盛岡市
盛岡市(もりおかし)は、岩手県のほぼ中央部に位置する県庁所在地、中核市である。
概要[編集]
北上盆地の北部に位置し、盆地を南に流れる北上川に東から中津川、西から雫石川が流れ込む合流点にある都市である。奥羽山系の主峰・岩手山を北西に臨む。「みちのくの京都」「東北の京都」と称され、仙台同様、「杜の都」とも称される。
2023年のアメリカのニューヨークタイムズ紙にて、世界で「2023年に行くべき52カ所」が発表され、日本から当市が2番目に選ばれた[注 1]。
地理[編集]
各都市との位置関係は以下の通り。
気候は、温暖湿潤気候(Cfa)に属するが、冷帯の湿潤大陸性気候(Dfb)との境界に近い。内陸の高地のため、夏・冬とも札幌市と近い気温である。
歴史[編集]
盛岡市は安土桃山時代、戦国大名の南部氏によって支配されていた。この南部氏は「三日月の丸くなるまで南部領」と言われて、青森県三八五地方と岩手県に広大な領土を誇った戦国大名である。豊臣政権末期の慶長年間(1596年 - 1615年)に、当時の南部氏の当主・南部信直は、20万石に相応しい城として、従前の三戸から不来方に根拠地を移して築城を開始。文禄2年(1593年)に信直が、「盛り上がる栄えある岡」という願いを込めて、地名を不来方から盛岡に改名したのが盛岡の地名の始まりとされている。
この築城は信直の没後も続けられ、足掛け40年にわたる大事業となり、同時の城下町の増設・整備も進められて、江戸時代には盛岡藩の中心地、そして藩政の中心地として栄えることになった。盛岡は北上川を利用した舟運の拠点となったことも利点が大きかった。
明治時代になると明治4年(1871年)の廃藩置県を経て県庁所在地となり、岩手県の政治・文化・経済・交通の中心都市として栄えることになった。明治22年(1889年)4月に市制を施行して盛岡市が誕生する。
昭和3年(1928年)に米内村、昭和15年(1930年)に厨川村、昭和16年(1941年)に浅岸村、中野村、本宮村を編入した。昭和30年(1955年)2月、簗川村と玉山村・滝沢村2村の一部を4月には太田村を編入し、同年10月に雫石町の一部と境界を変更し、平成4年(1992年)4月に紫波郡都南村を編入し、岩手郡外に市域が広がった。平成18年(2006年)に玉山村を編入した。
明治23年(1890年)に盛岡から東京間の東北本線が開通し、さらに田沢湖線、山田線の始発駅となった。昭和57年(1982年)には東北新幹線盛岡駅が開設され、盛岡市の交通の要衝としての重要度が上昇した。
古い歴史と伝統を誇る街なので、盛岡城跡をはじめ、岩手県立博物館、盛岡橋本美術館、原敬記念館、郷土の先人125人の偉業を紹介している盛岡市先人記念館などの文化施設が存在する。平安時代の貴重な城柵跡である志波城跡もあり、これは昭和59年(1984年)9月に国の史跡に指定され、志波城古代公園として開放されている。
産業[編集]
産業では古い歴史・伝統を誇る南部鉄器や家具木工品、銘酒、染物などがあり、酪農製品、機械器具、缶詰、スキー、紙工品などの製造も著しい。農業については都市近郊農業で、兼業化率が草加し、稲作やリンゴ中心の農業から酪農なども行われている。
小売店[編集]
主な百貨店、商業施設[編集]
- フェザン(盛岡駅ビル)
- 川徳(百貨店:パルクアベニューカワトク、郊外型複合店舗:アネックスカワトク)
- サンビル(岩手産業会館ビル)
- MOSSビル
- クロステラス盛岡
- 盛岡南ショッピングセンター サンサ(核店舗:ユニバース盛岡南店)
- ショッピングコートみたけ(核店舗:マルイチみたけ店)
- マイヤグランタウン(核店舗:マイヤ仙北店)
- B.H.Aoyama Town(核店舗:ビッグハウス青山店)
- アスライフ(核店舗:ユニバース青山店)
- アクロスプラザ盛南(核店舗:ジョイス盛岡西バイパス店)
スーパーマーケット[編集]
- その他
- たもり 乙部店
- 大善ストア 東仙北店
- スーパーかわてつ(川鉄商店)
- じゃんまる 津志田店
- 好摩ショッピングプラザたますえ
家電量販店[編集]
ホームセンター[編集]
書籍・CD・DVD・文具[編集]
- エムズエクスポ(書店・CD・DVD・文具)[注 9]
- 東山堂(書店、イオンモール盛岡・盛岡南や川徳など6店舗)
- さわや書店(書店、フェザンや大通など4店舗)
- MORIOKA TSUTAYA(書店、1店舗のみ)[注 10]
- 伊吉書院(書店、盛岡南ショッピングセンター・サンサのみ)
- 宮脇書店(書店、イオン盛岡渋民ショッピングセンターのみ)
- ジュンク堂書店(書店、MOSSビルのみ)
- 平金商店(文具、ななっくのみ)
- タワーレコード(CD・DVD、イオンモール盛岡)
盛岡市に拠点を置く主要企業[編集]
- 本社を置く企業
- 出先を盛岡市に置く企業
- 日本ハウスホールディングス(旧東日本ハウス)...かつては、盛岡市に本拠をおいていた。
- NECプラットフォームズ
- 国際航業
- 三和シヤッター
- カゴメ
- 東京海上日動火災保険
- 長府製作所
- サントリー
- 近畿日本ツーリスト東北
- 住友三井オートサービス
- 積水化学工業
- ソフトバンク
- 大日本住友製薬
- 東芝テック
- あいおいニッセイ同和損害保険
- アシックス
- 積水ハウス
- 大日本印刷
- 住友林業
- バンダイ
- KDDI
- 大成ロテック
- ゼビオ株式会社ネクサスカンパニー[1]
- 雪印メグミルク
- 日立建機
- 文化シヤッター
- マニュライフ生命
- 三菱電機
- 三菱電機ビルテクノサービス
- ベネッセコーポレーション
- 田辺三菱製薬
- 東日本旅客鉄道
- コニカミノルタ
- 盛岡に工場・事業所のある企業
- 森永乳業盛岡工場
- 東京電波盛岡事業所
- 美和ロック盛岡工場
- インクリメント・ピー東北開発センター
- 盛岡市の金融機関
- 本店・本所を置くもの
- 岩手銀行
- 北日本銀行
- 東北銀行
- 盛岡信用金庫
- 杜陵信用組合
- 岩手県医師信用組合
- 岩手県信用農業協同組合連合会
- 岩手中央酪農業協同組合
- 岩手県信用漁業協同組合連合会
- 支店・支所・有人出張所を置くもの
- 日本銀行 盛岡事務所。岩手県は仙台支店の管轄にある。
- みずほ銀行
- イオン銀行
- イオンクレジットサービスが銀行代理店として展開する店舗が、イオンモール盛岡南に設置されている。
- 商工組合中央金庫
- ゆうちょ銀行
- 日本政策金融公庫
- 青森銀行
- みちのく銀行
- 秋田銀行
- 七十七銀行
- 東北労働金庫
- ウリ信用組合 支店ではなく、有人出張所を設置
- あすか信用組合
- 農林中央金庫 盛岡推進室
- 岩手中央農業協同組合(JAいわて中央) 本所は紫波郡紫波町 旧・玉山区域を除く地域を管轄
- 新岩手農業協同組合(JA新いわて) 本所は滝沢市。旧・玉山区域を管轄
- 野村證券
- SMBC日興証券
- 大和証券
- みずほ証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- いちよし証券
郵便[編集]
- 一般信書便事業者
- 日本郵便
官公署[編集]
国の行政機関[編集]
- 復興庁
- 国土交通省
- 東北地方整備局岩手河川国道事務所
- 総務省
- 法務省
- 出入国在留管理庁
- 仙台出入国在留管理局盛岡出張所
- 国税庁
- 農林水産省
- 東北農政局岩手地域センター
- 環境省
- 東北地方環境事務所十和田八幡平国立公園管理事務所盛岡管理官事務所
- 防衛省
国の所管法人[編集]
独立行政法人[編集]
国立研究開発法人[編集]
- 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)管理本部(東北管理部盛岡事業場)[2]
- 農研機構東北農業研究センター
- 農研機構果樹茶業研究部門
- 森林研究・整備機構森林総合研究所東北支所
管轄警察署および消防署[編集]
警察署[編集]
- 盛岡東警察署(北上川以東および雫石川以南の地区=盛岡市のうち旧都南村域・ゆいとぴあ盛南地区北部および仙北地区・玉山区を管轄)
- 盛岡西警察署(北上川以西および雫石川以北の地区・繋・滝沢市・岩手郡雫石町を管轄)
- 盛岡駅前交番
- 前九年交番
- 三ツ家駐在所
- みたけ駐在所
- 厨川駐在所
- 過去に管轄していた警察署
消防[編集]
- 盛岡地区消防本部
- 盛岡中央消防署
- 松園出張所
- 上田出張所
- 玉山分署
- 盛岡西消防署
- 城西出張所
- 厨川出張所
- 盛岡南消防署
- 仙北出張所
- 盛岡中央消防署
教育[編集]
高等教育[編集]
- 大学
後期中等教育[編集]
- 県立高校
- 岩手県立盛岡第一高等学校
- 岩手県立盛岡第二高等学校
- 岩手県立盛岡第三高等学校
- 岩手県立盛岡第四高等学校
- 岩手県立盛岡南高等学校
- 岩手県立盛岡工業高等学校
- 岩手県立盛岡商業高等学校
- 岩手県立杜陵高等学校
- 市立高校
- 私立高校
- 岩手高等学校
- 岩手女子高等学校
- 鹿島学園高等学校いわてイーハトーヴキャンパス
- 鹿島学園高等学校盛岡キャンパス
- 江南義塾盛岡高等学校
- 第一学院高等学校盛岡キャンパス
- 盛岡白百合学園高等学校
- 盛岡スコーレ高等学校
- 盛岡誠桜高等学校
- 盛岡大学附属高等学校
- 盛岡中央高等学校
初等教育・前期中等教育[編集]
- 国立
- 公立の小中学校
- 私立
特別支援教育[編集]
- 国立
- 公立
- 岩手県立盛岡視覚支援学校
- 岩手県立盛岡聴覚支援学校
- 岩手県立盛岡みたけ支援学校(盛岡市には、高等部のみ設置。本部機構及び小学部・中学部は滝沢市に所在)
- 岩手県立盛岡峰南高等支援学校
- 岩手県立盛岡となん支援学校
- 岩手県立盛岡となん支援学校分教室
- 岩手県立盛岡青松支援学校
- 岩手県立盛岡青松支援学校もりおかこども分教室
交通[編集]
鉄道[編集]
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 盛岡駅
市内路線バス[編集]
- バス運行事業者
高速バス・特急バス[編集]
- 昼行便
-
- 盛岡市 - 仙台市:25.7万人(アーバン号)
- 盛岡市 - 大館市:20.9万人(みちのく号)
- 盛岡市 - 弘前市:16.5万人(ヨーデル号)
- 盛岡市 - 青森市:5.1万人(あすなろ号)
- 盛岡市 - 一関市:2.4万人(室根 - 盛岡線)
- 盛岡市 - 二戸市:2.2万人(すーぱー湯〜遊)
- 盛岡市 - 久慈市:1.2万人(久慈こはく号)+1.0万人(スーパー久慈)
- 盛岡市 - 八戸市:1.8万人(八盛号)
- 盛岡市 - 軽米町:1.9万人(ウィンディ)
- 盛岡市 - 十和田湖:0.2万人(とわだこ号)- 季節運行
- 盛岡市 - 宮古市:(106急行バス)-高速道路区間なし
- 盛岡市 - 大船渡市:(急行盛岡大船渡線)
- 夜行便
-
- 盛岡市 - 東京駅:5.5万人(ドリーム盛岡 (らくちん) 号)
- 盛岡市 - 厚木市:1.2万人(盛岡 - 横浜線)
道路[編集]
高速道路[編集]
地域高規格道路[編集]
一般国道[編集]
主要地方道[編集]
一般県道[編集]
- 岩手県道119号仙北町停車場線
- 岩手県道120号不動盛岡線
- 岩手県道128号厨川停車場線
- 岩手県道129号好摩停車場線
- 岩手県道132号上盛岡停車場線
- 岩手県道158号藪川川口線
- 岩手県道169号渋民川又線
- 岩手県道172号盛岡鶯宿温泉線
- 岩手県道204号大志田停車場線
- 岩手県道208号大ケ生徳田線
- 岩手県道220号氏子橋夕顔瀬線
- 岩手県道223号盛岡滝沢線
- 岩手県道258号繋温泉線
- 岩手県道293号本宮長田町線
- 岩手県道301号渋民田頭線
- 岩手県道502号盛岡矢巾自転車道線
市道[編集]
- 寺町通り
新聞社[編集]
- 全国紙・広域紙
- 地方紙
放送局[編集]
県域放送[編集]
- NHK盛岡放送局(ラジオは第1放送531kHz・第2放送1386kHz・FM放送83.1 MHz)
- IBC岩手放送(IBC。テレビはTBS(JNN)系列、ラジオはJRN/NRN系列・周波数684kHz)
- テレビ岩手(TVI。日本テレビ系列)
- 岩手めんこいテレビ(MIT。フジテレビ系列)
- 岩手朝日テレビ(IAT。テレビ朝日系列)
- エフエム岩手(FMI。エフエム東京系/JFN系列)
- 盛岡川目テレビ中継局
- 盛岡浅岸テレビ中継局
- 以上2局からはデジタル放送電波が送出されている。ただし、この両局は出力がアナログ放送時代より減力され、さらに浅岸局のデジタル送信塔は従前のアナログ放送とは別の場所に設置された。
- なお松園北・松園南・繋の3中継局は他地域局からの電波による地デジ受信が可能なため、2012年3月31日を以て廃局となった。このためこれら中継局エリアでは地デジ受信時にアンテナの方向変更が必要。
- 谷地山局や雫石テレビ中継局を受信している世帯もある。
文化施設[編集]
観光・文化・名産・施設・スポーツ[編集]
観光[編集]
- 盛岡八幡宮
- 盛岡天満宮
- 三ツ石神社
- 報恩寺・五百羅漢
- 十六羅漢
- 大慈寺
- 寺町通り(日本の道百選)
- もりおか啄木・賢治青春館(旧国立第九十銀行本店本館)(国の重要文化財)
- 大慈清水・青龍水
- 龍谷寺のモリオカシダレ(国の天然記念物)
- 岩手大学農学部付属農業教育資料館 - 旧盛岡高等農林学校(国の重要文化財)
- 盛岡市保護庭園
- 旧南部氏別邸庭園(現・盛岡市盛岡中央公民館、国の登録記念物)
- 東楽寺(十一面観音)
- カキツバタ群落
- 石割桜
- 米内浄水場
- 岩手公園(国の史跡・盛岡城址)
- 志波城(国の史跡)
- 石川啄木記念館
- 上ノ橋擬宝珠
- 岩手銀行赤レンガ館(国の重要文化財)
- 盛岡信用金庫本店
- 酒買地蔵尊
- 豆腐買地蔵尊
- おもかげ地蔵尊
- 盛岡市先人記念館
- 手代森遺跡
- もりおか歴史文化館
- 茣蓙九(森九商店、国の重要文化財)
- 旧石井県令私邸
祭事・催事[編集]
名産品・味覚[編集]
- 郷土料理
- 菓子
-
- 醤油だんご:みたらし団子とは異なり、古い団子の製法によって作られ、醤油のみを使用する串団子。全国的に見て、盛岡市近辺にのみ作られている。
- ゆべし:北陸・九州で知られる「柚子釜ゆべし」と異なる。
- きりせんしょ:ゆべしと同一視されることがある。関東以南で知られる「きりせんしょ」同様、山椒を加えることが稀にある。
- お茶餅:「うちわもち」とも。胡桃味噌を塗して焼いた餅。
- 鎌焼:「鎌」の歯に見立てた呼び名。胡桃餡や味噌餡などを包む。「味噌っぱさみ」とも。生地が白の場合、シソの葉で巻くことがある。
- 花饅頭:うるち米と餅米をまぜ、ふかして作った菓子。桃の節句に食する。
- 黄精飴:江戸時代に方長老が漢方薬として伝えたという「黄精(アマドコロ)」を使った菓子。
- 葡萄飴:山葡萄の甘味を生かした餅菓子。
- 豆銀糖:江戸時代の豆銀に見立てた青豆菓子。
- からめ餅:盛岡藩の「金山からめ節」に因んだとも、携行食ともいわれる。
- 南部煎餅:小麦をベースに胡麻・胡桃・落花生などをあしらった焼菓子。
- ぶぢょほ団子:黒蜜を包んだ一口餅。噛むと黒蜜が飛び出すため一口で食べねばならず、「不調法(行儀が悪いこと)」に見えることからその名が着いた。
- 豆しとぎ:枝豆で製する蒸し菓子。
- 雁月(がんづき):小麦粉と胡桃・胡麻を混ぜ蒸した菓子。まぶした胡桃が月を渡る雁に見えることから。
- へっちょこ団子:一口大の白玉団子をへこませて茹で、汁粉に入れて食す。「へっちょこ」とは、臍のこと。
- 小麦餅:小麦粉を練って焼いた自家製菓子。
- 蕎麦餅:蕎麦粉を練って焼いた自家製菓子。
- 干し餅:餅を薄く切って乾燥させたもの。揚げたり湯に浸し崩して食べる。
- 薄焼き:主に祭礼の出店で売られる、小麦粉を伸ばして焼いたクレープ状の菓子。
- 盛岡駄菓子:元来、保存食として生まれ、祭事に用いられ子どもの菓子として定着した。石衣(兎玉)、青柳、丹切、茶玉、肉桂玉、薄荷糖(薄荷の香りのついた砂糖菓子[4])、生姜糖、焼酎糖、黄粉ねじり、ラッキョウ飴など。正月に限り、相撲力士を象った小麦菓子を売る習慣がある。
- ロシアビスケット:ロシアから伝わった非常に硬い胡桃のビスケット。現在は盛岡市内正食普及会より販売。
- 食材の呼び方・食習慣
- 地ビール
スポーツチーム[編集]
- 岩手銀行硬式野球部 - 1961年から1995年にかけて活動していた社会人野球の企業チーム。
- フェズント岩手 - 2006年に創部した社会人野球の広域複合企業チーム。広域複合企業チーム創設のリーディングケースとなるかと注目されていたが、資金難から2015年に解散した。
盛岡を舞台とした作品[編集]
著名な出身者[編集]
政財界・法曹界・学界[編集]
- 阿部浩 - 第18代東京府知事
- 上田常隆 - 毎日新聞社長
- 梅津芳三 - 横須賀市長
- 及川昭伍- 国民生活センター理事長
- 大島高任 - 日本近代製鉄業の父
- 大矢馬太郎 - 盛岡市長、貴族院多額納税者議員、衆議院議員
- 小田中聰樹 - 法学者・東北大学名誉教授
- 小野清一郎 - 法学者・東京大学名誉教授
- 鹿島精一 - 鹿島組初代社長、貴族院勅選議員
- 加藤哲郎 - 政治学者・一橋大学名誉教授
- 加藤麻衣 - 盛岡市議会議員、人権活動家
- 金子定一 - 陸軍少将・衆議院議員
- 神谷尚男 - 検事総長
- 菊池武夫 - 法学者・中央大学初代学長
- 金田一京助 - 言語学者・民俗学者・國學院大學名誉教授
- 熊谷史人 - 元ライブドア代表取締役
- 斉藤光政 - ジャーナリスト・東奥日報編集委員
- 佐々木耕郎 - 栃木県日光市長
- 佐々木隆生 - 経済学者・北海道大学名誉教授
- 庄司昭夫 - びっくりドンキー創業者
- 杉村陽太郎 - 国際連盟事務次長
- 鈴木巌 - 衆議院議員(立憲政友会)
- 田鎖綱紀 - 日本速記法創始者
- 田子一民 - 衆議院議長
- 多田武雄 - 海軍中将・海軍省軍務局長・海軍次官
- 出淵勝次 - 駐米大使・外務次官・参議院議員
- 東條英教 - 陸軍中将
- 栃内曽次郎 - 海軍大将・第12代連合艦隊司令長官
- 中村誠 - グラフィックデザイナー・元資生堂顧問
- 新渡戸稲造 - 農学者・教育者・東京女子大学創設者・国際連盟事務次長
- 馬場義也 - 神奈川県平塚市長
- 高橋昌造 - 矢巾町長
- 原勝郎 - 歴史学者・京都帝国大学教授
- 原敢二郎 - 海軍中将・「陸奥」艦長・連合艦隊参謀長
- 原敬 - 政治家・第19代内閣総理大臣
- 藤島亥治郎 - 建築史家・東京大学名誉教授
- 藤村正之 - 社会学者・上智大学副学長
- 森澤敏哉 - 農林水産省北陸農政局長
- 三井道郎 - 神学者・ロシア語学者・日本ハリストス正教会総務局長
- 森嘉兵衛 - 歴史学者・岩手大学名誉教授
- 八木橋孝男 - 元三菱地所レジデンス社長
- 八角三郎 - 海軍中将・衆議院議員・内閣顧問
- 柳田藤吉 - 実業家・衆議院議員
- 山屋他人 - 海軍大将・第11代連合艦隊司令長官
- 横川省三 - 新聞記者・自由民権運動家
- 米内光政 - 海軍大将・第37代内閣総理大臣
作家・芸術家・漫画家[編集]
- 秋浜悟史 - 劇作家
- 阿部金剛 - 洋画家
- 天沼俊 - 漫画家
- 石川啄木 - 歌人
- 海野経 - 画家
- 大西民子 - 歌人
- 大友啓史 - 演出家・映画監督
- 小野寺悦子 - 詩人・童話作家
- GAGLE - ミュージシャン
- かな(にざかな) - 漫画家
- 川島道行 - ミュージシャン(BOOM BOOM SATELLITES)
- 北山猛邦 - 作家
- 城戸朱理 - 詩人
- 久美沙織 - 作家
- 五味清吉 - 画家
- 斎藤純 - 作家
- 嵯峨直樹 - 歌人
- 佐々木収 - ミュージシャン(MOON CHILD)
- 佐々木賢光 - 画家
- 佐藤剛 - 音楽プロデューサー
- 菅木志雄 - 現代美術家
- 鈴木彦次郎 - 小説家
- 鈴木文彦 - 八重洲ブックセンター顧問
- 瀬川英史 - 作曲家
- 相米慎二 - 映画監督
- そのだつくし - 漫画家
- 高橋研 - シンガーソングライター・音楽プロデューサー
- 田中美菜子 - 漫画家
- 富田砕花 - 詩人
- 中津文彦 - 作家
- 名久井直子 - 装丁家・グラフィックデザイナー
- 波多野杜夫 - 小説家
- 服部祐民子 - シンガーソングライター・webデザイナー
- 深沢紅子 - 画家
- 深沢省三 - 画家
- 藤枝とおる - 漫画家
- 舟越桂 - 彫刻家
- 細越麟太郎 - 映画評論家
- 松阪晶子 - シンガーソングライター
- 松田惺山 - 鬼太鼓座代表
- 松田十刻 - 作家
- みやこうせい - エッセイスト・写真家
- 夢来鳥ねむ - 漫画家
- 村上善男 - 美術家
- 森荘已池 - 作家
- 燿 - ベーシスト(摩天楼オペラ)
- 横濱勉 - 建築家
- 吉田恒星 - 写真家
- 吉田朋代 - シンガーソングライター
- 吉田光彦 - 漫画家
俳優・芸能界・アナウンサー・スポーツ選手[編集]
- 赤城マリ子 - 元女子プロレスラー
- 赤平大 - フリーアナウンサー、元テレビ東京アナウンサー
- 浅沼晋太郎 - 声優・脚本家・演出家
- 伊勢志摩 - 女優
- 伊東みやこ - 声優
- 今井友理恵 - 石川テレビアナウンサー
- 植本潤 - 俳優・ナレーター
- 大石枝里 - タレント
- 大村公二 - 特殊メイクアーティスト
- 奥野香耶 - 声優
- 小笠原舞子 - 元札幌テレビ放送アナウンサー
- 小笠原満男 - プロサッカー選手
- 小山悠里 - NHK名古屋放送局契約キャスター、元札幌テレビ放送アナウンサー
- 加藤真輝子 - テレビ朝日アナウンサー
- 菊地秀規 - お笑いタレント(いつもここから)
- 菊池雄星 - プロ野球選手
- 木村庄之助 (27代) - 立行司
- 木村慎吾 - 青森朝日放送アナウンサー
- KYO-SUKE - プロマジシャン・俳優
- 久慈次郎 - 野球選手
- 熊谷更紗 - バレーボール選手
- 倉本剛 - お笑いタレント(ロケット団)
- 小西喜蔵 - 日本競馬史上初のクラシック三冠達成騎手
- ザ・グレート・サスケ - プロレスラー・元岩手県議会議員
- 佐々木未来 - 声優
- 佐藤千亜妃 - 元女優・ミュージシャン (きのこ帝国)
- 佐々木佑花 - 北海道放送アナウンサー
- 佐藤洸彬 - フィギュアスケート選手
- 佐藤洋太 - プロボクサー
- 獅子内謹一郎 - アマチュア野球選手。「岩手野球の父」と呼ばれた。
- 真堂藍 - 女優
- 高橋佳代子 - アナウンサー
- TAKAみちのく - プロレスラー
- 田山真美子 - 女優
- 千菅春香 - 歌手・声優
- ミラノコレクションA.T. - 元プロレスラー
- 戸塚純貴 - 俳優
- 長岡輝子 - 女優
- 仲谷明香 - 声優・アイドル(元AKB48)
- 錦木徹也 - 大相撲力士
- 畠山孝一 - 民謡歌手
- 林勇介 - プロサッカー選手
- HIROKI - プロレスラー
- ふじポン - ローカルタレント
- 細川絢加 - バレーボール選手
- 細谷翠 - フリーアナウンサー
- 前田剛秀 - レーシングドライバー
- 松本啓二朗 - プロ野球選手
- 美楯山海一郎 - 元大相撲力士
- 宮城千賀子 - 女優
- 村上まゆこ - 元ニッポン放送アナウンサー
- 村里敏彰 - 国際スキー連盟副会長
- 百岡古宵 - アイドル(アイドルネッサンス)
- 柳田久美子 - 歌手
- 矢羽々恵匡 - テレビ静岡アナウンサー
- 山形純菜 - TBSアナウンサー
- 山川恵里佳 - タレント
- 山本脩斗 - プロサッカー選手
- 類家明日香 - アイドル
- 和田圭市 - 俳優
- 日下歩睦 - アイドル・作詞作曲家
ゆかりのある人物[編集]
- 安倍貞任 - 平安時代中期の武将
- 五十嵐大介 - 漫画家
- 池野恋 - 漫画家
- 石川栄耀 - 都市計画家
- 板垣征四郎 - 陸軍大将・第46、47代陸軍大臣
- 板垣正 - 元参議院議員
- 岩崎信 - 工学者
- 及川古志郎 - 海軍大将・第45、46代海軍大臣
- 大江卓 - 実業家
- 筑紫哲也 - ジャーナリスト
- 小田ひで次 - 漫画家
- 尾高惇忠 - 官営富岡製糸場初代場長
- 影山明仁 - 間取り作家(在住)
- 河本緑石 - 詩人、童話作家。盛岡高等農林学校卒(出生は鳥取県倉吉市)
- 工藤雅樹 - 歴史学者・考古学者
- 小松正之 - 元国連食糧農業機関(FAO)水産委員会議長
- 小山実稚恵 - ピアニスト
- 佐香厚子-漫画家
- 佐藤得二 - 哲学者
- 佐藤信淵 - 思想家
- 島地黙雷 - 宗教家(浄土真宗)
- ジョヴァンニ安東 - 芸術家(サイバーゲージツ家)
- 鈴木裕樹 - 俳優(D-BOYS)
- 高橋克彦 - 作家(在住)
- 松本竣介 - 洋画家
- 宮澤賢治 - 童話作家、詩人。盛岡高等農林学校卒(出生は岩手県花巻市)
- 島地大等 - 宗教家(浄土真宗)
- 新宮涼庭 - 蘭方医
- 神太郎 - 俳優
- 巽聖歌 - 童謡「たき火」作者
- 山田美妙 - 小説家・詩人[5]
- 米内穂豊 - 挿絵画家
- 夏井高人 - 法学者
- 南部利昭 - 靖国神社宮司
- 南部利文 - 盛岡南部家当主
- 二宮柊 - 杉野学園ドレスメーカー学院学院長
- 林有造 - 逓信大臣(立志社)
- 福田繁雄 - グラフィックデザイナー
- 舟越保武 - 彫刻家
- メアリー・キダー - フェリス女学院創立者
- 渡辺祐 - エディター・ライター・J-WAVEパーソナリティ
脚注[編集]
- 注
- ↑ けど、翌年のNYタイムスの山口市選定に比べると、話題性が小さかった感あり。
- ↑ マルイチのフランチャイズ。
- ↑ 城西店以外はマルイチ及び業務スーパーに併設。
- ↑ マルイチのフランチャイズ。ベルジョイス運営の『ビッグハウス』とは異なる。
- ↑ 元は、旧東北ケーズ店舗・「盛岡本店」だが、運営主体がデンコードーへ移管されたことに伴い、「盛岡北本店」に改称。後に本店が取れて、現在の「盛岡北店」となっている。
- ↑ 旧MAX Denkodo盛岡西店からケーズブランドに転換したケーズデンキ盛岡西本店となったが、その後本店が取れた店舗。
- ↑ 初代は、東北ケーズデンキが運営していたものをデンコードーが継承したもの。2代目は、初代店舗を閉鎖する形でデンコードー盛岡南店を「ケーズデンキ」に転換した店舗、3代目は、旧盛岡南サティ(初代・三本柳)の跡地に開業した現行の店舗。
- ↑ 初代は、南イオンの向かい、現在のMORIOKA TSUTAYAの建物に入居していた
- ↑ 旧・アルテマルカン盛岡店。
- ↑ DCMホーマックスーパーデポ盛南店(初代)の跡地に開店。
- ↑ 岩手県庁が登記上の名目的な本店なので、実質的な本社機能は宮古駅(宮古市)。
- ↑ ただし、020-01xx地域のうち盛岡市緑が丘・高松地区には盛岡中央郵便局が回収担当となっている郵便ポストが一部存在する(ただし、そちらへの郵便物配達はすべて盛岡北郵便局の担当)。
- 出典
- ↑ “会社概要・タケダスポーツ”. タケダスポーツ、2022年2月26日確認。
- ↑ “農研機構について/組織概要”. 農研機構. 2020年2月3日確認。
- ↑ いわての文化情報大事典
- ↑ コトバンク
- ↑ “盛岡の先人たち 第67回:山田美妙(やまだびみょう)”. 盛岡市公式ホームページ. 2014年7月21日確認。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 観光