東日本旅客鉄道大宮支社
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東日本旅客鉄道大宮支社
管理する車両の一例、E257系OM-92編成 | |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区錦町434−4 |
管理旅客路線 | 東北新幹線(大宮 - 那須塩原間) 東北本線(川口 - 豊原) 埼京線(戸田公園 - 大宮) 武蔵野線(北朝霞 - 三郷) 川越線(大宮 - 武蔵高萩) 烏山線(全線) 日光線(全線) 高崎線(大宮駅のみ) 両毛線・水戸線(小山駅のみ) |
車両センター | 大宮総合車両センター (東大宮センター・都オオ) 川越車両センター(都ハエ) さいたま車両センター(都サイ) 小山車両センター(都ヤマ) 宇都宮運転所(宮ミヤ) |
運転区 車掌区 | さいたま運転区・車掌区 大宮運転区・車掌区 小金井運転区 宇都宮運転区 |
公式ページ (JR東日本) | 大宮支社の発足について - JR東日本 |
東日本旅客鉄道大宮支社とは、大宮駅周辺を拠点とするJR東日本の支社である。国鉄時代には同所に「東京北鉄道管理局」が所在していた。
概要[編集]
京浜東北線の浦和 - 大宮・東北本線の大宮 - 黒磯間や埼京線の戸田公園 - 大宮などを管理する当支社。合計313.0 kmの在来線、79の鉄道駅を管理している。東京支社との繋がりも深く、東京支社の路線が遅延すると当支社の列車も遅延することが多い。また、当支社はJR東日本で最後に発足した支社である。
当支社はなんと言っても「大宮総合車両センター」の印象が強いだろう。大宮総合車両センターには185系電車やE257系などといった鉄道ファンに人気の鉄道車両が多く所属している。特に185系電車は廃車回送された編成を除くすべての編成が大宮総合車両センターに留置されている。また、塗装変更を実施したのもこの支社であり、新幹線リレー号復活塗装は多くの鉄道ファンが歓喜に沸いた。
また、大宮支社は常磐線や南東北で使われていた車両を解体する場所でもある。現在は廃車解体を大宮で行うケースもかなり減ったものの、現在でも少しずつ進められている。
近年はみどりの窓口の統廃合の進度が他支社よりも加速している。
歴史[編集]
- 2001年(平成13年)4月1日 - JR東日本東京支社の一部(川口駅・戸田公園駅以北、三郷駅以西。ただし東北本線豊原駅 - 白河駅間は同時に仙台支社へ移管)を分離して発足。現行のJR東日本の支社では最も遅く発足した。
- 2008年(平成20年)3月15日 - 武蔵野線に越谷レイクタウン駅が新設される。
- 2009年(平成21年)3月14日 - 川越線に西大宮駅が新設される。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 武蔵野線に吉川美南駅が新設される。
- 2015年(平成27年)8月 - 埼玉大学と連携協定を締結。この協定は痴漢被害撲滅や異常時のサービス面の課題について共同で考えるという新しい視点の取り組みとなった。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 新幹線統括本部の発足に伴い、東北新幹線と上越新幹線の運行・線路設備管理ならびに小山新幹線車両センターを同本部へ移管。
管理区間[編集]
埼玉県・栃木県の多くの区間と茨城県西地域の東北本線を管理している。新幹線については2019年4月1日より発足した新幹線統括本部へ列車運行・線路設備管理業務を順次移管しているが、現在も元々の管轄区間は営業エリアとして位置づけられている。
- 路線
※支社境界は閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線、●印が付いた路線は他線接続駅しか管理区間内に入っていない路線である。
路線名 | 区間 | 駅数 | 備考 |
---|---|---|---|
東北新幹線 | (大宮駅・小山駅・宇都宮駅・那須塩原駅) | [* 1](4) | 左記4駅の駅運転・営業業務のみ担当 列車運行・線路設備管理は新幹線統括本部の管轄 大宮駅は上越新幹線の起点駅でもある |
JU 東北本線 | 川口駅[* 2] - 浦和駅 - 大宮駅 - 黒磯駅 - 豊原駅[* 3] | 39 | 「JU 宇都宮線」としては浦和駅 - 大宮駅 - 黒磯駅 「JK 京浜東北線」としては川口駅 - 浦和駅 - 大宮駅 |
戸田公園駅[* 4] - 大宮駅(「JA 埼京線」の一部) | [* 5]8 | ||
JM 武蔵野線 | 北朝霞駅[* 6] - 三郷駅[* 7] | [* 8]10 | |
西浦和駅 - 与野駅(大宮支線) | [* 9]0 | JR東日本としての営業キロなし。 | |
武蔵浦和駅 - 別所信号場(西浦和支線) | [* 10]0 | 営業キロ設定なし | |
■川越線 | 大宮駅 - 武蔵高萩駅[* 11] | [* 12]9 | |
◇■烏山線 | 宝積寺駅 - 烏山駅 | [* 13]7 | |
◇■日光線 | 宇都宮駅 - 日光駅 | [* 14]6 | |
●JU 高崎線 | 大宮駅 - (大成第六踏切先)[* 15] | [* 16]0 | |
●■両毛線 | 小山駅 - (思川橋梁南方)[* 17] | [* 18]0 | |
●■水戸線 | 小山駅 - (第二犬塚踏切先)[* 19] | [* 18]0 |
- 駅数・支社境界についての注釈
- ↑ 管内の4駅はともに在来線併設駅。管内に新幹線単独駅は設置されていない。
- ↑ 赤羽駅との間にある荒川の橋梁の埼玉県側の堤防上(東京駅起点15.1 km地点)に東京支社との境界がある。
- ↑ 白坂駅との間の黒川橋梁の福島方入口付近に仙台支社との境界がある。
- ↑ 浮間舟渡駅との間で荒川を跨ぐ付近(東京駅起点17.7 km地点)に東京支社との境界がある。
- ↑ 支線分岐駅である大宮駅は含まない。
- ↑ 新座駅との間の埼玉県道36号線との交差付近(新鶴見信号場起点46.5 km地点)に八王子支社との境界がある。
- ↑ 南流山駅との間の江戸川の鉄橋の埼玉県側堤防上に東京支社との境界がある。
- ↑ 東北本線と接続する武蔵浦和駅と南浦和駅は含まない。
- ↑ 支線分岐駅である西浦和駅、東北本線と接続する与野駅ともに含まず、途中駅も存在しない。
- ↑ 支線分岐駅である武蔵浦和駅は含まず、途中駅も存在しない。
- ↑ 高麗川駅との間の、第三鹿山踏切の高麗川駅寄り(大宮駅起点29.0 km地点)に八王子支社との境界がある。
- ↑ 東北本線と接続する大宮駅は含まない。
- ↑ 東北本線と接続する宝積寺駅は含まない。
- ↑ 東北本線と接続する宇都宮駅は含まない。
- ↑ 宮原駅へ至るまでの当該箇所(川越線並走区間を抜けた先の大宮駅起点3.0 km地点)に高崎支社との境界がある。
- ↑ 大宮駅は東北本線の駅として計上される。
- ↑ 思川駅へ至るまでの該当箇所(小山駅起点2.0 km地点)に高崎支社との境界がある。
- ↑ a b 小山駅は東北本線の駅として計上される。
- ↑ 小田林駅へ至るまでの該当箇所(小山駅起点3.1 km地点)に水戸支社との境界がある。
関連ページ[編集]
- 東日本旅客鉄道東京支社 - 一番繋がりが深い支社と言っても過言ではない支社。
- 東日本旅客鉄道