ちんすこう

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ちんすこうとは、沖縄県郷土菓子である[1]。「ちん」は、珍しいまたは高価の意であり、「すこう」は菓子の意[1]

概要[編集]

琉球王朝時代に中国(明)から冊封使によって中国菓子の製法が伝えられ、中国菓子と日本菓子を融合し、琉球独自の菓子として作り上げられた。当初は中国風の蒸しカステラが基礎となり、米粉を蒸してから砂糖とラードを加え、型に入れて蒸し上げていた[1]。1908年(明治41年)、これまで型に入れて蒸し上げていたちんすこうを窯で焼き上げる製法に転換した[1]

脚注[編集]