勝田車両センター

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勝田車両センター(かつたしゃりょうせんたー)とは、東日本旅客鉄道の車両基地である。

概要[編集]

勝田駅茨城県ひたちなか市)付近のJR常磐線沿いに設けられており、本線と2本の入出庫線で接続している。
構内には19本の着発線を有し、1-13が通常の留置用、14-18が機能保全・作業用、19がE491系などの特殊車両用である。

歴史[編集]

1961年に勝田電車区として開業、2004年4月1日に現行の名称となった。

配置車両[編集]

  • E531系
    • K401-426編成の基本26本とK451-483・551-557編成の付属40本が配置。常磐線だけでなくJR東北本線黒磯駅新白河駅間でも運用されている。
    • 2021年3月、踏切事故でK417編成のクハE531-17が損傷・廃車。K409編成のクハE531-9を提供して何とか復活した。残されたK409の9両も新造されたクハE531を組み込み運用に復帰した。
    • 2022年にK451編成が、2023年にK423編成が特別塗装に変更された。
  • E501系
    • K701-704・K751-754の計60両が在籍。かつては上野駅にも乗り入れていたが、2006年3月改正以降は専ら土浦以北での運用についている。
    • 2023年ダイヤ改正で運用が激減し、付属編成は1本のみとなった。JR東日本は常磐線のワンマン運転拡大を目指しているため、今後が非常に怪しい形式である。
  • E653系
    • K70編成(国鉄色)とK71編成(水色)の7両編成2本が所属。首都圏の臨時列車で活躍する。なお、2本中1本が東大宮に常駐する体制がとられている。
    • 元々は7両8本と4両4本の72両が存在したが、2014年までに新潟車両センターへ転属。一時的に配置が消滅した。
  • E657系
    • K1-19の10両編成19本。常磐線特急ひたちときわとして運用されている。
    • 数本がE653系の塗装へリバイバル中。
  • E491系
    • 3両編成1本のみの配置。検測などを行う事業用電車である。

過去の配置車両[編集]

路線 JT 東海道線JK 京浜東北線 - JO 横須賀線 - JS 湘南新宿ライン - 上野東京ライン - JA JS SO 相鉄・JR直通線) - 東北本線JU 宇都宮線 - JU 高崎線 - JK 京浜東北線 - JA 埼京線 - JS 湘南新宿ライン - 上野東京ライン) - JY 山手線 - 赤羽線JA 埼京線) - JC 中央線快速 - JB 中央線各駅停車 - JO 総武快速線 - JB 総武線各駅停車 - JJ 常磐快速線 - JL 常磐緩行線 - JE 京葉線 - JM 武蔵野線
車両基地
現有組織 東京総合車両センター - 尾久車両センター - 松戸車両センター - 大宮総合車両センター - 大総車セ東大宮センター - さいたま車両センター - 川越車両センター - 小山車両センター - 長野総合車両センター - 松本車両センター - 鎌倉車両センター - 鎌車セ中原支所 - 鶴見線営業所 - 国府津車両センター - 高崎車両センター - ぐんま車両センター - 豊田車両センター - 三鷹車両センター - 勝田車両センター - 幕張車両センター - 幕車セ木更津派出 - 京葉車両センター
廃止組織 田町車両センター - 品川運転所
乗務員区所
現有組織 丸の内車掌区 - 東京車掌区 - 池袋運輸区 - 新宿運輸区 - 大崎運輸区 - 田町運転区 - 大田運輸区 - 中野電車区 - 中野車掌区 - 綾瀬運輸区 - 我孫子運輸区- 東京電車区 - 上野運輸区 - 田端運転所
廃止組織 池袋運転区 - 池袋車掌区 - 品川運転区 - 品川車掌区 - 下十条運転区 - 松戸運転区 - 松戸車掌区 - 蒲田電車区 - 蒲田車掌区 - 上野運転区 - 上野車掌区