東日本旅客鉄道高崎支社
EF64-37。現在では廃車となっている当車両も高崎所属(甲府常駐)だった。 | |
所在地 | 群馬県高崎市栄町6-26 |
管理旅客路線 | 上越新幹線(熊谷 - 上毛高原) 北陸新幹線(安中榛名のみ) 高崎線(宮原 - 高崎) 上越線(高崎 - 土合) 吾妻線(全線) 両毛線(思川 - 新前橋) 信越本線(高崎 - 横川) 八高線(毛呂 - 倉賀野) |
車両基地 | ぐんま車両センター(都クン) 高崎車両センター(都タカ) |
運輸区 | 高崎運輸区 新前橋運輸区 籠原運輸区 |
公式Instagram | JR東日本高崎支社(公式) |
東日本旅客鉄道高崎支社とは、高崎駅を拠点とするJR東日本の支社である。通称「高崎支社」。国鉄時代には同所に高崎鉄道管理局が存在していた。
概要[編集]
信越本線 (高崎 - 横川)や両毛線(思川 - 新前橋)等を管理している当支社。367.5kmの在来線と165.5kmの新幹線、90の駅を管轄している。
当支社はJR東日本首都圏本部の中で唯一SLを保有している支社であり、現在でも「SLぐんま みなかみ」・「SLぐんま よこかわ」などのSLを使用した臨時快速列車を運行している。
また、JR東日本の災害業務計画では東京等で事件や事故、災害が発生した際は当支社を臨時本部とすることにしている。
当支社には昔E233系が所属していた。だが、上野東京ラインの開業により全編成が大宮支社の小山車両センター・大宮車両センターへ転属となった。そのため、現在高崎支社に所属する電車は211系のみとなった。そのため、高崎支社管内完結の多くの運用は211系が運行している。
先述の通りSLを保有している首都圏の支社はここのみ。また、機関車の保有が多いことで知られている高崎支社。
の以上6両が所属しており、機関車保有数はJR東日本管内では最多となる。
歴史[編集]
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄高崎鉄道管理局は東日本旅客鉄道 東京圏運行本部高崎運行部となる。
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)3月29日 - 足尾線をわたらせ渓谷鐵道に転換。
- 1991年(平成3年)12月1日 - 吾妻線の川原湯駅を川原湯温泉駅、長野原駅を長野原草津口駅に、それぞれ改称。
- 1992年(平成4年)3月14日 - 吾妻線に小野上温泉駅を新設。
- 1997年(平成9年)10月1日 - 北陸新幹線高崎駅 - 長野駅間先行開業。信越本線の横川駅 - 軽井沢駅間は廃線、同じく軽井沢駅以西はしなの鉄道線に転換。軽井沢駅を長野支社に移管。
- 1999年(平成11年)3月12日 - 両毛線に前橋大島駅を新設。
- 2004年(平成16年)
- 2018年(平成30年)4月1日 - 両毛線にあしかがフラワーパーク駅を新設。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 新幹線統括本部発足に伴い、上越・北陸新幹線の運行・線路設備管理業務を同本部へ移管。
- 2020年(令和2年)12月18日 - 支社ウェブサイトを閉鎖、本社サイトに統合。
管轄路線[編集]
群馬県全域と埼玉県の大宮より北西・栃木県の小山より西を管轄としている。2021年3月31日時点で、合計367.5kmの在来線、合計165.5kmの新幹線、90の駅を管轄している。新幹線については2019年4月1日より発足した新幹線統括本部へ列車運行・線路設備管理業務を順次移管しているが、現在も元々の管轄区間が営業エリアとして位置づけられている。
- 路線
※支社境界はいずれも閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線である。
路線名 | 区間 | 駅数 | 備考 |
---|---|---|---|
上越新幹線 | (熊谷駅・本庄早稲田駅・高崎駅・上毛高原駅) | [* 1] 2(4) | 左記5駅の駅運転・営業業務のみ担当 列車運行・線路設備管理は新幹線統括本部の管轄 |
北陸新幹線 | (安中榛名駅) | [* 2] 1 | |
高崎線 | 宮原駅[※ 1] - 高崎駅 | 18 | |
上越線 | 高崎駅 - 土合駅[※ 2] | [* 3] 15 | |
◇吾妻線 | 渋川駅 - 大前駅 | [* 4] 17 | |
両毛線 | 思川駅[※ 3] - 新前橋駅 | [* 5] 16 | |
信越本線 | 高崎駅 - 横川駅 | [* 3]7 | |
八高線 | 毛呂駅[※ 4] - 倉賀野駅 | [* 6] 13 |
- 駅数についての注釈
- 支社境界についての注釈