西武新宿駅
西武新宿駅 | |
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せいぶしんじゅく Seibu-Shinjuku | |
(2.0km) 高田馬場 SS02► | |
所在地 | 東京都新宿区歌舞伎町一丁目30-1 |
駅番号 | SS01 |
所属事業者 | 西武鉄道 |
所属路線 | ■新宿線 |
キロ程 | 0.0km(西武新宿*起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- | 183,666人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)3月25日 |
乗換 | 東京地下鉄(東京メトロ) 丸ノ内線 新宿駅 M-08[1] 東京都交通局(都営地下鉄) 大江戸線 新宿西口駅 E-01[1] ※ 連絡運輸実施路線のみ記載 |
* 0kmの距離標があるのは次駅の高田馬場。当駅は高田馬場から-2kmとなっている。 | |
西武新宿駅(せいぶしんじゅくえき)は、東京都新宿区歌舞伎町一丁目にある西武新宿線の駅。駅番号はSS01。
概要[編集]
JR東日本や小田急電鉄、京王電鉄が乗り入れる新宿駅とはやや離れており、北側に位置する。新宿駅と新大久保駅の間に近い。当駅 - 高田馬場駅間は私鉄が山手線の内側を長距離に渡り並走する貴重な区間である。
2018年(平成30年)11月26日 - 同月30日、自律移動型ロボットによる警備の実証実験が行われた[2]。
夕方のラッシュ時には、そのホームの狭さが原因で、特急への乗車を待つ客と急行への乗車を待つ客であふれかえり、非常に危険な状況になる。午後9時までは整列乗車を実施している。
駅構造[編集]
西武鉄道は、新宿線を国鉄(当時)の新宿駅付近に乗り入れさせる事を構想していて、そのため長い間仮駅となっていた。また、1964年に開業した国鉄新宿駅ビル「マイシティ(現・ルミネエスト新宿)」の2階は西武線乗り入れを考慮した構造となっていた。
しかし、8両編成までしか有効長がとれなかったので乗り入れ計画を断念。1977年3月3日に仮駅部分に現在の西武新宿駅駅ビルが完成し、以来現在でもPePe西武新宿(1 - 8階)・新宿プリンスホテル(それより上)、アメリカン・ブルバード(1・2階)が入っている。
地下で接続する「新宿サブナード」は、駅ビル完成以前の1973年に既にオープンしており、2003年に30周年を迎えた。この新宿サブナード経由で新宿三丁目駅と連絡できるが、他線の新宿駅へは地下道では大迂回となっており、2021年4月に、新宿サブナードを南へ延伸するかたちで、メトロ丸ノ内線新宿駅北側のメトロプロムナードへ短絡する「新宿駅北東部地下通路線」の都市計画手続を遂行することが発表された。
南口は、地上から階段を上がって切符売場のあるコンコース(2階)へ出て、さらに階段を上がらないと改札に行けないという構造のため、2005年にバリアフリー化工事を実施し、車椅子利用者のためのスロープの整備を進め、同年11月に南口正面からPePe内のエレベーターを使って2階コンコースに出られる様にした。PePeの2階とコンコースの床面に段差があるため、コンコースから地上に下りる階段を一部縮小して、PePeからコンコースまでのスロープを新設した。
また、コンコースと改札口間にもスロープがあったが、これも同時に改修し、また有人改札口をカウンター式に改装した。
ただし、エレベーターはPePeのものを使う事になるため、なかなか来ないという問題があり、PePeとコンコースの間のスロープも無理矢理付けた感が強く、使い勝手を考えたとは言い難いものとなってしまっている。2008年度より、ホーム屋根及びホーム床や北口旅客トイレ改修等のリニューアル工事が2009年度まで実施中である。
続けて、同月から南口改札のトイレのバリアフリー化改築を行い、車椅子やオストメイトの利用に対応させるために、段差を解消した。
これに対し、北口改札は全くバリアフリー化などの対処がなされておらず、エレベーター、エスカレータともに設置されていない。また、駅員も北口には常駐していないため、車椅子利用者は南口まで移動を強いられる状況にある。
駅舎はプリンスホテル側の南口がメインで、初電から終電まで利用できるが、高田馬場寄りの北口は終電後翌日の朝7時まで閉鎖されるので、利用者の数には大幅な差がある。
トイレは南口改札内の他、北口改札内にある。このうち多機能トイレは南口改札内に設置している。
周辺[編集]
脚注[編集]
- ↑ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年05月26日閲覧)
- ↑ 「西武鉄道とユニシスなど、警備ロボットを西武新宿駅で実証実験」日経テクノロジーオンライン(2018年11月27日)2018年11月28日閲覧。