豊橋駅
とよはし
Toyohashi
所属事業者 | 東海旅客鉄道 |
路線 | 東海道新幹線 |
前後駅 | 浜松 << 豊橋 >> 三河安城 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業 | 1964年 |
所在地 | 愛知県豊橋市花田町字西宿 |
電報略号 | トヨ |
とよはし
Toyohashi
所属事業者 | 東海旅客鉄道 |
駅番号 | CA42 |
路線 | CA 東海道線 |
前後駅 | 二川 << 豊橋 >> 西小坂井 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 4面6線 |
開業 | 1888年(明治21年)9月1日 |
所在地 | 愛知県豊橋市花田町字西宿 |
電報略号 | トヨ |
とよはし
Toyohashi
所属事業者 | 東海旅客鉄道 名古屋鉄道 |
駅番号 | CD00 NH01 |
路線 | CD 飯田線 NH 名古屋本線 |
前後駅 | 豊橋 >> 伊奈 - 名鉄 豊橋 >> 船町 - 飯田線 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面3線 |
開業 | 1888年(明治21年)9月1日 |
所在地 | 愛知県豊橋市花田町字西宿 |
電報略号 | トヨ |
路線[編集]
このほかに、名鉄系列の豊橋鉄道が豊橋駅に隣接して豊橋鉄道渥美線新豊橋駅と豊橋鉄道東田本線駅前停留場を有している。国鉄分民化直後は、駅構内の二川方に貨物取扱スペースがあったが、現在は船町駅の東にある豊橋オフレールステーションに機能を移転している。
また、主に静岡地区の路線で利用できる休日乗り放題きっぷの設定区間はここまで[注 1]となる。名古屋地区で使える青空フリーパスは飯田駅以南と隣の二川駅まで使える。
駅構造[編集]
- JRと名鉄(3番ホームのみの1線)は施設を共用しており、2、3番ホームに精算用の簡易IC改札機が置かれている。
- 西小坂井方(上り線)から7番線に直接転線ができないため、東海道線はホーム内乗換ができず、跨線橋渡りの乗換事例が多いが、2025年ダイヤ改正で改善される予定。
- 9、10番ホームは構造物のみあるが使用されていない(過去に臨時列車や二俣線直通列車が使用)。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■飯田線 | 上り | 豊川・飯田方面 |
3 | NH 名古屋本線 | 下り | 東岡崎・金山・名鉄名古屋方面 |
4 | ■東海道本線 | 岡崎・名古屋方面 | |
5・6 | 上り | 新所原・浜松方面 | |
7・8 | 下り | 岡崎・名古屋方面(8番線は浜松方面も発着) | |
11・12 | ■ 東海道新幹線 | 上り | 新横浜・東京方面(11番線は非常時のみ) |
13 | 下り | 名古屋・新大阪方面 |
歴史[編集]
1888年(明治21年)9月1日に現在の東海道本線に相当する路線の大府駅 - 浜松駅間が開通し、この際に花田町に豊橋駅が設置された。
近世から明治初期の豊橋の中心街は札木町や上伝馬町だったが、豊橋駅開業後には駅と従来の中心街との間が広小路で結ばれ市街地が広がった。1897年(明治30年)には現在の飯田線に相当する路線が豊橋駅に乗り入れ、2年後の1899年(明治32年)には隣接地に吉田駅として独立。1927年(昭和2年)には吉田駅に名鉄名古屋本線が乗り入れている。
1943年(昭和18年)には吉田駅が豊橋駅に吸収されたが、その豊橋駅の駅舎は昭和20年6月19日から20日未明にかけての焼夷弾攻撃により焼失した。戦中の焼失と前後して、札木町や上伝馬町周辺は繁華街として廃れ、百貨店の物産館[注 2]が移転した駅周辺に市街の中心が移った。
1950年(昭和25年)には国鉄の民衆駅第1号として豊橋駅の2階建駅舎が再建された。総工費のうち60%を地元が負担している。1964年(昭和39年)10月1日には東海道新幹線が開業し、浜松駅と名古屋駅の間に豊橋駅が設置された。新幹線駅としては珍しく、線路が地上を走っている(非高架駅)。1970年(昭和45年)には鉄筋コンクリート造の新駅舎が完成し、豊橋ステーションビルが開業。駅前地下街も形成された。JR発足後の1996年(平成8年)の橋上駅舎化と共に、ペデストリアンデッキが新設され、地下街中心だった人の流れが変化した。1997年(平成9年)には既存の駅ビルが増築された。
ダイヤ[編集]
- 蒲郡・羽根(JR岡崎)・名古屋・大阪方面
- 新幹線ひかりが、2時間に1本発車する。
- 新幹線こだまが、新大阪行と名古屋行で毎時1本ずつ発車する。
- 新快速・快速が、毎時4本発車する。
- 普通が、毎時2本発車する。
- 浜松・東京方面
- 新幹線ひかりが、2時間に1本発車する。
- 新幹線こだまが、新大阪発と名古屋発の毎時1本ずつ発車する。
- 普通が、毎時3本発車する
が、逆カゴの如く、市内東郊で折り返す列車はない。 - 飯田線
詳細は「JR飯田線 (豊橋地区)#運行形態」を参照
- 名鉄
詳細は「伊奈駅#ダイヤの特徴」を参照
乗降客数[編集]
JR豊橋駅は東海道線の最速達列車である特別快速・新快速の停車駅であり、名鉄豊橋駅は名鉄名古屋本線の最速達列車である快速特急・特急の停車駅である。
JR豊橋駅の乗降客数は約53,000人/日であり、愛知県のJR駅としては約40万人の名古屋駅、約11万人の金山駅、約57,000人の刈谷駅、約57,000人の大曽根駅、約55,000人の千種駅に次いで第6位である(年による変動あり)。
名鉄豊橋駅の乗降客数は約34,000人/日であり、愛知県の名鉄駅としては約27万人の名鉄名古屋駅、約15万人の金山駅、約40,000人の栄町駅、約37,000人の東岡崎駅に次いで第5位である。
バス路線[編集]
豊橋駅前(東口、豊橋駅バスセンター)発着、西駅前(西口)発着のそれぞれの路線に分かれている。
豊橋市は公共交通マップを作成しているものの、豊橋駅から路線バスで直通できない地区を含めた市内全域への最適行程を案内する支援機器は駅バスセンターや駅構内の観光協会案内所に設置していないので注意。
ウィキペディアでは、バス路線記述は最低限とガイドラインが変更され、書き換えられてしまった。従って、豊橋駅のバスに関して記述が豊富だった過去のフリー百科事典を下に、以下に詳述する。
東口[編集]
豊橋市内(表浜〔太平洋側〕地域や下条・賀茂校区を除く)をはじめ豊川市、新城市、田原市といった蒲郡市、北設楽郡を除く東三河各地への路線があるほか、東京方面および関西方面への高速バスがある。一般路線バスは、前芝地域の路線撤退後は、すべて豊鉄バスが運行。過去にはJR東海バスや遠鉄バスも乗り入れていた。
豊橋駅前(豊鉄バス)[編集]
ペデストリアンデッキの下に、7つののりばと3台分の降車場を備えるバスターミナルがあり、豊鉄バスの東口発の路線が発着する。停留所名は、豊橋駅前である。中央に豊橋駅バスセンターがあり、乗車券・定期券の購入や時刻表の入手ができるほか、待合室 (夜行バス発車まで利用可能) としても利用できる。なお、豊川線・新豊線は県道の東側 (ローソン前) にある降車場を使用するが、ここはかつて豊川・豊橋市民病院方面からの豊橋バスターミナル行が使用した降車場である。
かつては2番のりばをJR東海バス浜名線 : 二川駅・新居町駅方面、および東京駅方面との高速伊良湖ライナーが使用しており券売所や独自の窓口もあったほか、3番のりばを豊鉄バスと名鉄バス東部(豊橋線・前芝じゅんかん線 : 前芝・蒲郡駅方面)が共用していた。
のりば | 系統番号 | 路線名 | 経由 | 行先 |
---|---|---|---|---|
1 藤沢町 伊良湖岬 方面 |
高速 | 新宿豊橋線 | 渋谷 新宿 中野駅 | 練馬駅北口 |
02 | 伊良湖本線 | 藤沢町 田原駅前 宇津江 | 保美 (伊良湖岬は乗り換え) | |
05 | 中浜大崎線 | (急行) ろう学校前 中野町 | 豊橋ハートセンター | |
06 | 藤沢町 中野町 | |||
07 | トピー工業前 | |||
08 | デンソー前 | |||
09 | 大崎 | |||
11 | 小浜大崎線 | 藤沢町 小浜 | 大崎 | |
2 北山 技科大 方面 |
高速 | 豊橋京都線 | 京都深草 | 京都駅八条口 |
21 | 三本木線 | 北山 三本木町 | 野依 | |
22 | くすのき特別支援学校 | |||
25 | 西高師 | |||
32 | 豊橋技科大線 | 北山 | 浜道 | |
34 | 北山 浜道 | 技科大前 | ||
35 | 北山 技科大前 | りすぱ豊橋 | ||
36 | 福祉村 | |||
37 | 北山 技科大前 りすぱ豊橋 | 福祉村 | ||
3 台町 方面 |
50 | 牛川金田線 | 台町 瓦町 牛川 | 金田住宅前 |
61 | 飯村岩崎線 | 大池 豊橋医療センター | 多米峠口 | |
62 | 大池 飯村 | 豊橋医療センター | ||
63 | 大池 豊橋医療センター | 赤岩口 | ||
4 台町 方面 |
45 | 天伯団地線 | 台町 江島町 | 天伯団地 |
47 | 台町 サイエンスコア | 天伯団地 | ||
65 | 西口線 | 台町 才ノ神 | 西口 | |
165 | 西口豊橋市民病院線 | |||
68 | 岩田団地線 | 台町 大池 | 岩田団地 | |
168 | 岩田団地豊橋市民病院線 | |||
5 豊橋創造大・和田辻・ 二川 方面 |
55 | 二川線 | 舟原 高師原口 | 二川駅 |
56 | 舟原 高師原口 二川駅 | シンフォニアテクノロジー | ||
57 | 二川駅 シンフォニアテクノロジー | 一里山 | ||
70 | 豊橋和田辻線 | 舟原 豊橋創造大学正門 | 和田辻東 | |
71 | 舟原 青陵中学校前 | |||
72 | 豊橋創造大学正門 和田辻東 | 嵩山 | ||
73 | 青陵中学校前 和田辻東 | |||
75 | 四ツ谷 | |||
176 | 和田辻豊橋市民病院線 | 舟原 青陵中学校前 | 和田辻東 | |
6 豊川 新城 方面 |
90 | 豊川線 | 牛久保 心道教前 | 豊川体育館前 |
91 | 牛久保 心道教前 豊川体育館前 | 豊川市民病院 | ||
92 | 豊川駅前 | |||
94 | 牛久保 心道教前 豊川市民病院 | |||
96 | 豊川線・新豊線 | 豊川市民病院 豊川駅前 東名豊川 砥鹿神社前 | 本宮の湯 | |
97 | 新豊線 | 新城富永 | ||
7 豊橋市民病院 総合スポーツ公園 方面 |
83 | 豊橋市民病院線 | 新栄 豊橋市民病院 | 総合スポーツ公園 |
87 | 総合卸団地 | |||
88 | 新栄 | 豊橋市民病院 | ||
85 | 吉川町 豊橋市民病院 | 総合スポーツ公園 | ||
89 | 吉川町 | 豊橋市民病院 | ||
84 | 卸団地線 | 吉川町 富久縞町 | 総合スポーツ公園 | |
165 | 西口豊橋市民病院線 | 新栄 | 豊橋市民病院 | |
168 | 岩田団地豊橋市民病院線 | |||
171 | 和田辻豊橋市民病院線 |
この表では到着のみの系統は割愛した。詳細は各路線の記事を参照のこと。
豊橋駅東口(高速バス)[編集]
駅前大通り沿いの豊橋信用金庫駅前出張所の前に設置。停留所の名称は豊橋駅東口である。豊鉄バスと共同運行会社以外の高速バス運行会社はここを発着する。
- 乗車のみ
運行会社 | 便名 | 経由 | 行先 |
---|---|---|---|
WILLER EXPRESS | T432便 | 東京駅 | 東京ディズニーランド |
L422便 | 新横浜駅・横浜駅 | 川崎駅 | |
ジャムジャムエクスプレス | JX22便 | Y-CAT・新宿 | 東京ディズニーランド |
JX301便 | 京都三条・梅田・USJ | 神戸三宮高架商店街前 |
- 降車のみ
運行会社 | 便名 | 始発 | 経由 |
---|---|---|---|
WILLER EXPRESS | T323便 | 東京ディズニーランド | 東京駅・池袋 |
L322便 | 川崎駅 | 新横浜駅・Y-CAT | |
ジャムジャムエクスプレス | JX21便 | 東京ディズニーランド | 新宿・Y-CAT |
JX302便 | ユニバーサル・スタジオ・ジャパン | 梅田・京都三条 | |
VIPライナー | 名古屋1便 | 千葉駅北口 | TDL・東京駅・横浜駅 |
豊橋駅前(豊橋市かわきたバス「スマイル号」)[編集]
駅前大通り沿いの豊橋信用金庫駅前出張所前に設置。豊橋市のコミュニティバスとして、豊川(とよがわ)より北側の市街北東の地域を運行する。
- 下地・津田線 ※平日のみ運行(1日4便)
- 大村線 ※平日のみ運行(1日4便)
西口[編集]
バス停名は西駅前。理由は当駅の東郊にある「西口」、「西口町」のバス停と区別するためなのと、当駅西口の豊橋ことばの「西駅」から。
西駅前(豊鉄バス)[編集]
- 牟呂線
- 80 : 西駅前→築地橋→牟呂学校前→西部団地→往完町→西駅前 (築地橋まわり。最終便は西部団地止まり。)
- 81 : 西駅前→往完町→西部団地→牟呂学校前→築地橋→西駅前 (往完町まわり)
- 神野ふ頭線
- 82 : 西駅前 - 往完町 - 牟呂学校前 - 神野新田南 - ライフポート - 西ふ頭北 (土・休日はライフポート止まり)
西駅前(豊橋市コミュニティバス「しおかぜバス」)[編集]
豊橋市のコミュニティバスとして、豊川(とよがわ)より北側の市街北西の地域を運行する。
- 西駅前 - 荒木西 - 清須 - 前芝 - 梅藪(豊橋市委託により、東海交通が運行)
バスその他[編集]
昼行の東名ハイウェイバスの発着は開業以来ない。東名ハイウェイバスは最寄りバス停である[注 3]東名豊川もしくは東名本宿もしくは浜松駅発着便の利用となる。
注[編集]
JS /JT /JK /CA/JR-A 東海道本線(東京 - 横浜 - 静岡 - 名古屋 - 京都 - 大阪 - 神戸間)の駅一覧 |
CD 飯田線の駅一覧 |
NH 名鉄名古屋本線の駅一覧 |