鳥海 (列車)
(特急)鳥海 CHŌKAI | |
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寝台特急鳥海(青森にて) | |
概要 | |
種別 | 急行→昼行特急→寝台特急 |
運行開始 | 1982年/1990年 |
運行終了 | 1985年/1997年 |
運行事業者 |
国鉄 ⇒JR東日本 |
路線 | |
走行路線 |
東北本線 上越線 羽越本線 奥羽本線 |
起点 | 上野駅 |
終点 | 青森駅 |
その他 | |
使用車両 |
485系 583系 ⇒24系 |
鳥海 (ちょうかい)とは、上野〜秋田・青森間を上越・羽越本線経由で結んだ列車の愛称である。沿線の鳥海山から命名された。
概要[編集]
初代 (急行列車)[編集]
昭和43年10月1日日本国有鉄道ダイヤ改正時点で、新潟駅経由の昼行気動車1往復 (国鉄キハ58系気動車)、「羽黒」を前身とし、羽越本線を直行する夜行客車列車1往復 (旧型客車、国鉄10系客車、マニ37)があり、秋田発着だった。
昼行気動車列車は1972年10月に上野乗り入れを止め、急行「羽越」増発分として新潟発着に変更、夜行定期客車列車は1982年11月15日に特急「出羽」に格上げされた。
なお、多客期に上野~酒田間で臨時急行も運行されていたが、「出羽」格上げ後は、急行「天の川」の臨時便に愛称が変更された。
初代 (昼行特急)[編集]
1982年11月15日の上越新幹線開業により、特急いなほが急行「羽越」、「きたぐに」(新潟以北)の格上げを含め、新潟駅発着の白新線経由の新幹線接続列車[注 1]に変更された。
しかし、当時は大宮暫定開業で2度の新在乗り換えを嫌う乗客も一定数存在したため、上越線急行と共に上野駅から秋田経由で青森まで直通する列車[注 2]が1往復が存置された。夜行急行列車から愛称を受け継ぎ、食堂車連結の485系12両編成であった。
新幹線上野延伸の昭和60年3月14日日本国有鉄道ダイヤ改正で583系使用の臨時列車に格下げされ、秋田発着に変更された。
二代目 (寝台特急)[編集]
詳細は「あけぼの (列車)」を参照
1990年の山形新幹線建設対応で、上野〜青森間で羽越本線経由のブルートレインとして登場。1993年(平成5年)には、ほぼ同じ区間を走る「出羽」を統合した。下りは東京から秋田県北部へ、上りは庄内地方から東京への夜行移動に便利な時刻に走っていた。
しかし、1997年の秋田新幹線開業にあたり、湯沢経由系統を統合したものの、「あけぼの」に愛称変更して消滅。夜行ブルトレの伝統には勝てなかったようだ。
リバイバル運転[編集]
2013年4月27日、国鉄24系客車でリバイバル運転が行なわれた。しかし鉄ヲタたちがこれを見逃すはずもなく沿線の各駅には害悪鉄が殺到し、逮捕者が出る大騒ぎになったようである。
7年後の2020年6月には国鉄色JR東日本E653系電車を使用して臨時運転された。こちらは目立った騒動はなかった模様。
関連項目[編集]
注釈[編集]
☆彡夜行列車☆彡 |