都線まで直通しており快速、普通共にかなり長距離を走る事になっている。そのためか2021年のダイヤ改正までは西明石行きの最終が1時36分まで運行されており東京地区を差し置いて日本一遅くまで走る列車であった。
同じJR西日本の路線に比べると新車の導入が早く113・115系の撤退が一番早かった。また現在は223系と225系のみが運用されており新車の入れ替わりが激しいことがわかる。
列車種別[編集]
尼崎-大阪間を走る列車のうち、福知山線に直通する列車については省略。
有料列車[編集]
- 特急「サンライズ出雲・瀬戸」
- 運行区間:出雲市・高松-姫路-大阪-東京 (山陽本線、JR京都線直通)
- 本数:一日1往復
- 日本で唯一残った定期寝台特急。東行は姫路・三ノ宮・大阪と停車するが、西行は姫路にしか停車しない。
- 特急「スーパーはくと」
- 運行区間:上郡方面-姫路-大阪-京都 (山陽本線、JR京都線直通)
- 本数:2時間に1本
- 20-40km間隔で停車するが、夜の西行1本のみ、三ノ宮-姫路間で新快速と同じ停車駅になる。鳥取への直通列車であるが、大阪・神戸~姫路の移動でも使える。
- 特急「はまかぜ」
- 運行区間:福崎方面-姫路-大阪-京都 (山陽本線、JR京都線直通)
- 本数:一日3往復
- 20-40km間隔で停車するが、全列車神戸に停車する他、夕方の西行1本のみ、三ノ宮-姫路間で新快速と同じ停車駅になる。豊岡・城崎への直通列車であるが、大阪・神戸~姫路の移動でも使える。
- 通勤特急「らくラクはりま」
- 運行区間:網干ー姫路-大阪ー京都
- 本数:一日1往復
- 朝上り1本、夜下りに1本運転。三ノ宮以西で新快速停車駅+大久保に、三ノ宮以東で特急停車駅のみに停車する。
近郊・通勤列車[編集]
- 新快速
- 運行区間:(赤穂・上郡方面-)姫路-大阪-京都方面 (山陽本線、JR京都線直通)
- 本数:毎時4往復
- 10-20km間隔で停車する。JR神戸線の看板列車。ほぼ全列車が京都方面に直通する一方で、赤穂方面への直通は一部に限られる。
- 快速
- 運行区間:英賀保方面-姫路-加古川-大阪-高槻方面 (山陽本線、JR京都線直通)
- 本数:毎時4往復(加古川以東)毎時2往復(加古川以西)
- 三ノ宮以東は4-8km間隔、神戸以西は3-5km間隔で停車し、神戸都心部と明石以西は各駅に停車する。
- 普通
- 運行区間:(加古川-)西明石-尼崎-加島方面 (JR東西線直通)
- 本数:毎時4往復。西明石以西はごくわずか
- 2-4km間隔で各駅に停車する。大阪駅には直通しないが、より大阪都心に近い北新地に乗り入れる。
- 普通
- 運行区間:(加古川-西明石-)須磨-新大阪方面 (JR京都線直通)
- 本数:毎時4往復。須磨以西は朝・夕方のみ運行、西明石以西直通はごくわずか
- 尼崎以西は2-4km間隔で、尼崎以東は3-5km間隔で各駅に停車する。
運行形態[編集]
琵琶湖線・JR京都線・山陽線姫路〜網干間と一体化した運転系統となっている。また、尼崎駅を介してJR東西線・福知山線(JR宝塚線)と直通運転を行っている。乗車券のみで利用できる列車は停車駅の少ない順に新快速・快速・普通の3種別が運行され、これらによるパターンダイヤが組まれている。昼間時間帯以降は普通のうち半数はJR東西線・学研都市線に乗り入れる。その代わりJR京都線には宝塚線の列車が乗り入れる。基本的には15分サイクルの運転で、22時(土曜・休日は21時)を過ぎると20分サイクルになる。朝ラッシュ時間帯は約8分サイクルの運転である。このほか、北近畿・山陰方面への特急列車が運転されている。
大阪駅 - 尼崎駅間ではJR宝塚線の丹波路快速・快速・区間快速・普通も運転されている。これらの列車はJR京都線と直通する普通を除いて外側線を走行し塚本駅を通過する。ただし土休日夜の新三田発大阪行き普通1本のみ塚本駅も停車する。
種別\駅名 | … | 大阪 | … | 尼崎 | … | 須磨 | … | 西明石 | … | 加古川 | … | 姫路 | … | |||||
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特急 | 京都← | 0-1本 | →山陽本線・智頭急行線経由 倉吉 | |||||||||||||||
0-1本 | →播但線経由 香住・浜坂 | |||||||||||||||||
新大阪← | 1本 | →JR宝塚線経由 福知山・豊岡・城崎温泉 | ||||||||||||||||
新快速 | 京都方面← | 4本 | ||||||||||||||||
快速 西明石駅 - 姫路駅間は普通 |
2本 | →網干 | ||||||||||||||||
2本 | ||||||||||||||||||
区間快速 | 4本 | →JR宝塚線 新三田・篠山口 | ||||||||||||||||
普通 | JR東西線 四条畷← | 4本 | ||||||||||||||||
高槻 上り大阪発14時半以降は京都← |
4本 | |||||||||||||||||
高槻← | 4本 | →JR宝塚線 宝塚 |
ダイヤ[編集]
日中時間帯は基本的に再過密区間の須磨〜高槻間で新快速が4本、快速が4本、普通が8本の合計16本が運転されている。この他スーパーはくとやはまかぜが走る時間帯に17本となる他、日中時間帯は大体4本ほど貨物列車が運転されているため最終的には合計最大21本運転される。
日中時間帯は須磨で大阪方面からの列車が4本、当駅止となり須磨以西は普通が4本となり西明石以西では、普通列車の運行がなく快速列車が事実上普通列車に種別変更し運行本数が4本となる。 更に加古川駅で2本が当駅止となり姫路駅には2本のみとなる。また大阪方面行きの普通は日中は西明石発の列車が全て東西線直通となる。
その他細かくは下記をご覧いただきたい。
優等列車[編集]
現時点では浜坂・鳥取方面への特急はまかぜが1日3往復、京都・大阪方面からの智頭急行線経由で鳥取・倉吉方面へ向かうスーパーはくと」が8往復運転されている。このほか、通勤客向けの特急として朝と夜に「らくラクはりまそれぞれ大阪方面が朝に1本、姫路方面が夕に一本運転されている。
また夜行列車として東京と四国・山陰を結ぶ寝台特急のサンライズ瀬戸・出雲が運転されている。いずれも線内では130km/hで運行される。
かつて運行されていた優等列車[編集]
- みまさか
- 愛称制定時の1988年から1年後の1989年に廃止された。線内では大阪駅・三ノ宮駅・神戸駅・明石駅・加古川駅・姫路駅に停車していた。概ね当時の新快速の停車駅に西明石を除いた停車駅であった。
- 但馬
- 新快速の増発などによって1989年3月11日姫路〜浜坂間に短縮された。短縮前でも1日一往復の運転であった。なお月曜日のみ運転の82号・83号が96年まで運転されていた。
新快速[編集]
1970年より運転されている。JR神戸線では殆ど特急が運行されないため再速達種別となっている、そのためか利用客がかなり多く2011年3月12日に土休日が12両に統一され、平日は夕方の大阪始発を除いて2017年3月4日に12両に統一された。
線内では大阪・尼崎・芦屋・三ノ宮・神戸・明石・西明石・加古川・姫路に停車する。早朝と深夜を除き4本以上運転されラッシュ時間帯には最大6本運転される。
行き先としては日中は姫路行きが、朝夕には網干行きと播州赤穂行き、深夜の1本が上郡行き、大阪方面は毎時1本が敦賀行き、米原経由の近江塩津行きが毎時1本、草津行き又は長浜行きが毎時1本、野洲行きが毎時1本運転されており、朝夕には上記の行き先の列車が多数運転される。また例外として姫路方面最終が西明石行き、京都方面最終が京都行きとしてそれぞれ1日1本運転される。また2016年のダイヤ改正までは日中時間帯に毎時1本播州赤穂行きの新快速が運転されていたが赤穂線に8両は過剰であったことや遅延時の遅延拡大を懸念したため廃止された[1]。できれば網干まで12両で運行して網干で前8両を切り離して4両で播州赤穂まで行ってほしいのでが、近年は赤穂市に来る観光客も増えているし。
線内の停車駅では1990年3月10日に芦屋駅が日中のみ停車駅に加えられ1997年3月8日に尼崎が停車駅に加えられた。因みに加古川駅以外では快速と接続を行わないため必要である。
快速[編集]
西明石〜姫路間のみ運転の普通も便宜上ここに記載する。 線内の停車駅は、大阪・尼崎・西宮・芦屋・住吉・六甲道・三ノ宮・元町・神戸・兵庫・須磨・垂水・舞子と明石〜姫路駅間の各駅に停車する。国鉄民営化後に舞子駅が1998年のダイヤ改正、西宮が2002年3月のダイヤ改正で夕方以降に停車するようになり2003年12月のダイヤ改正で全列車が停車するようになった。なお朝の大阪方面の一部列車は外側線を走行するため舞子・垂水・須磨の三駅を通過する。また2013年3月16日まで夕方に姫路方面行きにも外側線を走行する列車が運行されていた[2]。快速は特異的なダイヤをとっており明石以西の区間では原則「普通」として運転されており、明石か西明石にて種別変更がなされる。京都方面行きは早朝時間帯を除き京都線の高槻駅から「普通」に種別が変更される。早朝時間帯は高槻駅から先、長岡京駅に停車して京都駅から普通列車。またJR東西線・学研都市線と直通する列車はない。
行き先としては大阪方面行きには、大阪・野洲・米原・近江塩津行きの各列車が設定されており、姫路方面行きには、姫路・網干・上郡・播州赤穂行きの各列車が設定されている。また線内完結列車も朝に大阪方面行きのみ設定されている。
1991年3月15日までは、日中時間帯の半数の快速が西明石駅発着であり、その後も朝夕に多数運行されていたが2004年10月15日には朝ラッシュ明けの列車が姫路行きに変更され、2009年3月13日に深夜に運行されていた西明石行きも姫路行きに変更され一旦は消滅したが、2013年3月16日の改正で、平日の午前中の快速1本が西明石行きに変更されたが少なくとも2019年までに再度加古川行きに変更された。2000年3月10日までは赤穂線の備前片上駅まで運転する列車があった。この列車は大阪駅を17時46分に発車いていたと思われ、外側線を走行していた。またJR化後初期まで岡山行きも運行されていた。
2016年3月26日までは、特急しなのの大阪直通が残っていたためJR東海の大垣駅を発着する列車が朝夕に3往復設定されていた。
基本的に日中時間帯には加古川のみで新快速と接続するため注意する必要がある。なおそれでも新快速に乗り換えたい場合は大阪方面では西明石で、姫路方面は三ノ宮で乗り換えることをおすすめする。また普通列車と乗り換える場合は須磨・芦屋で両方向共に接続しているため基本的に気にする必要はない。日中は兵庫駅で両方向共に新快速に追い抜かれるが運転士の裁量によっては神戸駅で追い抜かれたり兵庫駅手前で追い抜かれたりすることもある。また舞子駅では大阪方面のみ舞子駅発射直後に貨物列車に追い抜かれる他、西明石行きの普通とも離合する。朝ラッシュ時は神戸駅で新快速と接続しているが1番線に入るため、新快速が入る2番線には階段を降りての連絡となる。また朝ラッシュ時の西明石〜姫路間では列車が多すぎるためノロノロ運転になることも少なくない。
因みに2018年のダイヤ改正までは米原~網干間の列車と野洲~加古川間の列車が交互に運転されていたが改正後に野洲~網干間の列車と米原~加古川間の列車が交互に運転する形に変更されている。
早朝、深夜帯には西明石を発着する列車が運行されており朝の姫路方面行き始電は西明石発播州赤穂行きである。また終電の1本前に加古川発〜西明石行きというJR神戸線ではかなり短い区間しか走行しない列車も運行されている。
使用車両[編集]
福知山線(JR宝塚線)との直通列車については「福知山線#使用車両」を参照
国鉄分割民営化後の使用車両を記述する。
現在の車両[編集]
2024年現在、普通・快速・新快速はすべて電車で、特急は電車と気動車で運転されている。
電車[編集]
- 285系
- 289系
- 特急「らくラクはりま」で使用されている。
- 223系(1000・2000番台)・225系(0・100番台)
- 網干総合車両所(本所)の車両が使用されている。223系は1995年8月12日から、225系は2010年12月1日[3]から運用を開始し、新快速・快速(明石駅以西は普通)と、西明石駅 - 姫路駅間の区間運転の普通に使用されている。225系0・100番台と223系1000・2000番台は共通運用であるが、Aシート対応改造した223系1000番台のV3編成とV4編成は固定運用とされている。223系2000番台と225系100番台に存在する6両編成は、性能では他と差は無いが新快速には充当されていない。また1000番台未更新車はなんとなく快速列車のみの運用に充当されている気がする。
- 207系・321系
- 網干総合車両所(明石支所)の車両を使用し、普通(京阪神緩行線)として大阪駅 - 加古川駅間で運転されている。
気動車[編集]
過去の車両[編集]
電車[編集]
国鉄分割民営化後にJR西日本で使用されていた車両を記述する。
- 113系
- 網干総合車両所(本所)所属の車両を使用し、6両・7両・8両・11両で網干駅 - 大垣駅間などの快速で運転されていたが、2004年10月16日のダイヤ改正により運用を退いた[5]。
- 115系
- 117系
- 1980年から新快速として運用を開始し、1989年3月11日から新快速に221系が投入された後でも最高速度を115km/hに向上させて新快速に充当されていたが、1991年3月16日のダイヤ改正以降は早朝・深夜の新快速に限定して運用され、翌1992年3月14日の改正でJR神戸線での運用がいったん廃止された。1995年4月3日に臨時列車として運用を再開したが、8月12日から223系の投入が始まり、1999年5月10日のダイヤ改正から朝ラッシュ時において223系で130km/h運転が始まったのに伴い、前日の9日限りでJR神戸線での定期運用を終了した。
- 103系
- 明石電車区(現:網干総合車両所明石支所)の車両を使用し、普通(京阪神緩行線)として運用していたが、高速化やJR東西線の開業を見越して207系に置き換えられ、1994年3月1日にいったん運用が廃止された。1997年9月1日にJR宝塚線 - JR京都線直通運用ができたのに伴い、宮原総合車両所所属の車両を使用し、普通列車で運用されていたが、2003年8月14日に廃止された。その後、JR福知山線脱線事故の影響で2005年8月1日より森ノ宮電車区(現:吹田総合車両所森ノ宮支所)から宮原総合運転所(現:網干総合車両所宮原支所)に103系を借り入れて運用に復帰、9月には東日本旅客鉄道(JR東日本)から購入した103系の編成が運用を開始し、321系の運用が始まる前日の2005年11月30日まで、JR神戸線では大阪駅 - 甲子園口駅で使用された[6]。
- 加古川線用の103系の検査時には、加古川駅 - 網干総合車両所間で運行される。2023年3月までは和田岬線用の103系が、入出区のため兵庫駅 - 大久保駅 - 網干総合車両所明石支所間で回送列車として運行されていた。
- 201系
- 網干総合車両所(明石支所)の車両を使用し、普通(京阪神緩行線)として運用していたが、321系を投入して普通の最高速度120km/hに統一するため、森ノ宮電車区(現:吹田総合車両所森ノ宮支所)および奈良電車区(現:吹田総合車両所奈良支所)に転属して2007年3月17日限りで運用が廃止された。
- 通常は7両編成であるが、阪神・淡路大震災からの復旧で西明石駅 - 灘駅間の運転が再開されたことに伴い、輸送力増強のために8両編成と12両編成に組み替えられ、快速として運転されたこともある。
- 205系(0番台)
- 網干総合車両所(明石支所)の車両を使用し、普通(京阪神緩行線)として運用していたが、321系を投入して普通の最高速度を120km/hに統一するため、2006年2月7日限りで運用を終了し、日根野電車区(現:吹田総合車両所日根野支所)に転属して阪和線運用に就いた。その後、宮原総合車両所(現:網干総合車両所宮原支所)に転属した車両を使って2011年3月14日から運用に復帰したが、阪和線転属前のように終日運用されず、また尼崎駅より先の神戸・西明石方面には乗り入れず、京都駅・高槻駅 - 尼崎駅間のみで平日朝ラッシュ時限定で運用された。2013年3月16日のダイヤ改正で再び運用が廃止され、日根野支所に再び転属となった[7][8]。
- 221系
- 網干総合車両所(本所)の車両が使用されていた。1989年の運用開始当初は新快速でも運用されたが223系が導入されるとその役割を譲り、以降は快速(明石駅以西は普通)に使用され、6両、12両編成で運用された。2024年3月16日のダイヤ改正で運用を終了した[9]。
気動車[編集]
利用客[編集]
輸送密度は20万人程度で推移していたがコロナの影響で18人程度で推移している。
年度 | 平均通過人員(人/日) | 出典 | |||
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山陽線全線 | 大阪〜神戸 | 神戸〜姫路 | 兵庫〜和田岬 | ||
2013年度(平成25年度) | 39,534 | 391,030 | 200,832 | [11] | |
2014年度(平成26年度) | 385,499 | 197,930 | [12] | ||
2015年度(平成27年度) | [13] | ||||
2016年度(平成28年度) | 39,560 | 391,351 | 201,083 | [14] | |
2017年度(平成29年度) | 40,060 | 393,419 | 202,464 | [15] | |
2018年度(平成30年度) | 39,871 | 389,365 | 201,523 | [16] | |
2019年度(令和元年度) | 40,456 | 385,049 | 200,095 | [17] | |
2020年度(令和 | 2年度)30,058 | 281,569 | 158,383 | 8,749 | [18] |
2021年度(令和 | 3年度)30,966 | 288,227 | 164,831 | 8,061 | [19] |
2022年度(令和 | 4年度)34,585 | 319,661 | 180,310 | 7,953 | [20] |
2023年度(令和 | 5年度)36,345 | 333,318 | 187,842 | 8,189 | [21] |
駅一覧[編集]
以下では、JR神戸線の停車場(駅・信号場)と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。廃駅・廃止信号場については「東海道本線#廃駅」および「山陽本線#廃駅・廃止信号場」を参照。
正式路線名 | 駅ナンバー [23] |
駅名 | 駅間営業キロ | 累計営業キロ | 快速 | 新快速 | 特急はまかぜ | 特急スーパーはくと | 通勤特急らくラクはりま | 接続路線 | 線路 | 所在地 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
東海道本線 | JR-A47 | 阪 大阪駅 | - | 大阪 から 0.0 |
米原 から 110.5 |
東京 から 556.4 |
● | ● | ● | ● | ● | 西日本旅客鉄道:東海道本線(A JR京都線・G JR宝塚線:JR-G47)・O 大阪環状線(JR-O11) ・H JR東西線(北新地駅[* 1]:JR-H44) 阪急電鉄:京都本線[* 2]・宝塚本線・神戸本線(梅田駅:HK-01・HK-01) 阪神電気鉄道:本線(梅田駅:HS 01) 大阪市高速電気軌道:御堂筋線(梅田駅:M16)・谷町線(東梅田駅:T20)・四つ橋線(西梅田駅:Y11) |
方向別複 々線 |
大阪府 | 大阪市 | 北区 |
JR-A48 | 阪 塚本駅 | 3.4 | 3.4 | 113.9 | 559.8 | | | | | | | | | | | 淀川区 | |||||
JR-A49 | 尼崎駅 | 4.3 | 7.7 | 118.2 | 564.1 | ● | ● | | | | | | | 西日本旅客鉄道:H JR東西線(JR-H49)・G 福知山線(JR宝塚線)(JR-G49)・東海道本線貨物支線(北方貨物線) | 兵庫県 | 尼崎市 | |||
JR-A50 | 立花駅 | 3.0 | 10.7 | 121.2 | 567.1 | | | | | | | | | | | ||||||
JR-A51 | 甲子園口駅 | 2.2 | 12.9 | 123.4 | 569.3 | | | | | | | | | | | 西宮市 | |||||
JR-A52 | 西宮駅 | 2.5 | 15.4 | 125.9 | 571.8 | ● | | | | | | | | | ||||||
JR-A53 | さくら夙川駅 | 1.5 | 16.9 | 127.4 | 573.3 | | | | | | | | | | | ||||||
JR-A54 | 芦屋駅 | 2.3 | 19.2 | 129.7 | 575.6 | ● | ● | | | | | | | 芦屋市 | |||||
JR-A55 | 神 甲南山手駅 | 1.4 | 20.6 | 131.1 | 577.0 | | | | | | | | | | | 神戸市 | 東灘区 | ||||
JR-A56 | 神 摂津本山駅 | 1.5 | 22.1 | 132.6 | 578.5 | | | | | | | | | | | ||||||
JR-A57 | 神 住吉駅 | 1.6 | 23.7 | 134.2 | 580.1 | ● | | | | | | | | | 神戸新交通:六甲アイランド線(R01) | |||||
JR-A58 | 神 六甲道駅 | 2.2 | 25.9 | 136.4 | 582.3 | ● | | | | | | | | | 灘区 | |||||
JR-A59 | 神 摩耶駅 | 1.4 | 27.3 | 137.8 | 583.7 | | | | | | | | | | | ||||||
JR-A60 | 神 灘駅 | 0.9 | 28.2 | 138.7 | 584.6 | | | | | | | | | | | ||||||
JR-A61 | 神 三ノ宮駅 | 2.4 | 30.6 | 141.1 | 587.0 | ● | ● | ● | ● | ● | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線(新神戸駅[* 3]) 阪急電鉄:神戸本線・神戸高速線(神戸三宮駅:HK-16) 阪神電気鉄道:本線(神戸三宮駅:HS 32) 神戸新交通:ポートアイランド線(三宮駅:P01) 神戸市営地下鉄:西神・山手線(三宮駅:S03)・海岸線(三宮・花時計前駅:K01) |
中央区 | ||||
JR-A62 | 神 元町駅 | 0.8 | 31.4 | 141.9 | 587.8 | ● | | | | | | | | | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線(新神戸駅[* 3]) 阪神電気鉄道:本線・神戸高速線(HS 33) | |||||
JR-A63 | 神 神戸駅 | 1.7 | 33.1 | 143.6 | 589.5 | ● | ● | ● | ▲ | ● | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線(新神戸駅[* 3]) 阪神電気鉄道:神戸高速線(高速神戸駅:HS 35) 阪急電鉄:神戸高速線(高速神戸駅:HS 35) 神戸市営地下鉄:海岸線(ハーバーランド駅:K04) | |||||
山陽本線 | 神戸 から 0.0 | |||||||||||||||
JR-A64 | 神 兵庫駅 | 1.8 | 34.9 | 1.8 | 591.3 | ● | | | | | | | | | 西日本旅客鉄道:山陽本線支線(和田岬線) | 兵庫区 | ||||
JR-A65 | 神 新長田駅 | 2.3 | 37.2 | 4.1 | 593.6 | | | | | | | | | | | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線(新神戸駅[* 3]) 神戸市営地下鉄:西神・山手線(S09)・海岸線(K10) |
線路別複 々線 |
長田区 | |||
JR-A66 | 神 鷹取駅 | 1.0 | 38.2 | 5.1 | 594.6 | | | | | | | | | | | 須磨区 | |||||
(貨)神戸貨物ターミナル駅 | | | | | | | | | | | |||||||||||
JR-A67 | 神 須磨海浜公園駅 | 0.9 | 39.1 | 6.0 | 595.5 | | | | | | | | | | | ||||||
JR-A68 | 神 須磨駅 | 1.3 | 40.4 | 7.3 | 596.8 | ▲ | | | | | | | | | 山陽電気鉄道:本線(山陽須磨駅:SY 06) | |||||
JR-A69 | 神 塩屋駅 | 2.9 | 43.3 | 10.2 | 599.7 | | | | | | | | | | | 山陽電気鉄道:本線(山陽塩屋駅:SY 08) | 垂水区 | ||||
JR-A70 | 神 垂水駅 | 2.9 | 46.2 | 13.1 | 602.6 | ▲ | | | | | | | | | 山陽電気鉄道:本線(山陽垂水駅:SY 11) | |||||
JR-A71 | 神 舞子駅 | 2.0 | 48.2 | 15.1 | 604.6 | ▲ | | | | | | | | | 山陽電気鉄道:本線(舞子公園駅:SY 13) | |||||
JR-A72 | 朝霧駅 | 1.9 | 50.1 | 17.0 | 606.5 | | | | | | | | | | | 明石市 | |||||
JR-A73 | 明石駅 | 2.4 | 52.5 | 19.4 | 608.9 | ● | ● | ● | ● | ● | 山陽電気鉄道:本線 (山陽明石駅:SY 17) | |||||
JR-A74 | 西明石駅 | 3.4 | 55.9 | 22.8 | 612.3 | ● | ● | ▲ | ▲ | ● | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線 | |||||
JR-A75 | 大久保駅 | 2.8 | 58.7 | 25.6 | 615.1 | ● | | | | | | | ● | 複線 | |||||
JR-A76 | 魚住駅 | 3.5 | 62.2 | 29.1 | 618.6 | ● | | | | | | | | | ||||||
JR-A77 | 土山駅 | 3.1 | 65.3 | 32.2 | 621.7 | ● | | | | | | | | | 加古郡 播磨町 | |||||
JR-A78 | 東加古川駅 | 3.3 | 68.6 | 35.5 | 625.0 | ● | | | | | | | | | 加古川市 | |||||
JR-A79 | 加古川駅 | 3.6 | 72.2 | 39.1 | 628.6 | ● | ● | ▲ | ▲ | ● | 西日本旅客鉄道:I 加古川線 | |||||
JR-A80 | 宝殿駅 | 3.3 | 75.5 | 42.4 | 631.9 | ● | | | | | | | | | 高砂市 | |||||
JR-A81 | 曽根駅 | 4.0 | 79.5 | 46.4 | 635.9 | ● | | | | | | | | | ||||||
JR-A82 | ひめじ別所駅 | 2.0 | 81.5 | 48.4 | 637.9 | ● | | | | | | | | | 姫路市 | |||||
(貨)姫路貨物駅 | | | | | | | | | | | |||||||||||
JR-A83 | 御着駅 | 2.1 | 83.6 | 50.5 | 640.0 | ● | | | | | | | | | ||||||
JR-A84 | 東姫路駅 | 2.4 | 86.6 | 52.9 | 642.4 | ● | | | | | | | | | ||||||
JR-A85 | 姫路駅 | 1.9 | 87.9 | 54.8 | 644.3 | ● | ● | ● | ● | ● | 西日本旅客鉄道:山陽新幹線・A 山陽本線〈相生方面〉[* 4]・A 赤穂線[* 5]・J 播但線・K 姫新線 山陽電気鉄道:本線(山陽姫路駅:SY 43) |
- さくら夙川駅・甲南山手駅・須磨海浜公園駅・塩屋駅・魚住駅・曽根駅・ひめじ別所駅・東姫路駅はジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅、それ以外の旅客駅はJR西日本直営駅である。
- 大阪〜兵庫間は方向別複々線。兵庫〜西明石間は線路別複々線、西明石〜姫路間は複線。
過去の接続路線[編集]
- 尼崎駅:福知山線(尼崎港線)
- 西ノ宮駅:阪神武庫川線(貨物線区間)
- 東灘信号場:日本貨物鉄道 東海道本線貨物支線(神戸臨港線) - 2003年12月1日廃止
- 神戸港駅まで延びていた貨物線。鷹取駅構内の留置線を転用して神戸貨物ターミナル駅が開業したのに併せて廃止された。
- 三ノ宮駅:神戸市電 ⇒三宮阪急前駅
- 神戸駅:神戸市電 ⇒神戸駅前駅
- 兵庫駅:
- 須磨駅:神戸市電
- 土山駅:別府鉄道土山線
- 加古川駅:高砂線
- 姫路駅:姫路市営モノレール、播但線(飾磨港支線)
その他[編集]
姫路市はJR西日本へ、JR神戸線では姫路に直通しないと誤解されるので「白鷺線」を明姫地域の山陽本線の愛称に要望していたが、黙殺された。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ “「新快速打ち切り」憶測広まる”. 赤穂民報 (2015年10月28日). 2024年10月2日確認。
- ↑ “2013年3月16日変更”. 神戸鉄道資料館 (2013年). 2024年10月16日確認。
- ↑ 【JR西】225系営業運転開始 - 『鉄道ホビダス』ネコ・パブリッシング RMニュース 2010年12月3日
- ↑ 2010年7月定例社長会見 - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月21日
- ↑ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '05年版』 ジェー・アール・アール、2005年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-126-0。
- ↑ 『JR気動車客車編成表 '06年版』、ジェー・アール・アール、2006年。ISBN 4-88283-127-9。
- ↑ 205系が東海道本線から撤退 - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp 鉄道ニュース、2013年3月16日
- ↑ 205系C4編成が日根野支所へ - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp 鉄道ニュース、2013年3月20日
- ↑ “消えたアメニティライナー JR京都線・神戸線から撤退した白い221系 「床上はすべてお客様のための空間」がコンセプト” (日本語). まいどなニュース. (2024年4月28日) 2024年4月29日閲覧。
- ↑ キハ181系“はまかぜ”ラストラン - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2010年11月7日
- ↑ “データで見るJR西日本2014:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2013年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2014年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2015:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2014年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2015年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2016:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2015年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2016年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2017:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2016年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2024年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2018:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2017年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2018年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2019:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2018年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2019年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2020:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2019年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2024年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2021:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2020年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2024年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2022:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2021年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2024年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “データで見るJR西日本2023:区間平均通過人員および旅客運輸収入(2022年度)(PDF)”. 西日本旅客鉄道. 2024年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月15日確認。
- ↑ “2023年度区間別平均通過人員(輸送密度)について” (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2024年8月2日), オリジナルの2024年8月2日時点によるアーカイブ。 2024年8月2日閲覧。
- ↑ 近畿エリアの12路線 のべ300駅に「駅ナンバー」を導入します! - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2016年7月20日
- ↑ 「駅ナンバー」一覧表(PDF) - 西日本旅客鉄道、2016年7月20日