踊り子 (列車)
Odoriko
使用車両E257系2000番台。大宮にて | |
種別 | 特急 |
運行事業者 | 東日本旅客鉄道 東海旅客鉄道 伊豆急行 伊豆箱根鉄道 |
走行路線 | 東海道線 |
起点駅 | 東京 |
終着駅 | 伊豆急下田 修善寺 |
両数 | 14両 うち伊豆急乗り入れ=9両 伊豆箱根鉄道乗り入れ=5両 |
使用車両 | E257系 |
運行開始年 | 1950年10月 (週末準急) 1969年(特急あまぎ) |
種別変更年 | 1981年10月 (総特急化) |
外部リンク | 公式ページ |
備考 | 特急あまぎと急行伊豆を統合。 |
踊り子(おどりこ)とは、日本国有鉄道、国鉄分割民営化後は東日本旅客鉄道の車両で、JR東日本、JR東海、伊豆急行、伊豆箱根鉄道の路線で運行する特急列車。
概要[編集]
1981年、185系および183系電車を使用して、特急あまぎと急行伊豆を統合して設定。伊豆への観光客の輸送で活躍した。1989年には停車駅の大幅な削減が行われ、この代替として「快速アクティー」が設定された。その後も長年に渡って国鉄型車両が使用されていたが、2021年のダイヤ改正でE257系2000番台へと車両が引き継がれた。列車名の「踊り子」は、川端康成の小説伊豆の踊り子から名付けられた。実際にヘッドマークにも踊り子の絵が挿入されている。
沿革[編集]
1950年10月7日に東京~伊豆急下田間を結ぶ週末準急列車として登場。 当初は80系電車での運転だった。1961年に-東京-伊東-修善寺を結んでいた準急たちばなを格上げ。週末準急あまぎは廃止になった。
伊豆、おくいず[編集]
1966年に急行化。1968年列車名整理で、全車指定席制の急行「伊豆」と自由席設置の「おくいず」となる。1976年、急行の愛称を伊豆に統一。「あまぎ」設定以降は153系を使用していた。なお、この時代から常磐線に乗り入れる「常磐伊豆」の設定があった。
特急あまぎ[編集]
1969年157系運行で新設。1976年、183系を投入。183系は1985年まで使用していた。
運行形態[編集]
現在、1日4往復(定期)の運転。全列車が伊豆急下田駅まで直通するが、2往復のみ途中熱海で付属編成を切り離し、修善寺まで乗り入れる。かつては、臨時列車として我孫子駅に乗り入れる踊り子が1年に数回運行されていたが、現在は設定がなく実質廃止状態である。
停車駅[編集]
太字駅は全列車停車。
小文字は一部列車のみ停車。
共通停車駅[編集]
東京駅 - 品川駅 - 川崎駅 - 横浜駅 - 大船駅 - 小田原駅 - 湯河原駅 - 熱海駅
かつては大船、小田原、湯河原通過の列車もあった。
伊豆急下田発着編成[編集]
熱海駅 - 網代駅 - 伊東駅 - 伊豆高原駅 - 伊豆熱川駅 - 伊豆稲取駅 - 河津駅 - 伊豆急下田駅
網代は2往復に限り停車する。
修善寺発着編成[編集]
熱海駅 - 三島駅 - 三島田町駅 - 大場駅 - 伊豆長岡駅 - 大仁駅 - 修善寺駅
我孫子臨時(現廃止)[編集]
我孫子駅 - 柏駅 - 松戸駅 - 北千住駅 - 上野駅 - 東京駅
なお、我孫子踊り子は185系の引退をもって運行終了した。
リゾート踊り子[編集]
リゾート踊り子(リゾートおどりこ)は、かつて1988年から2017年まで東京駅~伊豆急下田駅間を運転していた特急列車。
詳細は「リゾート踊り子」を参照
関連項目[編集]
東海旅客鉄道の在来線列車 |