JR鶴見線
東日本旅客鉄道(JR東日本) JI 鶴見線 | |
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鶴見小野駅に入線するE131系 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 神奈川県横浜市、川崎市 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 鶴見駅(本線) 浅野駅(海芝浦支線) 武蔵白石駅(大川支線) |
終点 | 扇町駅(本線) 海芝浦駅(海芝浦支線) 大川駅(大川支線) |
駅数 | 13駅 |
電報略号 | ツミセ |
路線記号 | JI |
開業 | 1926年3月10日 |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本)(全線) 日本貨物鉄道(JR貨物) (浅野-扇町間、浅野-新芝浦間、武蔵白石-大川間) |
使用車両 | 使用車両を参照 |
路線諸元 | |
路線距離 | 7.0 km(鶴見-扇町間) 1.7 km(浅野-海芝浦間) 1.0 km(武蔵白石-大川間) |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複線(鶴見駅 - 浜川崎駅間、浅野駅 - 新芝浦駅間)、単線(左記以外) |
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 自動閉塞式 |
保安装置 | ATS-P |
最高速度 | 85 km/h |
鶴見線(つるみせん)は、以下の路線から構成される東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)である。駅ナンバリングはJI 。
- 神奈川県横浜市鶴見区の鶴見駅から神奈川県川崎市川崎区の扇町駅までの本線
- 神奈川県横浜市鶴見区の浅野駅から分岐して海芝浦駅までの支線(海芝浦支線)
- 神奈川県川崎市川崎区の武蔵白石駅から分岐して大川駅までの支線(大川支線)
の3つにわけることができる。
沿線[編集]
本線概況[編集]
鶴見駅は鶴見線がかつて私鉄の鶴見臨港鉄道であった名残が色濃く残る。鶴見線は京浜東北線が発着する地平ホームではなく、西口側高架ホームに発着する。頭端式ホームで、乗換改札側から3・4番線と付番されている。電車は朝ラッシュ時の一部電車を除き、乗換改札側の3番線に発着する。
鶴見線に乗車する際には、鶴見駅の乗換改札を通過する必要があり、乗越精算や線内各駅との出改札をここで行う。国鉄時代の昭和46年(1971年)に経営合理化の一環として鶴見駅を除く鶴見線全駅[注釈 1]を無人化して検札を行う必要が生じたため、私鉄であったゆえに存在した乗換改札を残して、そのまま利用している。
鶴見駅を発車すると、しばらくの間は高架上を走行する。間もなく右手に曹洞宗大本山総持寺が現れると、線路中央に旧本山駅のホーム遺構が現れる。左にカーブし横須賀線・京浜東北線・東海道本線・東海道貨物線・京急本線をトラス橋でオーバークロスし、国道15号(第一京浜)を跨いだところで国道駅に到着する。
国道駅は高架上の2面2線の相対式ホームの駅である。高架下は戦前の駅開業当時の雰囲気がそのまま残っている貴重な場所であるため、映画・テレビドラマのロケに数多く使用されている。また、当駅では電車の到着時にホーム下のスピーカーから踏切警報音が流され、乗客に注意喚起を行っている。昭和50年代にはすでにこのようになっていた。国道駅を発車するとすぐに鶴見川を渡り、右カーブで高架から地上に降りたところで鶴見小野駅に到着する。
鶴見小野駅も2面2線の相対式ホームである。鶴見小野駅までは住宅街であるため、時間帯にかかわらず利用者は相応にある。また、近隣に市立横浜サイエンスフロンティア高校があるため、朝・夕のラッシュ時には学生の利用も多く見られる。なお、朝ラッシュの下り・夕ラッシュの上り以外は、当駅を境に大きな輸送段差が生じている。鶴見小野駅を発車し、首都高速横羽線・産業道路の高架下をくぐり、左にカーブすると弁天橋駅に到着する。
弁天橋駅は1面2線の島式ホームで構成されている。構内北側の鶴見小野駅方には、鶴見線乗務員が所属し、運用車両が常駐する鶴見線営業所(旧弁天橋電車区)が所在する。そのため運転士・車掌の交代も原則として当駅で行われる。また、朝ラッシュ後・夕ラッシュ前や始発・終電時には上り・下りともに当駅着発の電車が運転されている。そして、ここから先は工場地帯の中を走っていくこととなる。駅南側は旭硝子京浜工場・ユニバーサル造船京浜事業所などがあり、朝夕は、これらの工場への通勤客で賑うが、それ以外の時間帯は閑散としている。弁天橋駅を発車すると、右側にかつての鶴見川口への支線・旭硝子への入換線の広大な跡地を眺めながら浅野駅に到着する。
浅野駅は本線と海芝浦支線との分岐駅である。扇町・大川方面の電車は1・2番線の島式ホームに発着するが、海芝浦方面の電車は浅野駅の手前の弁天橋駅方の渡り線を渡って、3・4番線の相対式ホームに発着する。JFEエンジニアリング鶴見事業所の最寄り駅であり、朝・夕のラッシュ時は多数の乗客が乗降するが、それ以外の時間帯は閑散としている。浅野駅を発車し旭運河を渡ると、間もなく安善駅に到着する。この浅野駅 - 安善駅間はJRで最も駅間の短い区間 (0.5Km) の一つである。
安善駅は現在本線と大川支線の事実上の分岐駅となっている。ホームは1面2線の島式ホーム。線路自体は隣の武蔵白石駅で分岐しているが、大川支線への20m級電車の入線に伴い、武蔵白石駅構内の大川支線用ホームが撤去されたことから武蔵白石駅を通過することとなったためである(詳細は後述)。後続に大川行きの電車がある場合には、大川行きはこの駅で乗り換えるよう車内アナウンスがある。また、2004年(平成16年)3月までは安善駅近くに県立寛政高校があったため、朝ラッシュ時や夕ラッシュには学生の姿も見られたが、現在は県立平安高校と統合され、県立鶴見総合高校となり旧平安高校跡地に移転したため、鶴見小野駅を過ぎた所の住宅地からの姿を若干見かけるのみである。2008年4月以降神奈川県立東部総合職業技術校開校に伴い、職業訓練生の姿が見られるようになった。駅構内は貨物の取扱があるため入換線が広がっており、米軍燃料輸送用のタンク車がよく停まっている。安善駅を発車すると横浜市鶴見区と川崎市川崎区の境になっている運河の鉄橋を越え、すぐに武蔵白石駅に到着する。安善駅 - 武蔵白石駅間も浅野駅 - 安善駅間に次ぎ短い区間 (0.6km) である。
武蔵白石駅は2面2線の相対式ホームとなる。大川支線との分岐駅であるが、1996年(平成8年)年に1面2線の大川支線用ホームが廃止され、大川駅方面は安善駅と武蔵白石駅の間にある渡り線を渡って直接大川支線に入線するため、大川方面の電車は停車しなくなった(後述)。なお、1日に朝1本・夕1本のみ当駅発着の電車がある。駅北側に富士電機システムズの川崎工場、駅南側に日本鋳造の本社工場があるため、当駅も鶴見線他駅同様、朝夕は大変混雑するが、それ以外は閑散としている。駅前には民家が数軒あり、かつて1軒だけ立喰そばやパン・雑貨を販売する店があったが、現在は閉店している。武蔵白石駅を発車し、右にJFEスチール渡田地区の工場を眺めながら、右に緩やかにカーブしていくと、上を川崎貨物駅へ向かう貨物線が越してゆき、間もなく浜川崎駅に到着する。
浜川崎駅は、1面2線の島式ホーム。南武線浜川崎支線との乗換駅であるが、乗換には一度改札を出て、道路を挟んだ反対側にある南武線の浜川崎駅に行く必要がある。当駅はJFEスチール渡田地区の正門側にあるため、跨線橋の出口と反対側にはJFEスチールの社員専用改札があり、朝ラッシュ時のみJFEの社員によって開けられる。当然であるが、JFEスチールの入構証がないと改札は通れない。浜川崎駅を発車すると旅客線は単線となり左から貨物線が寄ってくる。そのため、見かけ上は複線のように見えるが、実際は貨物線と旅客線が単線で並行している形である。JFEスチールの工場を右に眺め、緩やかに右カーブを取り、南渡田運河を渡ると昭和駅に到着する。
昭和駅は1面1線のみの駅である。昭和電工川崎事業所の正門脇にあり、ここから駅名が取られた。利用者は、昭和電工をはじめとする周辺工場の勤務者であるが、川崎駅からの川崎鶴見臨港バス・川崎市バスの方が本数も多く(朝夕6分間隔/昼間10分間隔)便もよいことから利用者はあまり多くない。昭和駅を発車すると緩やかに右カーブを進み、目の前に貨物ヤードが広がってくると、終点の扇町駅に到着する。
扇町駅は1面1線の行き止まり駅である。その先には貨物ヤードが広がり、三井埠頭や昭和電工の工場からの車扱の貨物列車が仕立てられている。昭和駅同様、川崎駅からの川崎鶴見臨港バスの方が便がよいため、利用者はあまり多くない。
海芝浦支線概況[編集]
海芝浦支線発着の電車は浅野駅手前の弁天橋駅方の渡り線を渡って、3・4番線の相対式ホームに発着する。この駅も大川支線の旧武蔵白石駅ホーム同様、右カーブの途中にホームがあり、車両とホームの間に大きな隙間ができる箇所がある。ただし、東芝京浜事業所本工場への特大貨物輸送があるため、古くから20m車でも十分通過できるように作られている。なお、海芝浦行きの電車であっても、鶴見から乗ってきた乗客の多くがここで下車する。浅野駅を発車し、東芝京浜事業所への道路を横断した後、旭運河沿いをしばらくまっすぐ走ると新芝浦駅に到着する。
新芝浦駅は2面2線の相対式ホームを持つ。複線区間はここまでとなる。駅正面が東芝京浜事業所の正門であり、外訪者は基本的にここで下車することとなる。川崎鶴見臨港バスが路線バスを川崎駅から朝1本・夕1本のみ運行しているのみであるため、従業員の多くは鶴見線を利用する。新芝浦駅を発車すると、東芝京浜事業所の敷地内に入った後、単線となる。旭運河沿いを南下、京浜運河にぶつかったところで大きく右にカーブし、間もなく終点の海芝浦駅に到着する。
海芝浦駅は東芝京浜事業所の中にある1面1線の行き止まり駅。東芝の敷地内であるため、東芝関係者以外は改札を出ることはできない。また、ホームの向こう側は京浜運河に面しており、天気のよい休日にはホームから釣糸をたらす姿も見受けられるが、風の強い日などは車両にまで波飛沫がかかることもある}。1995年5月、東芝の計らいにより線路の延長上に「海芝公園」が作られ一般に開放されている(開園時間9:00 - 20:30)。正面に昭和シェル石油の油槽所、東京ガス扇島工場、首都高速湾岸線の鶴見つばさ橋などが見える。なお、最終電車(海芝浦駅発平日22:29/土休日20:55)を逃すと、帰る手段がなくなるため要注意である(海芝公園の詳細は海芝浦駅#海芝公園参照)。
大川支線概況[編集]
大川支線の線路は正式には、安善駅の隣の武蔵白石駅で分岐しているが、1996年(平成8年)、20m車両を運用させるため、武蔵白石駅構内の大川支線用ホームが撤去され、大川支線の電車は武蔵白石駅に停車せず、安善駅が事実上の分岐駅となっている。
安善駅を発車すると、安善駅と武蔵白石駅の間にある渡り線を経て、本線上り線を逆走して武蔵白石駅直前の大川支線に入線する。
左手に武蔵白石駅を見ながら大きく右にカーブしながら通過し、右に日本鋳造本社工場を眺めながら〈通過時には、構内踏切を保安員が手動で動作させる)直進、白石運河を越えると、間もなく終点大川駅に到着する。
大川駅は、1面1線の行き止まり式のホームのみの駅である。駅正面は三菱化工機の本社、周辺は日清製粉鶴見工場、昭和電工川崎事業所、大川工業団地などの工場が取り囲み、民家や商店は存在しない。大川支線自体は、平日朝5往復・夕6往復/土休日朝2往復・夕1往復しか運行されないため、平日朝夕はそれなりに乗客がいるものの、駅構内は、人気のない閑散とした状態となる。大川駅には間隔の空いた時間の便宜のため武蔵白石駅へのアクセス方法の地図があるが、川崎駅からの川崎鶴見臨港バスの路線バスが周辺工場に向け、昼間でも毎時2本の運行が確保され、大川支線より始発は早く、終発が遅いため、鶴見線利用者よりもバス利用者の方が多い。
鶴見臨港鉄道[編集]
鶴見線の前身となった、鶴見臨港鉄道株式会社は戦時買収後もそのまま存続し、鶴見・川崎の埋め立て造成を行った東亜建設工業株式会社(旧浅野財閥系)の傍系企業として現存している。同社は鶴見駅西口駅ビル「ミナール」のほか、JRの線路に沿って川崎方面に向かって数か所の不動産を管理・所有しているが、これはかつて路線を鶴見から先に延伸すべく確保した用地の名残である。
1937年まで海岸電気軌道を起源とする総持寺 - 大師間の軌道線を有していた。
傘下のバス部門は国鉄買収前に子会社化し、現在の川崎鶴見臨港バスへつながっている。
鶴見臨港鉄道時代からの車両のうち1両が1951年に銚子電気鉄道へ移籍し、「デハ301」として在籍していたが、架線点検車として使用後、2009年に解体された。
エピソード[編集]
lightが2007年に発売したPCゲームソフト『潮風の消える海に』で、主人公達が活動するのが鶴見線だった。そのため、ゲーム内での背景CGに海芝浦駅や国道駅、浅野駅など鶴見線の駅が登場する。また、OPで海芝浦を発車する205系電車、会話の中で浜川崎駅や安善駅なども登場している。
駅一覧[編集]
- 全駅神奈川県内に所在。また、全駅が特定都区市内制度における「横浜市内」(浜)に属している。
- 接続路線 : 東日本旅客鉄道および京浜急行電鉄の路線名は、運転系統上の名称または通称(正式路線名とは異なる)。また、駅名が異なる場合は⇒印で駅名を記す。*印は貨物線(定期旅客営業なし)
- ◆・◇:貨物取扱駅(◇は定期貨物列車の発着なし)
- 全電車各駅停車(全駅に停車する)。ただし、大川駅発着の電車は武蔵白石駅を通過する。支線発着の電車はすべて本線(鶴見・弁天橋方面)と直通運転。
- 線路 … ∥:複線区間、|:単線区間(列車交換不可)、∨:ここより下は単線
- 本線、海芝浦支線、大川支線それぞれに混同防止用のカラーが付いており、本線は赤、海芝浦支線は青、大川支線は黄色となっている。
本線[編集]
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業 キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線・備考 | 線路 | 所在地 | ||||||||||||||||||
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JI 01 | 鶴見駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道:JK 京浜東北線 (JK 15) 京浜急行電鉄:KK 本線 ⇒ 京急鶴見駅 (KK 29) |
∥ | 横浜市 鶴見区 | ||||||||||||||||||
JI 02 | 国道駅 | 0.9 | 0.9 | ∥ | ||||||||||||||||||||
JI 03 | 鶴見小野駅 | 0.6 | 1.5 | ∥ | ||||||||||||||||||||
JI 04 | 弁天橋駅 | 0.9 | 2.4 | ∥ | ||||||||||||||||||||
JI 05 | 浅野駅 | 0.6 | 3.0 | 東日本旅客鉄道:JI 鶴見線(海芝浦支線) | ∥ | |||||||||||||||||||
JI 06 | 安善駅◆ | 0.5 | 3.5 | 東日本旅客鉄道:JI 鶴見線(大川支線)(乗換駅) | ∥ | |||||||||||||||||||
JI 07 | 武蔵白石駅 | 0.6 | 4.1 | ∥ | 川崎市 川崎区 | |||||||||||||||||||
JI 08 | 浜川崎駅◆ | 1.6 | 5.7 | 東日本旅客鉄道:JN 南武線(支線) (JN 54)・*東海道本線貨物支線(東海道貨物線) | ∨ | |||||||||||||||||||
JI 09 | 昭和駅 | 0.7 | 6.4 | | | ||||||||||||||||||||
JI 10 | 扇町駅◆ | 0.6 | 7.0 | | |
海芝浦支線[編集]
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線・備考 | 線路 | |||||||||||||||||||
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JI 05 | 浅野駅 | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道:JI 鶴見線(本線) | ∥ | |||||||||||||||||||
JI 51 | 新芝浦駅◇ | 0.9 | 0.9 | ∨ | ||||||||||||||||||||
JI 52 | 海芝浦駅 | 0.8 | 1.7 | | |
大川支線[編集]
- この支線の正式な起点は武蔵白石駅だが、車両長の関係上から1996年3月から通過となった。安善駅 - 武蔵白石駅間は本線。
駅番号 | 駅名 | 駅間 営業キロ |
累計 営業 キロ |
接続路線・備考 | 線路 | 所在地 | ||||||||||||||||||
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JI 06 | 安善駅 | 0.6 | 0.6 | 東日本旅客鉄道:JI 鶴見線(本線) | ∥ | 横浜市 鶴見区 | ||||||||||||||||||
- | (武蔵白石駅) | - | 0.0 | (大川駅発着の電車は通過) | ∨ | 川崎市 川崎区 | ||||||||||||||||||
JI 61 | 大川駅◇ | 1.6 | 1.6 | | |
廃止区間[編集]
() 内は起点からの営業キロ
鶴見川口駅への支線は、浅野駅を出ると鶴見小野駅まで本線と並走し、同駅隣でスイッチバックを行い南方へ至る線形となっていた。
廃駅[編集]
廃止区間にある駅を除く。(貨)は貨物専用駅、(臨)は臨時駅を表す。
- 本線(括弧内は鶴見駅起点の営業キロ)
- 海芝浦支線
- 末広停留場:1935年廃止、浅野駅 - 新芝浦駅間(浅野駅起点 0.2km)
- 石油支線
- 安善橋停留場:1938年廃止、安善駅 - 浜安善駅間(安善駅起点 0.4km)
鶴見駅と国道駅の間にある東海道本線を跨ぐ橋梁より鶴見駅方にホーム跡があり、これが廃止となった本山駅の跡である。ホーム跡の高架下は旧鶴見臨港鉄道のバス事業を源流の一つとする川崎鶴見臨港バスの車庫として利用されており、以前は横断距離が長いことで有名だった総持寺踏切もあった。
過去の接続路線[編集]
- 渡田駅:鶴見臨港鉄道軌道線
交差物件[編集]
- 鶴見駅~国道駅
- 国道駅~鶴見小野駅
- 橋梁
- 鶴見小野駅~弁天橋駅
- 浅野駅~安善駅
- 橋梁
- 旭運河
- 橋梁
- 浜川崎駅~昭和駅
- 橋梁
- 南渡田運河
- 橋梁
使用車両[編集]
- E131系1000番台
- 2023年12月末より順次営業運転を開始し、翌年2月末までに既存の205系を置き換えた。歴代の旧型国電、103系電車、205系電車が纏ったそれぞれの色をイメージした配色を採用している。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 当時、南武線側が有人の浜川崎駅を含む。
外部リンク[編集]
JR東日本の鉄道路線 |
JR東日本の支線 |