月餅(げっぺい)とは、中国の菓子。
13世紀初頭に蒙古軍を撃退するための秘密文書を饅頭の中に入れ、伝令に使用した故事に因むとされている。日本に伝来したのは17世紀初頭頃といわれ江戸時代には長崎の名物となった。月をイメージした丸い形で、「広式」という別名もある。アヒルの卵を塩水につけて黄身を入れたものもある。小豆餡やハスの実の餡やナツメ餡なども一般的である。日本では飲茶として出されるときもあり、中村屋が販売している。