鈴鹿市

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市旗

鈴鹿市(すずかし)は、三重県の中北部に位置する市である。

地理[編集]

北は四日市市、西は亀山市滋賀県甲賀市、南は津市と接し、南北に広い市域である。鈴鹿市役所は自治体の東寄りに位置する。鈴鹿市の南西部の「国府地区」には、国府台団地という田舎・郊外があり、道路は山道のような感じになっている。東は伊勢湾に面し、西は鈴鹿山脈・鈴鹿峠が広がっている。

観光・見どころ[編集]

観光地は、鈴鹿サーキット、椿大神社、鈴鹿青少年の森、浄土真宗本願寺派真福寺、飯野神社がある。

交通[編集]

鉄道は、JR関西本線近鉄名古屋線鈴鹿線伊勢鉄道伊勢線が通じていて、近鉄特急が停まる白子駅が事実上の市の玄関駅、平田町駅が西郊の拠点駅となっている[注 1]
一方、市役所に近い近鉄鈴鹿市駅、伊勢鉄鈴鹿駅や近鉄2路線が分岐する伊勢若松駅の拠点性は低い。なお、伊勢鉄の前身の国鉄伊勢線の開業前は、現在の関西本線河曲駅が「鈴鹿」の駅名を名乗っていた[注 2]

一般道路は、国道1号国道25号重複)、国道23号国道306号三重県道27号神戸長沢線などが通じる。
高速道路は、東名阪自動車道新名神高速道路が通じているが、インターチェンジは市域の北西に所在し、亀山IC伊勢道芸濃ICの方が利便が良い地域もある。

歴史[編集]

江戸時代は神戸(かんべ)が城下町、白子(しろこ)が伊勢街道の宿場町・港町として発展。東海道も通じ、石薬師、庄野の2つの宿場があった。戦時中、現在の市の南東域に、軍の工廠が集積したことを機に、1942年12月、河芸郡の神戸、白子の2町他7村、鈴鹿郡の5村が広域合併して成立。「鈴鹿」の市名であるが、中核となったのは河芸郡の町村である。
戦後は工廠跡地に本田技研工業などの工場が集積。海岸沿いにありながら、隣接の四日市のような臨海型ではなく、内陸型の工業都市となり、平田・算所に新市街が形成された。1962年には本田技研工業が鈴鹿サーキットを開設。モータースポーツのメッカとなると共に、遊園地も併設して、一大娯楽施設となった。

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  1. 伊勢鉄では玉垣駅に白子、平田町両駅との三重交通バスが通じる。
  2. 伊勢線開通前、亀山経由の急行は、市内の駅で加佐登駅に1往復だけ停車していた。

外部リンク[編集]


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