桑名市
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桑名市(くわなし)は、三重県の北部にある市。
地理[編集]
揖斐川・長良川・木曽川の木曽三川が注ぐ伊勢湾最奥部に位置する。西は鈴鹿山脈、北は養老山脈に囲まれている。一般的には桑名市の平野部は伊勢平野に含まれるが、東の濃尾平野とは連続性がある。
桑名郡木曽岬町、三重郡朝日町、川越町、員弁郡東員町、四日市市、いなべ市、愛知県弥富市、愛西市、岐阜県海津市と接している。
交通[編集]
江戸時代から揖斐川河口付近が東海道の宿場町・城下町・湊町として栄えた。
明治期に関西鉄道によって桑名駅が開設されると市街地は南西方向へ拡大した。昭和初期には旧城下町と桑名駅を結ぶ桑名電軌の路面電車も運行されていた。
桑名駅および隣接の西桑名駅にはJR東海関西本線、近鉄名古屋線といった主要幹線や養老鉄道、三岐鉄道北勢線の4社4路線が乗り入れており、北勢地域屈指の拠点性を有している。2020年(令和2年)には駅前ビルの桑栄メイトが閉鎖され、橋上駅舎の利用を開始するなど、昭和臭い駅からの脱却を図っている。
道路は東名阪自動車道、伊勢湾岸自動車道や国道1号線、国道258号(大桑道路)、国道421号など主要幹線が集中し、現在も交通の要衝である。
三重県の中で愛知県に最も近い都市であり、名古屋市等の愛知県へ通勤、大学等へ通学する住民が多い[注 1]。