川口市
川口市旗(昭和40年制定) | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
所属 | 埼玉県中央地域 |
人口 | 607,105 人 |
面積 | 61.95 km2 |
人口密度 | 9799.9 人/km2 |
公式サイト | www |
自治体の花 | テッポウユリ |
自治体の木 | サザンカ |
備考 | 人口、面積は2020年1月1日市発表情報。人口密度は以上から計算。 市役所は間もなく新庁舎が完成する。 |
役場・中心施設画像 | |
役場・中心施設位置 | 埼玉県川口市青木2丁目1番1号 |
川口市とは、埼玉県南東部に位置する市であり、中核市[1]、保健所政令市に指定されている。人口は埼玉県内ではさいたま市に次ぐ第2位。本当に住みやすい街ランキング2020において1位獲得[注 1]。その後クルド人問題が日本第一党など右翼団体によりインターネットで知れ渡り2024年日本一住みたくない街1位獲得。
概要[編集]
川口市章(昭和8年制定) | |
市町村コード | 11203-8 |
法人番号 | 2000020112038 |
市長 | 奥ノ木信夫市長 |
副市長 | 清水竹敏、瀧川聡史副市長 |
人口増加率 | 3.0% |
世帯数 | 292,639戸 |
水面積率 | -% |
主な道路 | 東北自動車道 首都高速川口線 東京外環自動車道 国道122号線 国道298号線 埼玉県道1号さいたま川口線 第二産業道路 |
観光地 | 赤山歴史自然公園 グリーンセンター 芝桜 |
市内は主に住宅街が広がっており、人口密度は県内2位である[注 2]。イオンモール川口前川やミエル川口などの大型ショッピングモールも数多くある。蕨駅や南浦和駅、東浦和駅は川口市から近く、使用する川口市民も多いと見込まれる。東京都と隣接しており、東京都のベッドタウンとしても利用されている都市であり、いわゆる埼玉都民が多く、15歳以上の社会人のうち33.7%が東京へ通勤・通学している。荒川のあっちと向こうでは、地価が20%近く川口市の方が安い。しかし、最近は埼玉都民の数は減少の傾向を辿っており、川口市内で働く人も増えている。また、さいたま市への通勤率が高い。人口は60万人を越えており、多くの超高層ビルが立ち並ぶ。しかし市北東部は、いまだ田畑が残っている地域もある。交通は電車面では、主に市南西部が発展しており、それ以外の場所では、バス網が発達している。2018年には特例市から中核市に移行され、市の権限が増加した。また、川口市定住促進動画「お願い住んで川口市」では、川口市の利便性を強調するために「ほぼ東京」と言うような表現を用いている。埼玉県人はさぞ自虐が好きなのであろう[要出典]。ほぼ東京と名乗る川口市であるが実際のところ、隣接する東京都北区は、川口駅より乗降客数が多いはずの赤羽駅周辺でも都会的な商店や高層ビルなどが存在せず、閑散な住宅街が広がっており、実質埼玉県の植民[粛清されました]。グーグルアースで両駅周辺を見比べr[粛清されました]。
人口[編集]
合併でさいたま市が成立する前は、浦和市、大宮市、与野市の3市に分かれており[注 3]、その当時は、川口市は38万人の人口を抱え、県下で1位の人口だった[注 4]。
その後、地価の安さや東京都区部からの近さなどから外国人から脚光を浴び人口は急躍進を遂げ、現在では60万人を超え、増加の傾向を辿っている。[注 5]また、政令指定都市を除けば、鹿児島市、船橋市に次ぐ人口を誇る。
そしてJRの特急が停車しない駅が所在する市としては、最も多い人口を抱えるばかりか、中距離電車(宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン)でさえも停車しない[注 6]。
地理[編集]
埼玉県南東部に位置し、東京都とは荒川を隔てて隣り合っている[注 7]。また大宮台地の南端を占め、その他の土地は概ね低地である。大宮台地周辺には赤土が含められており、それを利用した植木産業が盛んである。市南西部や北西部は、密集した住宅地と大規模商業施設やタワーマンションなどによって構成され、市南部にある荒川の付近にはスーパー堤防が設置されている。市内には日光御成街道(日光街道とは異なる)が通っており、川口宿と鳩ヶ谷宿が存在する。縄文時代当時は、寒冷な気候で海面が現在よりも内陸に存在したため奥東京湾の一部をかつて成しており、そのため市内では貝塚が多く発見されている。
隣接する自治体[編集]
河川・用水路[編集]
歴史[編集]
遺跡[編集]
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原始・古代[編集]
旧石器時代[編集]
- 浦寺遺跡 - この遺跡から発掘された石器は、県内初の遺跡の研究の対象となった。1960年(昭和35年)発掘。平成8年8月1日指定。旧石器時代のもの
縄文時代[編集]
- 赤山縄文遺跡 - 赤山城址の周辺の湿地から土器や石器、トチの実が発見されており、当時の食文化を知るための重要な材料ということである。(平成11年)4月15日市指定有形文化財に指定。縄文時代のもの。
- 江戸袋貝塚 - 東京湾に面していたとされており、旧入間川の自然堤防上に位置している。考古学上重要視されている。加曽利B式貝塚も発見されている。縄文時代のもの。
- 小谷場貝塚 - 大宮台地の南端に位置している3つの貝塚に総称。黒浜、諸磯A式土器を中心として、石器なども発掘されている。大正13年3月31日県指定文化財登録。縄文時代のもの。
- 猿貝貝塚 - 大宮台地鳩ヶ谷支台東部に位置する。貝塚は2ヶ所あり、北斜面は東西20m南北30mで、西斜面は東西50m南北40mである。ヤマトシジミやハマグリ、カキが発掘されている。1981年(昭和56年)10月1日県指定重要遺跡に登録。縄文時代のもの。
- 新郷貝塚新郷貝塚
- 戸塚精進場遺跡
- 前野宿貝塚
- 宮合遺跡
平安時代[編集]
中世[編集]
鎌倉時代[編集]
南北朝時代[編集]
室町時代[編集]
戦国時代[編集]
近世[編集]
江戸時代[編集]
- 安行藤八の獅子舞
- 江戸袋の獅子舞
- 金剛寺山門
- 中峰明本頂相
- 羽盡神社本殿
- 木造阿弥陀如来坐像付胎内仏十字架
- 羽盡神社朱印状
- 飯田家古文書
- 長徳寺三十六歌仙絵扁額
- 鶴ヶ丸八幡神社本殿付棟札一枚
- 龍派禅珠の墓
- 赤山城跡(赤山陣屋敷址)
- 早船家古文書
- 寒松日記及び寒松稿
- 龍派禅珠の頂
- 銅鐘
- 寛永二十年銘山王二十一仏庚申塔
- 寛文四年銘地蔵庚申塔
- 代官熊沢家の墓
- 柳崎氷川神社本殿
- 寛文五年銘阿弥陀庚申塔
- 寛文十一年銘地蔵庚申塔
- 天保十年銘天水鉢
- 伊奈家頌徳碑
- 源長寺の阿弥陀如来坐像
- とんぼ橋の橋石
- 明和三年銘半鐘
- 西福寺三重塔付元禄六年棟札一枚
- 長徳寺の獅子頭及び神楽面
- 安行苗木開発の祖吉田権之丞の墓
- 八幡宮石祠(伊奈忠順の碑文)
- 八雲社社殿(旧金山権現社社殿)
- 蔵前橋の橋石
- 金剛寺経塚付出土品
- 御宮地絵図面
- 見沼通船堀
- 川口神社の神鏡
- 道標 (地蔵菩薩)
- 良賢・英賢の墓
- 景清の牢破り図絵馬
- 武者絵図絵馬
- 赤山山王権現社本殿付覆屋一棟・狛犬一対
- 安行原の蛇造り
- 川口の木遣
- 三条小鍛冶宗近図絵馬
- 八幡木ばやしの神楽面・衣装・楽器
- 領家の囃子と神楽領家の囃子と神楽
- 赤山陣屋敷絵図面
- 宿助成金御手形筐
- 垂井知等の墓
- 木曽呂の富士塚
- 享和四年銘算額
- 道標 (川口市前田)
- 道標 (新四国八十八ヶ所札所五十九番標識)(新四国八十八箇所札所五十九番標識)
- 宝厳院仁王門
- 道標 (川口市新井宿)(庚申塔)
- 曳き馬図絵馬
- 市神社
- 浅間神社参拝図絵馬
- 小谷三志関係資料(2つ)
- 小谷三志居宅跡
- 小谷三志墓
- 小谷三志筆和歌
- 日光社参御小休所図絵馬
- 川中島合戦図絵馬
- 日光御成道絵図
- 須賀神社神輿
- 八幡神社祭礼図絵馬
- 増田家鋳造関係古文書
- 大砲設計図
- 高島秋帆褒状
- 安井息軒書翰及び同家奉公人請状
- 曳き馬図ガラス絵馬
- 船津喜助家所蔵文書
江戸・明治時代[編集]
近現代[編集]
明治時代[編集]
- 五榜の高札(五倫の道遵守等)五榜の高札(五倫の道遵守等)明治時代
- 五榜の高札(徒党強訴逃散禁制・切支丹禁制)
- 鎌倉権五郎矢抜き図絵馬
- 旧田中家住宅文庫蔵
- 日光東照宮参拝図絵馬
- だるま鞴(踏たたら)
- 鉄製火鉢 (明治三十五年一月喜道造ノ銘アリ鉄製火鉢)
- 凱旋橋跡付凱旋橋之碑
明治・大正時代[編集]
- 川口市母子福祉センター主屋(旧鋳物問屋鍋平別邸)
大正時代[編集]
大正・昭和時代[編集]
昭和時代[編集]
- 旧田中家住宅和館
- 川口市母子福祉センター蔵
- 十一屋北西商店店舗
- 十一屋北西商店蔵
- 川口市母子福祉センター離れ(旧鋳物問屋鍋平別邸)
- 旧鋳物問屋鍋平別邸庭園[2]
近代から現代[編集]
- 1869年3月10日(明治2年1月28日):武蔵知県事を宮原忠治とする大宮県が成立。そのなかに川口町は含まれている。
- 1869年11月2日(明治2年9月29日):県庁が浦和に移転し、大宮県から浦和県に改称。
- 1871年12月25日(明治4年11月14日):浦和県・忍県・岩槻県の3県が合併し、埼玉県が誕生。
- 1873年(明治6年)6月1日:川口初の小学校である鳩ヶ谷小学校が開校した。
- 1905年(明治38年):鋳物製品の品質向上を目的とした、川口鋳物業組合が結成。
- 1910年(明治43年)9月10日:川口町駅(現在の川口駅)が開業。
- 1924年(大正13年)10月:旧岩淵水門が完成し、荒川放水路(現荒川本流)への注水が開始。
- 1932年(昭和7年)9月1日:京浜東北線赤羽 - 大宮駅間開通。
- 1933年(昭和8年)4月1日:川口市成立。市役所は、2020年までの市役所所在地、青木地区に設置された。
- 1936年(昭和11年)12月31日:武州鉄道の行衛駅、神根駅が開業。
- 1938年(昭和13年)9月3日:武州鉄道が経営難によって廃止される。
- 1952年(昭和27年)2月1日:川口オートレース場が完成。
- 1954年(昭和29年)6月:戸田競艇組合発足。当時の構成団体は戸田町、美笹村、蕨町および川口市(現戸田市、川口市、蕨市)。売上の約25%が川口市に入る。
- 1954年9月1日:西川口駅が開業。
- 1965年(昭和40年):新芝川が完成。
- 1967年(昭和42年)11月1日:川口市立グリーンセンターが開園。
- 1973年(昭和48年)4月1日:武蔵野線東川口駅完成
- 1990年(平成2年)7月1日:川口総合文化センター(リリア)が完成。
- 1991年(平成3年)10月16日:そごうが川口駅東口付近に開店。
- 2001年(平成13年)3月28日:市内で初の地下鉄となる埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線開通。*川口元郷駅、新井宿駅、戸塚安行駅、東川口駅が開業。
- 2001年4月1日:特例市に指定される。
- 2001年:彩の国中核都市の指定を受ける。
- 2003年(平成15年)2月1日:SKIPシティが完成。
- 2006年(平成18年)4月6日:キュポ・ラがオープン。
- 2011年(平成23年)3月:埼玉県南児童相談所がさいたま市浦和区元町2丁目から川口市芝下1-1-56に移転する。
- 2012年(平成24年)11月11日:「川口宿鳩ヶ谷宿日光御成道まつり」を実施。
- 2017年(平成29年)3月:特例市から中核市への移行を市議会が議決。
- 2017年(平成29年)7月 - 特例市から中核市への移行を埼玉県議会が議決し、同月23日に総務省へ中核市の指定を求める申し出を提出。
- 2017年(平成29年)11月21日 - 政府の閣議決定により特例市から中核市への移行が決定した。
- 2018年(平成30年)4月1日 - 中核市に指定される。中核市の誕生は埼玉県で3番目となる。保健所の設置などの市の権限が増加した。
- 2019年(平成30年):川口銀座商店街の一部の再開発が開始された。赤山歴史自然公園(イイナパーク川口)が開業。新市役所の工事開始。川口市立高校の工事開始。
行政[編集]
首長[編集]
教育[編集]
市内に小学校は53校あり、3年から4年生の社会科は、教科書「かわぐち」を使用し、川口学を行う。また、川口市は市内高校のうち3校を統合し、川口市立高校を新たに建築した。また、川口市立高校附属中学校も設立される予定で、入学時、適性検査を設ける予定。
官公庁[編集]
警察署[編集]
消防署[編集]
国機関[編集]
- 川口税務署
- 西川口税務署
- 川口労働基準監督署
- 川口公共職業安定所
- 農林水産省関東農政局土地改良技術事務所
- 国土交通省荒川下流河川事務所新芝川排水機場
- 日本年金機構川口年金相談センター
- 科学技術振興機構
県機関[編集]
- 川口県税事務所
- 南部地域振興センター
- 埼玉県消費生活支援センター
- 南部保健所(2018年4月1日:川口市保健所が設置されたことで川口保健所から名称を変更。戸田市と蕨市も管轄。)
- 南児童相談所
- 食肉衛生検査センター川口分室
- さいたま県土整備事務所柳根排水機場
- 三領排水機場
- 領家水門管理所
- 若者自立支援センター埼玉
- 発達障害者就労支援センター「ジョブセンター川口」
- 南部地域療育センター
- 花と緑の振興センター
- SKIPシティA1埼玉県産業技術総合センター
- SKIPシティA2彩の国ビジュアルプラザ
平成の大合併[編集]
2002年(平成14年)に、旧鳩ヶ谷市と蕨市と合併する案が出[5]、合併に関する協議会が設置された。2004年(平成16年)に協議会で新市名が「武南市」に決定されると、川口市は、川口市民の民意に反するとして協議会を離脱した。また、協議会解散後、鳩ヶ谷市は「合併に関する全世帯意向調査」を行い、結果的に過半数が賛成となった。また、編入合併も3割以上の賛成を獲得した。そして経済難ということもあり旧鳩ヶ谷市は合併の移行を示した。川口市は意地悪であるため合併の条件として川口市民の屎尿を全て処理することを条件としたが、旧鳩ヶ谷市はそれを受け入れ2010年(平成22年)合併が実現した[6][7]。その後旧鳩ヶ谷市には鳩ヶ谷衛生センターが開設された[注 8]。
なお、蕨市は合併せず、県内の中小規模面積の大多数の市同様に単独市制を続けている。
経済・産業[編集]
川口市は、古くから鋳物や植木の産業で有名である。現在でいう近郊農業と類似しており、江戸に物品を輸出していたという。その他、工場や商店も多く見られる。1964年(昭和39年)10月10日、東京オリンピックの際、聖火台として川口の鋳物が使われた。国の対応が遅れたのか、聖火台の提出期限が残り数ヶ月と迫る中聖火台は、期限までに造り上げられ、提出された。この聖火台は鈴木萬之助とその子供によって作られた。この時のストーリーが、24時間テレビでも放送され、話題を呼んだ[8]この聖火台は、全国を周り、震災で被害を受けた人々などの励ましとなった。そして、2019年(令和元年)に川口に初めて戻り、点火された。[9]。
経済状況[編集]
以下、2019年現在の状況である。
鋳物生産量においては、4〜6月期に前年を下回っており、季節調整値も2019年に入ってからは減少傾向にある。また、鋳物師も年々減少している。鋳物生産額の原数値は前年を上回って推移しているが、これも季節調整値は今年に入ってから減少を続けており、鋳物産業はやや衰退をしているものの、現在は産出量維持は出来ている。機械生産額の原数値は、4〜6月期に前年を下回る水準に転じ、季節調整値は横ばいで推移している。また、機械輸出額も、原数値と季節調整値とも横ばいに推移している[10]。
新規求人倍率は回復したものの有効求人倍率は伸び悩んでおり、雇用の勢いは失いつつある。
新規求人倍率の原数値は、1〜3月期は前年を下回ったものの、4〜6月期は上昇といったところである。季節調整値は今年に入ってから増加傾向と、転じている。有効求人倍率(期中平均)の原数値は3期連続で減少しており、季節調整値は1〜3月期は減少したが、4~6 月期は 5 期ぶりに増加に転じた。
一方、雇用保険被保険者数(同)は、原数値は増加傾向で推移しているが、季節調整値は4〜6月期に減少。雇用保険受給者実人員(同)も、原数値は増加傾向で推移しているものの、季節調整値は4〜6月期に減少となった。
鋳物は衰退の一方、植木産業は発展の一方である。平成31年4月〜令和元年6月期の川口市企業動向調査によれば、売上高などはどの業種でも減少しており、全体としてやや衰退の傾向になっている。
また、建設関係会社が衰退したことを筆頭に、飲食店の業種もやや衰退している。それと比例するように、景気動向指数も減少した。なお、以後の産業の状態は回復すると見込まれている[10]。
治安[編集]
年々治安は改善しているが、西川口周辺は、未だ問題が多い。犯罪発生件数においては人口が多い分、多めだが、犯罪発生率は0.95%となかなかの治安の良さである。市内には川口警察署と武南警察署がある。特に西川口は風俗が多く、治安が悪いとされる。そして、電車の中から西川口駅西口側を見るとラブホテルが一望できる[要出典]。そのため、駅構内から喘ぐ声が聞こえることがあるという[要出典]。そして川口駅ではテレビで放送されない程の凶悪事件が数々起こっており、川口駅付近はかなり荒れている[要出典]という事実無根の噂が存在する。また、市広報紙『かわぐち』では、川口の治安が以前より大幅に改善されたことを、グラフなどを用いて説明していた[11]。ちなみに川口市PR動画「お願い住んで川口市」では、マスコットキャラクターであるきゅぽらんが、「治安はそんなに悪くはないし、」と発言しており、その様子はまるでお茶を濁すようであった。治安が良いとまでは断言できないのであろう。また、川口市の調査の結果、「川口市にこのまま定住したい」と回答した人は、80%以上であった。
地域[編集]
中央地区、芝地区、青木地区、横曽根地区戸塚地区、神根地区、南平地区、安行地区、鳩ヶ谷地区、新郷地区の10地区に分けられている。江戸時代には日光御成道の宿場町として川口宿、鳩ヶ谷宿が設置された。旧鳩ヶ谷市は全て鳩ヶ谷地区に割り振られている。
交通[編集]
鉄道[編集]
「ムカつく列車の通過駅の一覧#湘南新宿ライン・上野東京ライン 川口駅」、「JR湘南新宿ライン#川口駅への停車運動」も参照
JRは京浜東北線や武蔵野線の電車が停車するが、日中の京浜東北線南行を除いて各駅停車しかない。
一方、宇都宮線、高崎線や湘南新宿ラインは通過する。川口市は宇都宮線、高崎線を川口に停車させる目標を掲げ、建設用地は確保したとし、実現直前まで至ったが、予算などの関係で議論が停滞している。事実、川口駅への宇都宮線や高崎線の停車は速達性の減少や混雑度の上昇の起因にもなりかねないとの評論もある[12]。
市内には地下鉄路線である埼玉高速鉄道も通っており6駅位置するが、乗り入れ先の目黒まで全て各駅停車である。
鉄道一覧[編集]
- 現存
- 神根駅
一般道路[編集]
市内には国道122号線と国道298号線が縦断、横断[注 9]しており、川口市を起点とする産業道路や第二産業道路[注 10]等の県道が市内を貫いている。そして産業道路の起点が川口市である。
高速道路[編集]
市内には東北縦貫自動車道と東京外環自動車道と首都高速道路川口線の3つの高速道路がある。そのうち東北縦貫自動車道は、事実上また案内上は、川口ジャンクション起点である[注 11]。
高速道路一覧[編集]
交通アクセス[編集]
- 京浜東北線 - 東京駅から京浜東北線各駅停車で29分、快速で26分。宇都宮線、高崎線経由で21分。
- 首都高速道路川口線 - 東京インターチェンジから34分(鹿浜橋出入口まで)
- 東北自動車道 - 宇都宮インターチェンジまで1時間23分(浦和インターチェンジまで)
自動車の場合、東京外環自動車道の外環浦和インターチェンジ、川口西インターチェンジ、川口中央インターチェンジ、川口東インターチェンジも利用可。
駅前状況[編集]
「蕨駅」も参照
建築物[編集]
※歴史的建造物を含まない。歴史的建造物については上記の遺跡節において解説している。
姉妹都市[編集]
教育提携[編集]
ゆかりのある人物(出身または在住)[編集]
- 佐々木則夫(川口市立芝中学校卒)
- 古市憲寿(毒舌社会学者、作家川口市立慈林小学校・川口市立安行中学校卒)
- あがた森魚(ミュージシャン)
- 星野源(ミュージシャン、生まれは蕨市)
- 荒木淳一(画家)
- 胡桃沢ひろこ(タレント)
- 早船ちよ(作家。「キューポラのある街」作者。生まれは岐阜県高山市。)
- 和久井映見(女優。埼玉県立川口青陵高等学校卒)
- くしまちみなと(作家)
- 古尾谷雅人(俳優。墓地が埼玉県川口市赤山1040-1の乗性寺。)
- 寺山修司(歌人、劇作家。演劇実験室「天井桟敷」主宰)
- 吉永小百合(女優「キューポラのある街」主演)
- 野田義治(芸能事務所サンズエンタテインメントの会長。元イエローキャブの代表取締役社長。)
ナンバープレート[編集]
ナンバープレートは「川口」(国土交通省埼玉運輸支局、ご当地ナンバープレート)。平成26年度以前は、「大宮」が使用されていた[注 14]。
備考[編集]
- 「川口」ナンバーの対象自動車
- 「川口」ナンバーの対象は、市内に住所や事業所を有する方が所有する自動車(軽自動車および排気量 125cc を超える二輪車も含む)で、交付開始後、新規登録や、移転・変更登録により新たにナンバープレートを取得する場合となる。なお、その際「大宮」ナンバーを選択することはできない。
- 「大宮」ナンバーからの交換
- 現在所有する自動車については、ナンバーを交換する必要はないが、希望する所有者は「川口」ナンバーに交換することができる。 交換の手続き、費用などの詳細は、市ホームページを参照のこと。[13]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ↑ 2019年は、4位を獲得した。当時は1位が赤羽だったが、2020年は赤羽を抑えた。
- ↑ 1位は蕨市である。
- ↑ 後から岩槻市がさいたま市に編入。
- ↑ さいたま市が成立してからは、県内2位の人口を維持している。
- ↑ 日本人が大幅に減っているのは公然の秘密
- ↑ 2020年2月18日現在の情報。その後の運動の成果で宇都宮線、高崎線が「非常時対応」名目でホーム増設が事業化される見込みである。
- ↑ 一部地域では、隅田川もまたぐ。
- ↑ 市内にもう2つ環境センターが存在するが、ゴミの焼却を主な仕事としている。
- ↑ 国道122号は、縦断。国道298号は横断
- ↑ 第二産業道路は、複数の県道から成っている。
- ↑ 法律上は練馬起点とされている。ただし、川口〜練馬は、東京外郭環状道路として供用されている。
- ↑ 名前に反して、埼玉県川口市側に位置している。
- ↑ 加賀インターチェンジと、足立入谷インターチェンジ。
- ↑ 1975年3月以前は「埼」ナンバー
出典[編集]
- ↑ https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01010/030/tyukakusi/21624.html 中核市への移行 - 川口市公式ホームページ
- ↑ http://www.kawaguchi-bunkazai.jp/center/bunkazai/03history/01ancient.htm 川口の文化財 - 川口文化財センター
- ↑ https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01010/020/6/2570.html 川口市の概要・歴史 - 川口市公式ホームページ
- ↑ https://oonomotohiro.jp/profile/ プロフィール - 大野もとひろ公式サイト
- ↑ https://micin-blog.blog.ss-blog.jp/2011-04-23
- ↑ http://www.gappei-archive.soumu.go.jp/db/11saitama/0775kawa/sign/index.html 合併協定調印式 - 川口市・鳩ケ谷市 合併協議会
- ↑ http://www.gappei-archive.soumu.go.jp/db/11saitama/0775kawa/wp-content/uploads/2010/01/kaigi04.pdf 第4回川口市・鳩ケ谷市合併協議会
- ↑ https://kawaguchi.goguynet.jp/2019/08/25/24tv_seikadai/ 【川口市】川口市の鋳物師が作った聖火台にまつわるエピソードが日本テレビ「24時間テレビ」で紹介されました! - 号外ネット 川口市
- ↑ https://www.asahi.com/sp/articles/ASMB643DBMB6UTNB008.html 旧国立競技場の聖火台 「第1号」は埼玉・川口に - オリパラ Back to 1964
- ↑ a b https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/files/group/102/keizaire.pdf 川口市経済レポート
- ↑ https://引越しまとめ.com/post-1413/ 川口の住みやすさを徹底検証! - 引っ越しまとめ.com
- ↑ https://trafficnews.jp/post/86187 京浜東北線「だけ」の川口駅 宇都宮線・高崎線と湘南新宿ラインの停車はじつげんするか - 乗り物ニュース
- ↑ https://www.city.kawaguchi.lg.jp/material/files/group/3/46613041.pdf 広報かわぐち2019年3月号3ページ
外部リンク[編集]
- 川口市公式ホームページ
- 川口の文化財-川口文化財センター
- 川口市の概要・歴史-川口市公式ホームページ
- 川口市経済レポート
- プロフィール-大野もとひろ公式サイト
- 川口市と鳩ヶ谷市の合併-SSブログ
- 第4回川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会
- 【川口市】川口市の鋳物師が作った聖火台にまつわるエピソードが日本テレビ「24時間テレビ」で紹介されました!-号外NET 川口市
- 旧国立競技場の聖火台 「第1号」は埼玉・川口に-オリパラ Back To 1964
- 川口の住みやすさを徹底検証!-引越しまとめ.com
- 京浜東北線「だけ」の川口駅 宇都宮線・高崎線と湘南新宿ラインの停車は実現するか-乗り物ニュース
- 広報かわぐち2019年3月号3ページ