JR信越本線 (関東地区)
東日本旅客鉄道 信越本線関東地区日本貨物鉄道 | |
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関東地区で使用される211系高崎車。 | |
基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 群馬県 |
種類 | 普通鉄道(在来線・幹線) |
起点 | 高崎駅 |
終点 | 横川駅 |
駅数 | 8駅 |
電報略号 | シエホセ |
開業 | 1885年10月15日 |
所有者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
運営者 | 東日本旅客鉄道 日本貨物鉄道 |
車両基地 | 高崎車両センター |
使用車両 | 211系 |
路線諸元 | |
路線距離 | 29.7 km |
軌間 | 1,067 mm |
線路数 | 複線 |
電化方式 | 直流1,500V 架空電車線方式 |
閉塞方式 | 複線自動閉塞式(複線区間) |
保安装置 | ATS-P |
最高速度 | 120 km/h |
JR信越本線 (関東地区)とは、JR東日本が運営する「高崎駅」から「横川駅」間29.7Kmのことである。高崎線の末端区間と呼ばれることもある。
概要[編集]
高崎から横川を結ぶ当区間は優等列車の設定がなく、平日ダイヤはすべて普通列車のみで、一ローカル路線として運行されている。1時間に1本単位での運行になり、すべての電車が4両で運行される。使用車両は高崎車両センター所属の211系4両であり、置き換えが今後進むと思われる。
高崎線の延長部と見られることもある当区間。休日は「SLぐんまよこかわ」という客車列車が走行する週があり、D51やEF64に12系を付けて走行するという豪華列車が走行している。扱い上は全車指定席の快速列車となるため、乗車券+指定席券で乗ることができる。
横川駅にはあの有名な「峠の釜めし」販売所(おぎのや)があり、駅そばなどを食べることができる。また、横川駅碓氷峠側には「碓氷峠鉄道文化むら」があり、貴重な車両が展示されている。
歴史[編集]
1885年10月に中山道幹線の先行建設区間として開業したが、碓氷峠越えに思案し、横川以西の建設が進まないまま、中山道幹線は翌1886年7月に頓挫。以降、日本海側へ繋がる鉄道路線として1893年4月に横川以西に延伸した。磐越西線や上越線が開通すると上野と信州(北東信)を結ぶ局地交通路線となった。
碓氷峠区間が粘着運転に移行した1963年10月以降、「あさま」や「白山」などの優等列車が行き交う特急街道となり、「妙高」などの夜行列車も運行されたが、長野行新幹線(後の北陸新幹線)開業にともない1997年9月30日を以って碓氷峠区間が廃止され、同時にそれらの特急等も全て廃止された。
貨物列車は高崎 - 安中間に鉱石車扱貨物列車『安中貨物』が残るが、コンテナ貨物は2008年3月に廃止された。
駅一覧[編集]
- (貨)は貨物専用駅。それ以外の駅で駅名欄に◆・◇・■を付した駅は貨物取扱駅を表す(◇は定期貨物列車の発着なし、■はオフレールステーション)。
- 定期列車は全列車普通列車(すべての駅に停車)
- 全駅群馬県内に所在
駅名 | 営業キロ | 接続路線・備考 | 所在地 | |
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駅間 | 累計 | |||
高崎駅◇ | - | 0.0 | 東日本旅客鉄道 :上越新幹線・北陸新幹線・■高崎線(上野東京ライン・湘南新宿ライン含む)・■八高線・■上越線・■両毛線・■吾妻線[1] 上信電鉄:上信線 |
高崎市 |
北高崎駅 | 2.4 | 2.4 | ||
群馬八幡駅 | 4.0 | 6.4 | ||
安中駅◆ | 4.2 | 10.6 | 安中市 | |
磯部駅 | 7.0 | 17.6 | ||
松井田駅 | 5.1 | 22.7 | ||
西松井田駅 | 1.2 | 23.9 | ||
横川駅 | 5.8 | 29.7 | 一部列車がJRバス関東碓氷線・軽井沢駅行きに接続 |
関連ページ[編集]
- 高崎線 - 末端区間・延長区間と言われている当線の本線区間。実際は全く違う。
JR東日本の鉄道路線 |