日本全国の銘菓

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日本全国の銘菓(にほんぜんこくのめいか)は、日本における銘菓(土産菓子)の一覧である。

歴史[編集]

安土桃山時代に成立した茶道の発展とともに、日本全国各地に茶菓子としての伝統的な銘菓が誕生した。

江戸時代、茶道が上級武士や富裕な商人達の嗜みとして広く発展したため、各地で独特の菓子が作られ、地域の味が次々と登場した。流通が速度の遅い内航海運のみだった時代において、地方の銘菓はその土地に行かねば手に入らず稀少価値のあるものであった。

明治以降は洋菓子の製法が広まり、洋菓子風の菓子も多数作られた。また、鉄道の延伸により鉄道駅で銘菓が販売されるようになり売り上げが増えていった。軍隊でも退役した兵士が故郷への土産として購入することもあり、修学旅行の生徒も土産として購入することもあった。

第二次世界大戦に伴う物資統制が行われ菓子の製造が困難となった1938年昭和17年)12月、京都府和生菓子特殊銘柄品として18品目を選定し保護している。

高度経済成長期には観光客が激増して、各地で観光客目当ての菓子が量産された。従来の手工業的な生産設備では追いつかず、新しい機械を導入したところもあった。鉄道駅のみではなく、急行列車での車内販売での売り上げが増えていった。

以下に現在の日本各地で「銘菓」として認識されているものを列挙した。必ずしも古くからある伝統的「銘菓」だけでなく、近年造られた新しい「銘菓」も多数含まれる。

広範な地域で販売されているもの[編集]

北海道[編集]

石狩地方[編集]

空知地方[編集]

後志地方[編集]

渡島地方[編集]

檜山地方[編集]

胆振地方[編集]

日高地方[編集]

上川地方[編集]

留萌地方[編集]

網走地方[編集]

十勝地方[編集]

釧路地方[編集]

根室地方[編集]

東北地方[編集]

青森県[編集]

秋田県[編集]

岩手県[編集]

宮城県[編集]

山形県[編集]

福島県[編集]

関東甲信越[編集]

茨城県[編集]

栃木県[編集]

群馬県[編集]

埼玉県[編集]

千葉県[編集]

東京都[編集]

神奈川県[編集]

神奈川県銘菓共励会 が毎年指定している。2007年現在、指定銘菓は140を越える。

山梨県[編集]

長野県[編集]

新潟県[編集]

東海[編集]

  • 五平餅 (愛知県奥三河地方・長野県南信濃地方・岐阜県)
  • 鬼饅頭 (愛知県・岐阜県)

静岡県[編集]

岐阜県[編集]

愛知県[編集]

三重県[編集]

北陸近畿[編集]

富山県[編集]

石川県[編集]

福井県[編集]

滋賀県[編集]

京都府[編集]

大阪府[編集]

兵庫県[編集]

奈良県[編集]

和歌山県[編集]

中国[編集]

鳥取県[編集]

島根県[編集]

岡山県[編集]

広島県[編集]

山口県[編集]

四国[編集]

徳島県[編集]

香川県[編集]

愛媛県[編集]

高知県[編集]

九州沖縄[編集]

福岡県[編集]

佐賀県[編集]

長崎県[編集]

熊本県[編集]

大分県[編集]

宮崎県[編集]

鹿児島県[編集]

沖縄県[編集]

御用菓子司[編集]

脚注[編集]

  1. 亀井千歩子 『47都道府県和菓子/郷土菓子百科』 丸善出版2016年1月25日、187頁。ISBN 978-4-621-08975-0
  2. a b c d e f g h 『沖縄』 JTBパブリッシング〈楽楽―九州〉、2009年、78ページ。ISBN 978-4-533-07349-62009年11月3日確認。

関連項目[編集]


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おみやげ 日本全国の銘菓
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