松本車両センター
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松本車両センター | |
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配置車両の一つ、E353系 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長野県松本市 |
鉄道事業者 | 東日本旅客鉄道 |
帰属組織 | 首都圏本部(長野支社) |
所属略号 | 長モト→都モト |
最寄駅 | 松本駅 |
管轄車両 | E353系 E127系100番台 |
旧称 | 松本電車区 |
開設 | 2002年(平成14年) |
車両基地概要 | |
敷地面積 | 39,535 m2 |
留置線本数 | 15本 |
洗浄線本数 | 1本 |
配置両数 | |
電車 | 237両 |
合計 | 237両 |
松本車両センター(まつもとしゃりょうせんたー)は、長野県松本市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏本部の車両基地である。松本駅に隣接しており、駅構内からは入れ替えを見ることができる。
概要[編集]
中央本線・篠ノ井線の特急「あずさ」・「かいじ」等に使用される「E353系」と主に大糸線・篠ノ井線・信越本線で使用される「E127系100番台」が所属する松本車両センター。
同じ長野県内の長野総合車両センターに比べると規模は小さく、あまり目立たない存在であるが中央本線の特急運行や大糸線の運行に欠かせない車両センターである。
略号は「都モト」(首都圏本部松本車両センター)。昔は「長モト」(長野支社松本車両センター)だったが、管轄が首都圏本部に移行したことにより都モトへ変更された。
歴史[編集]
ここでは松本車両センターの前身、松本運輸区が松本運転所と松本電車区に別れた2002年から解説する。
- 2002年(平成14年)3月23日 - 松本運転所のうち乗務員部門を松本運輸区として分離し、車両検修部門が松本電車区となる。
- 2002年(平成14年)12月1日 - 183系・189系が定期「あずさ」「かいじ」から撤退。
- 2004年(平成16年)4月1日 - 松本電車区から松本車両センターに改称。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 115系(C編成)84両を長野総合車両センターへ移管。これにより、当区から115系の配置がなくなる。
- 2013年(平成24年)3月16日 - 123系(クモハ123-1)が運用離脱。
- 2017年(平成29年)12月23日 - 新型車両E353系が「スーパーあずさ」で運用開始。
- 2018年(平成30年)3月16日 - E351系がすべての定期運用から撤退。
- 2020年(令和3年)6月15日 - E257系が全車両大宮に転属または廃車。
配属車両(現在)[編集]
略号「モト」は省略する。
- E353系(213両)
- 9両編成(S101編成 - S120編成)20本、3両編成(S201 - S211)11本が所属。
- E127系100番台(24両)
- 2両編成(A1編成 - A12編成)12本が所属。
- 主に信越本線・篠ノ井線・中央本線(長野 - 篠ノ井 - 松本 - 塩尻 - みどり湖 - 岡谷 - 小淵沢・塩尻 - 辰野 - 岡谷)・大糸線(松本 - 南小谷)で使用される。
- A5編成からA12編成までの8本は霜取り用パンタグラフを搭載している。
配属車両(過去)[編集]
略号「モト」は省略する。
- 篠ノ井線・信越本線で使用されていた。
- 1977年に115系に置き換えられ廃車。
- 中央本線・篠ノ井線・信越本線で使用されていた。
- 1978年に115系に置き換えられ廃車。
- 123系(クモハ123 - 1)
- 主に中央東線・篠ノ井線・大糸線で運用されていた。
- 2007年に全車両が長野総合車両センターへ転属した。
- 主に中央東線の急行で使用されていた。急行廃止後は普通列車の運用や臨時列車の編成として所属した。
- 2000年前半に引退。
- 中央本線の特急「あずさ」や「かいじ」に使用されていた。
- 2000年代にE257系に置き換えられ引退。
- 143系(クモヤ143 - 52)
- 中央本線の速達特急「スーパーあずさ」に使用されていた。
- 2018年4月に全車両がE353系に置き換えられ廃車になった。
- 中央本線の特急「あずさ」・「かいじ」や中央線・青梅線のライナー、「中央ライナー」・「青梅ライナー」などの各地ライナー運用に使用されていた。
- 2020年に中央本線での運用を離脱し、特急「踊り子」用2000番台・波動用5000番台に改造のうえ大宮に転属。付属編成は解体された。