小田急小田原線

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小田急電鉄 小田原線
基本情報
日本国旗.png日本
所在地東京都神奈川県
起点新宿駅
終点小田原駅
駅数47駅
路線記号OH
開業1927年4月1日
所有者小田急電鉄
運営者小田急電鉄
路線諸元
路線距離82.5 km
軌間1,067 mm
線路数複々線(代々木上原 - 登戸間)、三線(登戸 - 向ヶ丘遊園間、暫定)、複線(左記以外)
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置D-ATS-P
最高速度110 km/h

小田急小田原線 (おだきゅうおだわらせん) は、東京都新宿区新宿駅から神奈川県小田原市小田原駅までを結ぶ、小田急電鉄鉄道路線である。路線記号はOH

概要[編集]

1927年4月1日に、小田急の前身である小田原急行電鉄が開業。戦時中に東京急行電鉄が保有していた時期 (いわゆる 「大東急時代」 ) を経て、1948年から小田急電鉄の路線になっている。

東京のベッドタウンとして高い評価を得る路線で、東急田園都市線東急東横線京王井の頭線と並び、下北沢など人気スポットや成城新百合ヶ丘など高級住宅街が多いことから富裕層も多い。住宅地だけではなく町田は商業地として賑わっており新宿に次ぐ乗降人員2位を誇る。駅舎は複々線化やリニューアルが進み近代的でおしゃれな駅が多く設備が整っている。近年では下北線路街海老名駅周辺の再開発が進む。他社線との乗換駅、箱根への観光輸送も路線に含まれており、利用客が多いことで知られる。

山手線の駅ターミナルとする大手私鉄各線では、小田急線が小田原駅まで82.5kmと最長距離である。それが故に小田急線の全区間を通して運行する列車は特急ロマンスカーと快速急行、および一部の急行に限られている。

新宿駅から小田原駅までは、JR東日本湘南新宿ラインと競合関係にある。所要時間では湘南新宿ラインが1時間11分、小田原線が1時間32分なのに対して運賃では小田原線が880円、湘南新宿ラインが1490円である。そのため速さをとるか、運賃をとるかで利用客が分かれている。

運行系統[編集]

前述の通り、新宿駅から小田原駅までは距離が82.5kmもあるため、全区間を通して運行する列車は一部の優等列車に限られている。また代々木上原駅から下り方面は地下鉄千代田線からの列車が、また新宿駅からの列車でも新百合ヶ丘駅から多摩線に、相模大野駅から江ノ島線に直通する列車も多い。

特急ロマンスカー[編集]

特急ロマンスカーは新宿駅から箱根登山鉄道線箱根湯本駅までの 「はこね」 号[1]や江ノ島線片瀬江ノ島行き 「えのしま」号(小田原線は相模大野駅まで) 、御殿場線御殿場駅に直通するふじさん号(小田原線は新松田駅まで)が運行される。18時以降は 「ホームウェイ」 という名称が用いられ、平日は18時台まで、土休日は20時台まで箱根湯本行きが運行される。これ以降は小田原・秦野本厚木藤沢止まりとなる列車が運行される。

快速急行[編集]

新宿駅から小田原まで停車駅は代々木上原、下北沢、登戸など途中は14駅に停車する。小田原直通の列車のほか、多摩線唐木田行き(小田原線は新百合ヶ丘駅まで)や江ノ島線藤沢行き(小田原線は相模大野駅まで)も運行される。

方向幕発車標などで使われる種別カラーはオレンジ色。

急行[編集]

新宿駅から小田原まで途中は16駅に停車する。特急、快速急行の次に停車駅が少ない。

種別カラーは朱色。

準急[編集]

新宿を通らず、地下鉄千代田線からの乗り入れで、小田原線内は代々木上原駅から伊勢原駅まで運行される。

種別カラーは緑色。

通勤準急[編集]

新宿を通らず、地下鉄千代田線からの乗り入れで、小田原線内は代々木上原駅から本厚木駅まで運行される。

通勤急行[編集]

多摩線から多摩センター、永山、栗平を経て新百合ヶ丘からの小田原線に乗り入れる。多摩急行は廃止され、多摩地区から千代田線直通列車はなくなった。

各駅停車[編集]

小田原線新宿発の列車は向ヶ丘遊園本厚木までの運行となることが多く、終点の小田原まで運行される列車は平日の一本しかない。また、小田原寄りは新松田~小田原駅間の折り返しが多い。支線の列車は、多摩線が新百合ヶ丘や成城学園前まで、江ノ島線が町田まで乗り入れる場合がある。

種別カラーは青色。2018年ダイヤ改正までは、方向幕では 「各停」 と表記されていた。

地下鉄千代田線直通列車[編集]

千代田線方面に直通する列車は10両編成で、4000形電車東京メトロ16000系電車など地下鉄線直通対応車により運行される。かつてはJR東日本に所属する車両は代々木上原駅から小田急線に乗り入れていなかったが、2016年からはJR東日本E233系電車 (2000番台) が小田急線の保安装置を搭載した[2]ことにより、小田原線・多摩線に直通するようになった。同時に4000形も保安装置の搭載により、常磐線各駅停車に直通が開始されている。

2018年3月の白紙ダイヤ改正以降、千代田線方面直通の列車は、唐木田への乗り入れはなくなり、小田急線内は伊勢原駅方面のみとなっている[3]

2019年のダイヤ改正で、千代田線北綾瀬駅への10両編成の列車の乗り入れが開始されたことにより小田急線からも北綾瀬駅に直通する列車が運行開始された。

駅一覧[編集]

  • 駅番号は、2014年1月より順次導入[4]
  • 各駅停車は各駅に停車するため省略(相模大野分岐点は通過)。
  • 小田急ロマンスカーの停車駅は当該項目を参照のこと。
  • 江ノ島線との運賃計算は相模大野分岐点経由で行う。小田原方面と江ノ島線方面の運賃は相模大野駅 - 相模大野分岐点間のキロ程を含めずに計算する。
  • 複々線および三線区間の代々木上原 - 登戸間(下り)・向ヶ丘遊園 - 代々木上原間(上り)では、通勤準急・準急・各駅停車の全列車および千代田線直通の上り急行は緩行線[5]を、その他は急行線を走行[6][7]。また当該区間では下北沢・経堂・成城学園前・登戸・向ヶ丘遊園の各駅には急行線・緩行線の両方に、その他は緩行線のみにホームがある。
凡例
●:当該種別の全列車が停車、▲:平日の夕方ラッシュ時(18時 - 22時)の下り以外停車、|:全列車通過、↑:上り方向通過(通勤急行・通勤準急のみ)
接続路線の括弧内は接続路線の駅番号や補足などである。
駅番号 駅名 駅間
キロ
累計
キロ
準急 通勤準急 急行 通勤急行 快速急行 接続路線・備考 所在地
OH01 新宿駅 - 0.0









JY 山手線 (JY17)・JB 総武線各駅停車(JB10)・JC 中央線快速(JC05)・JS 湘南新宿ライン (JS20)・相鉄線直通JA 埼京線 (JA11)・
KO 京王線KO 京王新線新線新宿駅)・都営地下鉄新宿線 (S-01)
都営地下鉄大江戸線(新宿駅:E-27) ⇒ (新宿西口駅:E-01)
東京メトロ丸ノ内線 (M-08)・西武新宿線 ⇒ (西武新宿駅:SS01)
東京都新宿区
OH02 南新宿駅 0.8 0.8   東京都渋谷区
OH03 参宮橋駅 0.7 1.5  
OH04 代々木八幡駅 1.2 2.7  
OH05 代々木上原駅 0.8 3.5 東京メトロ千代田線 (C-01) (小田原駅方面と直通運転)
OH06 東北沢駅 0.7 4.2   東京都世田谷区
OH07 下北沢駅 0.7 4.9 KO 京王井の頭線 (IN05)
OH08 世田谷代田駅 0.7 5.6  
OH09 梅ヶ丘駅 0.7 6.3  
OH10 豪徳寺駅 0.7 7.0 東急世田谷線 ⇒ (山下駅:SG08)
OH11 経堂駅 1.0 8.0  
OH12 千歳船橋駅 1.2 9.2  
OH13 祖師ヶ谷大蔵駅 1.4 10.6  
OH14 成城学園前駅 1.0 11.6  
OH15 喜多見駅 1.1 12.7  
OH16 狛江駅 1.1 13.8   東京都狛江市
OH17 和泉多摩川駅 0.6 14.4  
OH18 登戸駅 0.8 15.2 東日本旅客鉄道JN 南武線 (JN14) 神奈川県川崎市多摩区
OH19 向ヶ丘遊園駅 0.6 15.8  
OH20 生田駅 2.1 17.9  
OH21 読売ランド前駅 1.3 19.2  
OH22 百合ヶ丘駅 1.3 20.5   神奈川県川崎市麻生区
OH23 新百合ヶ丘駅 1.0 21.5 小田急多摩線 (新宿駅方面と直通運転)
OH24 柿生駅 1.9 23.4  
OH25 鶴川駅 1.7 25.1   東京都町田市
OH26 玉川学園前駅 2.8 27.9  
OH27 町田駅 2.9 30.8 東日本旅客鉄道JH 横浜線 (JH23)
OH28 相模大野駅 1.5 32.3 小田急江ノ島線 (新宿駅方面と直通運転) 神奈川県相模原市南区
OH29 小田急相模原駅 2.4 34.7    
OH30 相武台前駅 2.2 36.9     神奈川県座間市
OH31 座間駅 2.3 39.2    
OH32 海老名駅 3.3 42.5   相鉄線 (SO18)・東日本旅客鉄道 相模線 神奈川県海老名市
OH33 厚木駅 1.6 44.1   東日本旅客鉄道相模線
OH34 本厚木駅 1.3 45.4     神奈川県厚木市
OH35 愛甲石田駅 3.1 48.5    
OH36 伊勢原駅 3.7 52.2     神奈川県伊勢原市
OH37 鶴巻温泉駅 3.7 55.9         神奈川県秦野市
OH38 東海大学前駅 1.1 57.0        
OH39 秦野駅 4.7 61.7        
OH40 渋沢駅 3.9 65.6        
OH41 新松田駅 6.2 71.8       東海旅客鉄道御殿場線 ⇒ (松田駅) 神奈川県足柄上郡松田町
OH42 開成駅 2.5 74.3         神奈川県足柄上郡開成町
OH43 栢山駅 1.9 76.2         神奈川県小田原市
OH44 富水駅 1.6 77.8        
OH45 螢田駅 1.4 79.2        
OH46 足柄駅 1.6 80.8        
OH47 小田原駅 1.7 82.5     箱根登山鉄道 (OH47) (箱根湯本駅まで直通運転)
Shinkansen jrc.svg 東海道新幹線東日本旅客鉄道JT 東海道線 (JT 16)・JS 湘南新宿ライン
伊豆箱根鉄道大雄山線 (ID01)

廃止駅[編集]

脚注[編集]

  1. 運行区間・停車駅
  2. JR東日本209系電車 (1000番台) は小田急線の保安装置を搭載せず、2018年に常磐線各駅停車での運用から撤退するまで引き続き代々木上原駅までの運行となった。
  3. 2018年3月、新ダイヤでの運行開始小田急電鉄、2017年11月1日
  4. 小田急線・箱根登山線・箱根ロープウェイ・箱根海賊船にて2014年1月から駅ナンバリングを順次導入します!Icons-mini-file acrobat.gif PDF - 小田急電鉄、2013年12月24日
  5. 成城学園前で各駅停車の接続を取る通勤準急は配線上、成城学園前 - 経堂間は急行線を走行する。
  6. 2019年3月15日までは、早朝(始発から6:00まで)・深夜(0:10以降)は全列車が代々木上原 - 経堂間で緩行線を走行する。
    上りの急行には特急の待避を行う関係で向ヶ丘遊園 - 登戸間のみ緩行線を走行する列車も一部存在する。
  7. 駅・ホームが変わります”. 小田急電鉄. 2018年3月17日確認。

外部リンク[編集]