常滑市
ナビゲーションに移動
検索に移動
常滑市(とこなめし)は、愛知県にある市。人口は約5.7万人。
地理[編集]
知多半島の西側に位置し、伊勢湾に面している。北は知多市と、東は知多郡阿久比町や半田市や知多郡武豊町と、南は知多郡美浜町と接している。名鉄常滑線・名鉄空港線が市域の西側を縦断しており、特急停車駅の常滑駅や中部国際空港駅を含めて8駅がある。
歴史[編集]
常滑は平安時代末期から焼き物の産地である。常滑は瀬戸、丹波、備前、越前、信楽とともに日本六古窯のひとつとされる。常滑は日本六古窯の中では最も歴史が古く、最も規模の大きな産地であった。江戸時代には尾張藩の下で、常滑焼が日本各地に出荷された。1954年(昭和29年)、常滑町、鬼崎町、西浦町、大野町、三和村の4町1村が合併して常滑市が発足した。現在でも窯業が主要な産業であり、ファインセラミックスを製造する株式会社LIXILの衛生陶器部門は常滑が発祥の地である。2005年(平成17年)には伊勢湾の常滑市沖に中部国際空港(セントレア)が開港した。
教育[編集]
- 愛知県立常滑高等学校 - 1976年には愛知県立常滑北高等学校が分離独立したが、2006年には2校が統合され、市内の高校は常滑高校のみとなった。