JR東海道本線 (静岡地区)

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東海旅客鉄道(JR東海)
東海道線(静岡地区)
基本情報
日本国旗.png日本
所在地静岡県愛知県
起点熱海駅
終点豊橋駅
駅数44駅
経由路線東海道本線
路線記号CA
開業1888年9月1日(浜松駅-大府駅間)[1]
所有者東海旅客鉄道(JR東海)
運営者東海旅客鉄道(JR東海)
使用車両使用車両を参照
路線諸元
路線距離189.0 km
軌間1,067 mm
線路数複線
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式
閉塞方式自動閉塞式
保安装置ATS-PT
最高速度110 km/h
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本項では、東海旅客鉄道(JR東海)が管轄する東海道線東海道本線)のうち、静岡県熱海市熱海駅から愛知県豊橋市豊橋駅までの区間についての詳細を記述する。

概要[編集]

静岡地区の東海道本線は、並行する東海道新幹線国道1号東名高速道路新東名高速道路とともに県内を東西に横断する動脈として機能している。

かつては東京名古屋京阪神西日本各地を結ぶ優等列車が多数経由していたが、1964年東海道新幹線開業後は遠距離輸送が新幹線にシフトされ、東海道本線は普通列車による地域旅客輸送が中心となっている。JRの前身である日本国有鉄道(国鉄)末期の1984年昭和59年)2月1日のダイヤ改正以降では「するがシャトル」を中心とした普通列車の短編成化・高頻度化による都市型ダイヤ(シティ電車)が形成され、現在までその流れを受け継いだ運行形態となっている。このほかに日本貨物鉄道(JR貨物)による貨物列車が運行されている。

また、他地区の東海道本線には料金不要の快速(快速・新快速・特別快速・アクティーなど)が走るが、静岡地区の熱海駅 - 浜松駅間には自社車両による料金不要の快速はごく一部を除いてなく[注 1]、運賃のほかに乗車整理券330円(2019年〈令和元年〉10月1日改定)を要するホームライナーなどの有料の快速のみが走る。

路線の特徴[編集]

熱海市から静岡県東部の函南町三島市沼津市富士市、中部の静岡市焼津市藤枝市島田市、西部の菊川市掛川市袋井市磐田市浜松市湖西市などの県内の主要都市を経由し、愛知県豊橋市に至る。

静岡県東部地区では1889年明治22年)の路線開業時、箱根山を迂回して現在の御殿場線の経路である御殿場市裾野市を経由していたが、開業から45年後の1934年昭和9年)から、伊豆半島に連なる山地を丹那トンネルで抜ける現在のルートとなった。この丹那トンネルを含む熱海駅 - 三島駅間と、県中部地区と西部地区の境目に位置する牧之原台地を越える島田駅 - 掛川駅間は山間部を通り、蒲原駅 - 興津駅間と用宗駅付近では駿河湾沿岸を通る。それ以外の区間ではほとんど平野部であり、この平野部に前述の各都市が点在している。また富士川安倍川大井川天竜川の各河川が太平洋に向かって流れており、東海道本線はこれらを鉄橋で横断している。舞阪駅 - 鷲津駅間では浜名湖湖畔近くを通る。
鷲津 - 新所原間には分水嶺があり、新所原駅、二川駅は丘陵地にある。二川 - 豊橋の6.9kmの駅間には住宅地が広がり、途中のつつじヶ丘・佐藤付近で新駅が要望されているが、実現していない。

運行形態[編集]

本節では、2020年令和2年)3月14日ダイヤ改正時点の運行形態の詳細を示す[2]

静岡地区の列車は各駅に停車する普通列車が中心であり、東海道本線の他地区に見られるような定期運行の快速列車は設定されていない(例外は後述)。浜松駅 - 豊橋駅間では名古屋地区からの快速列車の直通があるが、同区間では全種別とも各駅に停車する[注 2]。このほか一部区間では他線に直通する特急列車、朝晩のラッシュ時にはホームライナー、夜間には寝台特急列車の運行がある。

優等列車[編集]

2021年(令和3年)3月の改正時点で静岡地区で運行されている優等列車は、昼行では、富士駅から身延線に直通する特急「ふじかわ」が富士駅 - 静岡駅間で7往復、東京方面から三島駅経由で伊豆箱根鉄道駿豆線に直通する特急「踊り子」が平日2往復・土休日3往復設定されている。かつては東京駅 - 静岡駅間の「東海」(1996年〈平成8年〉3月15日までは急行、翌16日以降は特急)が運行されていたが、2007年〈平成19年〉3月18日の改正で廃止された。

夜行列車は2009年(平成21年)3月13日(始発駅基準)をもってブルートレインが全廃され、定期列車は1998年(平成10年)7月10日から運行されている寝台列車の「サンライズ瀬戸出雲」1往復を残すのみとなっている。快速「ムーンライトながら」も臨時列車化されて運行していたが、2020年(令和2年)3月29日の大垣発を最後に運行がなくなり[3]、2021年1月22日に運行終了が発表された[4]

ホームライナー[編集]

ホームライナーは、乗車整理券を別途要する列車であり、特急形車両間合い運用として沼津駅 - 静岡駅 - 浜松駅間で主に朝・夕の時間帯に設定されている。1991年平成3年)3月16日のダイヤ改正にて特急「あさぎり」用の371系で運行が開始され[5]、後に1996年3月改正からは特急「ふじかわ」用の373系も運用に加わった[6]2012年3月改正以降は373系のみが使用されている。

いずれも一部の駅(主に市・区の代表駅)以外は通過し速達運転を行っている。現在の停車駅は沼津駅・富士駅・清水駅・静岡駅・藤枝駅島田駅菊川駅掛川駅袋井駅磐田駅・浜松駅となっている。かつては吉原駅蒲原駅に停車する列車や、深夜には各駅に停車する列車も存在した。

列車名は朝・夜の列車とも行先の駅名をとって「ホームライナー沼津」・「ホームライナー静岡」・「ホームライナー浜松」となっている。静岡駅・浜松駅で東海道新幹線との接続が取られている列車も存在する。夜間の下り方面の列車は1時間間隔で運行されている。

運用上の関係で「ホームライナー沼津2号」は沼津駅で普通列車熱海行きになるため、沼津駅 - 熱海駅間は乗車整理券が不要になる。また、「ホームライナー浜松3号」も、浜松駅で普通列車豊橋行きとなって運行する。

かつて運用されていた371系は1編成のみの在籍のため、同編成が定期検査の際は、普通列車用の車両で快速列車として運用され、この場合は乗車整理券不要となった[7]

2017年(平成29年)3月改正時点の設定列車には以下のものがある。

  • 下り
    • ホームライナー静岡(沼津発静岡行き) - 1号(平日朝)・31号(土休日朝)・3号(平日夜)
    • ホームライナー浜松(沼津発浜松行き) - 3号(毎日夜・浜松から普通豊橋行)・5号(平日夜)
    • ホームライナー浜松(静岡発浜松行き) - 1号(平日夜)・7号(平日夜)
  • 上り
    • ホームライナー沼津(静岡発沼津行き) - 2号(毎日朝・沼津から普通熱海行)・4号(平日夜)・6号(平日夜)・8号(毎日夜)・10号(平日夜)
    • ホームライナー静岡(浜松発静岡行き) - 2号(平日朝)・4号(平日朝)・34号(土休日朝)・36号(土休日朝)・6号(平日夜)・8号(平日夜)

「ホームライナー浜松」は2009年平成21年)3月13日まで三島発の列車(371系使用)があったが、翌14日以降は沼津発に変更された[8]

快速[編集]

定期列車[編集]

名古屋地区直通の列車が浜松駅 - 豊橋駅( - 名古屋方面)間で設定されている。浜松駅 - 豊橋駅間は各駅に停車する。

臨時列車[編集]

2017年(平成29年)3月3日まで運転されていた「ホームライナー静岡21号」の後継として設定された乗車整理券不要の列車である。夜23時台の三島発沼津行きの下り定期列車を金曜日、土曜日および休前日に限り静岡行きとして延長運転する形で設定されている。このため、延長運転区間は臨時列車扱いとなり、JR東海公式サイトの時刻表には表記されていない。なお、三島 - 沼津は普通列車として運転し、沼津 - 富士 - 静岡の延長運転区間のみが快速の扱いである。途中停車駅は富士駅までの各駅と清水駅である。三島駅で東海道新幹線の下り最終列車「こだま」813号から接続している。

特別快速・新快速・区間快速[編集]

名古屋地区で設定されているこれらの種別は一部列車が浜松まで乗り入れるが、浜松駅 - 豊橋駅間は各駅に停車する。

普通[編集]

現行の普通列車のダイヤは、2007年(平成19年)3月18日ダイヤ改正時のものをほぼ継承している。2019年平成31年)3月16日現在、熱海駅 - 豊橋駅間を通して運行する列車は平日に下り3本・上り1本、休日に下り2本・上り1本が設定されている。

普通列車の日中(おおむね10時台から15時台まで)のダイヤはほぼ1時間ごとにパターン化されているが、完全なパターン化がなされているわけではなく、時間帯によって運行間隔や区間が異なる場合もある。

基本的には1時間に3-6本程度の運行である。熱海駅・三島駅 - 島田駅間の列車(下図B)と興津駅 - 浜松駅間の列車 (C) がそれぞれ1時間に3本(約20分間隔)運行されており、静岡市とその近郊の興津駅 - 静岡駅 - 島田駅間ではBとCが交互に運行される形で1時間に6本(約10分間隔)のダイヤとなっている。富士・沼津・熱海地区では熱海駅・三島駅 - 沼津駅間の区間列車 (A) が1時間に1-3本、Aを富士駅まで延長した形の区間列車 (A') が2時間に1-2本ほど運行されており、三島駅 - 沼津駅の1駅間ではA・A'・Bを合わせて1時間に5本となっている。浜松・掛川地区では掛川駅 - 豊橋駅間の列車 (D) が1時間に1本設定されており、これとCをあわせて掛川駅 - 浜松駅間では1時間に4本でとなっている。浜松駅 - 豊橋駅間ではこの区間のみの列車 (E) とDを合わせて1時間に3本(約20分間隔)となっている。

以下に日中の列車の主な運行パターンを図で示す。

区間\駅名 熱海







豊橋
運行本数
(1時間当たり)
3 5 3-4 3 6 3 4 3
A 熱海駅・三島駅 - 沼津駅間 <―― <>              
A' 熱海駅・三島駅 - 富士駅間 <―― <―――>            
B 熱海駅・三島駅 - 島田駅間 <―― <――――――――――――――>      
C 興津駅 - 浜松駅間         <―――――――――――>  
D 掛川駅 - 豊橋駅間               <――――>
E 浜松駅 - 豊橋駅間                 <―>
  • Bは静岡駅、Dは浜松駅で乗り換えを要する場合あり
  • DEは一部、名古屋方面に直通する列車あり

朝および夕方以降では熱海駅 - 浜松駅間など長距離の運用が多くなるが、運行本数に関しては日中よりも少なくなる区間も存在する。

三島駅 - 沼津駅間では、三島駅で東海道新幹線に接続するための御殿場線直通列車が設定されている。本数は1日あたり、御殿場線から三島方面が8本(全て三島行き)、三島発御殿場線方面行きが7本の合計15本である。このほか御殿場線から富士方面へ1日あたり2本、富士方面から御殿場線へ3本運行される。身延線からは沼津方面へ2本と静岡行きが1本運行されるが、東海道線から身延線への直通普通列車は存在しない。

熱海駅 - 沼津駅間には朝夕夜に東日本旅客鉄道(JR東日本)の東海道線小田原・東京方面との直通普通列車が9往復乗り入れており、その多くは東京駅から先東北本線宇都宮線)との直通となっているほか、夕夜間の沼津駅終着のみ高崎線からの直通列車も存在する。2012年3月改正以前は東京方面と沼津駅以西(富士駅・静岡駅・島田駅など)とを結ぶ普通列車も運行されていた[注 3]

また、浜松駅 - 豊橋駅間では朝夕夜を中心に名古屋方面からの直通列車があり、朝を中心に静岡・菊川・掛川発で名古屋方面行きの列車も存在する。

編成は3ドア5両または6両が多く、一部列車は3両や4両の短い編成で運転。東京方面からの乗り入れ編成は4ドア10両編成(4・5号車の2両はグリーン車)である。

臨時列車[編集]

前述のように、静岡地区では通常時は定期運行の快速列車の設定はないが、「さわやかウォーキング」などのイベント時に臨時快速が設定されることがある。この場合は、乗車整理券や指定席券が必要となることもある[9]

過去の列車[編集]

快速
1972年(昭和47年)3月15日から1978年(昭和53年)10月1日まで、日中に毎時1本運行されていた。快速運転区間は沼津駅 - 浜松駅間だが、静岡駅以東または以西どちらかのみで快速運転をする列車もあった。設定当初の沼津駅 - 浜松駅間の途中の停車駅は吉原駅・富士駅・蒲原駅・清水駅・静岡駅・焼津駅・藤枝駅・島田駅・金谷駅・掛川駅・磐田駅となっていた[注 4][10][11]。後に菊川駅と袋井駅が停車駅に追加され、廃止直前の頃の停車駅は焼津駅から磐田駅まで8駅連続停車、静岡駅 - 浜松駅間の通過駅は用宗駅と天竜川駅の2駅のみであった。
大井川鉄道線直通列車
1984年(昭和59年)2月の改正まで、金谷駅から大井川鉄道大井川本線に直通する臨時列車が休日に設定されていた。静岡駅発着の快速「奥大井」は静岡駅 - 金谷駅間で焼津駅と藤枝駅の2駅に停車、浜松駅発着の「すまた」は東海道本線内各駅停車であった[10]
「あさぎり」連絡身延線直通列車
1991年(平成3年)3月16日改正から、沼津駅で小田急小田原線直通特急「あさぎり」に接続し、富士駅から身延線に直通する普通列車が設定されていた。設定当初は沼津駅 - 富士駅間が無停車であったが、列車種別はあくまで「普通」であり、時刻表では快速とは扱われていなかった。当初3往復設定されたが後に2往復に減便され、1998年(平成10年)3月14日以降は通過運転がなくなり全列車が各駅停車となった[5][12][13][14]
「花の木金号」「花金号」
1989年(平成元年)7月改正から、毎週金曜・土曜・日曜の0時過ぎに静岡発浜松行きで、週末の羽根のばし客を対象とした普通列車「花の木金号」が311系により運行された。また1996年(平成8年)3月22日からは金曜深夜運行の沼津発静岡行きの普通列車が「花金号」に変更された。双方とも各駅停車だが、ホームライナーと同様に乗車整理券制を採用し、整理券は始発駅でのみ発売された。双方とも1997年(平成9年)3月22日の改正でホームライナーに変更され、発展的解消となった[6][15]
通勤快速
1993年(平成5年)3月18日改正から2007年(平成19年)3月17日まで、静岡駅以西で1日1往復運行されていた快速列車。朝は静岡行き、夕方は浜松行き(後に豊橋行き)の運行で、静岡駅 - 島田駅間が無停車、それ以外の区間は各駅停車であった[16][17]。廃止直前は313系2000番台による運行もあり、種別カラーは名古屋地区区間快速と同じ緑だった。

使用車両[編集]

現在の車両[編集]

以下はすべて電車。特急車両も含めて全車普通車である。 ただし、JR東日本から乗り入れる普通列車用車両はグリーン車2両を連結している。

  • JR東海・静岡車両区所属車
    • 211系5000・6000番台: JR東海独自仕様のロングシート車。トイレなし。そのためトイレ設備のある313系と組み合わせて運用されることが多いが、静岡車両区配置の編成数は211系のほうが多いため211系のみによる長距離運用も存在する。
    • 313系2000番台ロングシート車。トイレ付き。
    • 313系3000番台・3100番台: 御殿場線・身延線との直通列車として運用されるセミクロスシート車。静岡車両区からの送り込みとして静岡駅以東で運用。トイレ付き。
    • 373系: 特急「ふじかわ」と、その間合い運用としてホームライナー、および一部の普通で運用。トイレ付き。
  • JR東海・大垣車両区所属車
    • 311系: 静岡駅以西の早朝深夜のみ。2018年(平成30年)3月のダイヤ改正より、静岡駅乗り入れが復活した。トイレ付き。
    • 313系0・300・1100・5000番台: 菊川駅以西ではこれらの名古屋地区用の車両が乗り入れる(0番台は311系の代走として静岡駅に乗り入れることもある)。トイレ付き。
  • JR東日本・国府津車両センター小山車両センター所属車
    • E231系: 朝夕時間帯に東京方面と直通する普通列車として、沼津駅以東に乗り入れる。トイレ付き。
    • E233系3000番台: 2014年(平成26年)3月15日のダイヤ改正から運用開始。国府津車・小山車ともにE231系と共通運用で沼津まで乗り入れる。トイレ付き。
  • JR東日本・大宮総合車両センター所属車

過去の車両[編集]

以下はすべて電車。

  • 32系: 身延線用車の間合い運用で使用。
  • 80系: 一部クハ47形・サハ48形・サハ75形を併結。定期運用は1977年(昭和52年)終了。波動用車は1979年(昭和54年)運用終了。
  • 111系・113系 : 2007年(平成19年)運用終了。2006年(平成18年)まではJR東日本からの乗り入れも存在した。
  • 115系 : 2007年(平成19年)運用終了。1999年(平成11年)までは御殿場線・身延線との直通列車に、同年以降は当路線で運用。
  • 117系 : 浜松駅以西で、主に名古屋地区の快速として使用。
  • 119系 : 「するがシャトル」として1986年(昭和61年) - 1989年(平成元年)に運用。
  • 153系155系163系 :急行「富士川」「東海」と、その間合い運用で普通列車として使用。1983年運用終了。
  • 165系 : 急行「富士川」「東海」と、その間合い運用で普通列車として使用。
  • 185系: 2021年(令和3年)3月12日まで特急「踊り子」(修善寺発着)として熱海駅 - 三島駅間に乗り入れていた。また、2020年(令和2年)3月29日まで臨時快速「ムーンライトながら」として大垣まで乗り入れていた[3]
  • 371系 : 2012年(平成24年)までホームライナーで運用。晩年は臨時快速などで運用された[9]。2014年(平成26年)11月限りで運用終了。
  • 211系0・2000番台 : JR東日本・田町車両センター所属。2012年(平成24年)まで乗り入れ。

上記のほか、長距離急行列車や寝台特急・寝台急行などの優等列車には客車も使用されていた。また天竜浜名湖鉄道に移管される前の二俣線に直通する列車には気動車も使用された。

データ[編集]

路線データ[編集]

本項で説明する範囲のもの。


駅一覧[編集]

この節では、熱海駅 - 豊橋駅間の設置駅(貨物駅含む)と営業キロ・接続路線・停車列車を一覧で示し、また過去に存在した接続路線についても列挙する。
函南駅 - 新所原駅間は静岡支社、二川駅、豊橋駅間は東海鉄道事業本部の管轄。熱海駅(在来線)は東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜支社の管轄である。

  • 停車駅
    • 普通 : すべての旅客駅に停車
      • 豊橋以西に直通する各種快速列車(区間快速・新快速・特別快速)もこの区間では全旅客駅に停車(下記の快速は除く)
    • 快速 : 金曜・休前日のみ運転。●印の駅は停車、↓印の駅は通過(↓は片方向のみ運転)
    • ホームライナー : ●印の駅は停車、|印の駅は通過、▲印の駅はホームライナー沼津2号のみ停車、▼印の駅はホームライナー浜松3号のみ停車
    • 特急(踊り子ふじかわサンライズ瀬戸サンライズ出雲): 各列車記事参照
  • 接続路線 : 括弧内の英数字は駅番号。駅名が異なる場合は⇒印の後に駅名を示す。またJR東海ではJR他社独自路線名は使用しないため、本表もこれに準じて示す。
駅番号 駅名 駅間
営業
キロ
累計
営業キロ
ホームライナー 快速 接続路線・備考 所在地
熱海
から
東京
から
JR東日本直通運転区間 JT 東海道本線東京駅経由 JU 東北本線宇都宮駅まで・ 高崎線高崎駅から[* 1]
CA00 熱海駅 - 0.0 104.6   東海旅客鉄道■ 東海道新幹線
東日本旅客鉄道JT 東海道本線横浜東京方面〉 (JT 21)・JT 伊東線 (JT 21)
静岡県 熱海市
CA01 函南駅 9.9 9.9 114.5     田方郡
函南町
CA02 三島駅 6.2 16.1 120.7 東海旅客鉄道:■ 東海道新幹線
伊豆箱根鉄道IS 駿豆線IS01
(特急「踊り子」のみ熱海方面から修善寺駅まで直通運転)
三島市
CA03 沼津駅 5.5 21.6 126.2 東海旅客鉄道:CB 御殿場線CB18 沼津市
CA04 片浜駅 4.1 25.7 130.3  
CA05 原駅 2.5 28.2 132.8  
CA06 東田子の浦駅 4.6 32.8 137.4   富士市
CA07 吉原駅 3.9 36.7 141.3 岳南電車 岳南線GD01
CA08 富士駅 4.9 41.6 146.2 東海旅客鉄道:CC 身延線CC00
(特急「ふじかわ」のみ静岡方面から甲府駅まで直通運転)
CA09 富士川駅 3.5 45.1 149.7  
CA10 新蒲原駅 2.8 47.9 152.5   静岡市 清水区
CA11 蒲原駅 2.4 50.3 154.9  
CA12 由比駅 3.5 53.8 158.4  
CA13 興津駅 5.9 59.7 164.3  
CA14 清水駅 4.7 64.4 169.0 静岡鉄道S 静岡清水線新清水駅S15[21]
CA15 草薙駅 5.2 69.6 174.2 静岡鉄道:S 静岡清水線 ⇒草薙駅S10[21]
(貨)静岡貨物駅 2.5 72.1 176.7   駿河区
CA16 東静岡駅 1.0 73.1 177.7 静岡鉄道:S 静岡清水線 ⇒長沼駅S06[21] 葵区
CA17 静岡駅 2.5 75.6 180.2 東海旅客鉄道:■ 東海道新幹線
静岡鉄道:S 静岡清水線 ⇒新静岡駅S01[21]
CA18 安倍川駅 4.3 79.9 184.5     駿河区
CA19 用宗駅 2.1 82.0 186.6    
CA20 焼津駅 7.1 89.1 193.7     焼津市
CA21 西焼津駅 3.3 92.4 197.0    
CA22 藤枝駅 3.3 95.7 200.3     藤枝市
CA23 六合駅 4.6 100.3 204.9     島田市
CA24 島田駅 2.9 103.2 207.8    
CA25 金谷駅 5.1 108.3 212.9   大井川鐵道大井川本線
CA26 菊川駅 9.3 117.6 222.2     菊川市
CA27 掛川駅 7.1 124.7 229.3   東海旅客鉄道:■ 東海道新幹線
天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線[* 2]
掛川市
CA28 愛野駅 5.3 130.0 234.6     袋井市
CA29 袋井駅 3.5 133.5 238.1    
CA30 御厨駅 4.6 138.1 242.7 磐田市
CA31 磐田駅 3.2 141.3 245.9    
CA32 豊田町駅 2.9 144.2 248.8    
CA33 天竜川駅 3.9 148.1 252.7     浜松市 東区
CA34 浜松駅 4.4 152.5 257.1   東海旅客鉄道:■ 東海道新幹線
遠州鉄道鉄道線新浜松駅(01)
中区
(貨)西浜松駅 2.0 154.5 259.1    
CA35 高塚駅 3.3 157.8 262.4     南区
CA36 舞阪駅 5.1 162.9 267.5     西区
CA37 弁天島駅 2.3 165.2 269.8    
CA38 新居町駅 3.1 168.3 272.9     湖西市
CA39 鷲津駅 3.7 172.0 276.6    
CA40 新所原駅 5.8 177.8 282.4   天竜浜名湖鉄道:天竜浜名湖線[* 2]
CA41 二川駅 4.3 182.1 286.7     愛知県
豊橋市
CA42 豊橋駅 6.9 189.0 293.6   東海旅客鉄道:■ 東海道新幹線・CA 東海道本線〈名古屋方面〉CD 飯田線CD00
名古屋鉄道NH 名古屋本線NH01
豊橋鉄道渥美線新豊橋駅(1)
豊橋鉄道:東田本線駅前停留場(1)
名古屋地区直通運転区間 CA 東海道本線 名古屋駅経由大垣駅(土休日のみ米原駅)まで直通
  • 三島駅 - 沼津駅の間で静岡県駿東郡長泉町清水町を通るが、当該区間内に駅はない。
  • 熱海駅 - 函南駅間に来宮駅があるが、伊東線列車以外は停車しない。
  1. 高崎線直通列車については、下り(沼津着)列車のみの設定
  2. 2.0 2.1 1987年(昭和62年)3月14日までは日本国有鉄道二俣線

過去の接続路線[編集]

駅名 接続路線 廃止日
沼津駅 伊豆箱根鉄道:軌道線沼津駅前駅 1963年2月5日
日本国有鉄道:東海道本線貨物支線〈沼津港駅方面〉 1974年9月1日
清水駅 静岡鉄道:清水市内線清水駅前駅 1975年3月22日
日本国有鉄道:清水港線 1984年4月1日
静岡駅 静岡鉄道:静岡市内線静岡駅前駅 1962年9月15日
藤枝駅 静岡鉄道:駿遠線新藤枝駅 1970年8月1日
島田駅 島田軌道 1959年10月1日
堀ノ内駅(現在の菊川駅) 堀之内軌道 ⇒堀ノ内駅前駅 1935年12月4日
袋井駅 静岡鉄道:秋葉線 ⇒新袋井駅 1962年9月20日
静岡鉄道:駿遠線 ⇒新袋井駅 1967年8月28日
中泉駅(現在の磐田駅) 光明電気鉄道 ⇒新中泉駅 1935年7月20日

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. 快速の節で述べる通り、三島23時47分発沼津行きを延長する形で、快速静岡行きが夜間のみ曜日限定で運転されている(停車駅は富士駅までの各駅と清水駅)。
  2. 2006年(平成18年)10月1日の改正以前は、下りで1本だけ早朝に静岡駅を発車し、共和駅まで各駅に停車する名古屋駅行きの区間快速が設定されていた。
  3. 最後まで残っていた373系9両編成による東京駅 - 静岡駅間の普通列車1往復は、夜行快速「ムーンライトながら」の送り込み運用を兼ねており、2009年(平成21年)3月の同列車の臨時列車化も2012年3月改正まで残った。
  4. 当時は片浜駅・東静岡駅・安倍川駅・西焼津駅・六合駅・愛野駅・御厨駅・豊田町駅が未開業であり、通過駅は静岡駅以東が原駅・東田子の浦駅・富士川駅・新蒲原駅・由比駅・興津駅・草薙駅の7駅、静岡駅以西が用宗駅・菊川駅・袋井駅・天竜川駅の4駅であった。

出典[編集]

  1. 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.36
  2. 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社
  3. 3.0 3.1 “JR夜行快速「ながら」終了 バスと競合、車両老朽化”. 共同通信. (2021年1月22日). オリジナル2021年1月23日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210123025734/https://this.kiji.is/725270835080871936 2021年1月23日閲覧。 
  4. “春の増発列車のお知らせ” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東海旅客鉄道, (2021年1月22日), p. 2, オリジナル2021年1月22日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210122051627/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040932.pdf 2021年1月22日閲覧。 
  5. 5.0 5.1 「1991.3.16ダイヤ改正のニュースター」、『鉄道ダイヤ情報』第84号、弘済出版社、1991年4月、 43頁。
  6. 6.0 6.1 「「通勤ライナー」その生い立ちと現状」、『鉄道ピクトリアル』第747号、電気車研究会、2004年6月、 44-51頁。
  7. 「【特集】通勤ライナー - 楽楽快適通勤術」、『鉄道ピクトリアル』第747号、電気車研究会、2004年6月、 7頁。
  8. 371系,三島乗入れ終了”. 鉄道ファン railf.jp. 交友社 (2009年3月17日). 2012年12月16日確認。
  9. 9.0 9.1 JR東海、元「あさぎり」371系による臨時快速を東海道本線&御殿場線で運転 - マイナビニュース”. マイナビ (2012年5月30日). 2012年6月17日確認。
  10. 10.0 10.1 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年3月号・1975年3月号、日本交通公社
  11. 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1978年10月号、日本交通公社
  12. 『JR時刻表』1991年3月号、弘済出版社
  13. 『JR時刻表』1995年3月号、弘済出版社
  14. 『JR時刻表』1998年3月号、弘済出版社
  15. 『JTB時刻表』1997年3月号、日本交通公社
  16. 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年、252頁。 
  17. 『JTB時刻表』1993年3月号、日本交通公社
  18. “2021年3月ダイヤ改正について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道横浜支社, (2020年12月18日), オリジナル2021年1月19日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20210119054331/https://www.jreast.co.jp/press/2020/yokohama/20201218_y01.pdf 2021年1月23日閲覧。 
  19. 鉄道ご利用エリア|TOICA”. 東海旅客鉄道. 2021年3月13日確認。
  20. 最混雑区間における混雑率(令和2年度)Icons-mini-file acrobat.gif PDF”. 国土交通省. p. 1 (2021年7月9日). 2021年8月24日確認。
  21. 21.0 21.1 21.2 21.3 便宜上接続路線としたが、静岡鉄道は全駅がJRの駅と敷地が離れており(同名の草薙駅も同様)、乗り換えする際にいったん駅の外に出る必要がある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

首都圏地区運転系統 : 東海道線 - 横須賀線 - 湘南新宿ライン - 上野東京ライン - 京浜東北線 - 山手線 - 相鉄・JR直通線
貨物線・支線 : 東海道貨物線 - 品鶴線 - 高島線
東海地区静岡地区 - 名古屋地区
貨物線・支線 : 名古屋港線 - 稲沢線 - 美濃赤坂線 - 沼津港線(廃線) - 西名古屋港線名臨高に移管) - 南方貨物線(未成線)
京阪神地区琵琶湖線 - JR京都線 - JR神戸線 / 京阪神快速 - 京阪神緩行線
貨物線 : 北方貨物線 - 梅田貨物線 - 大阪貨物ターミナル線 - 神戸臨港線(廃線)
関連路線旧東海道本線 : 根岸線(横浜駅 - 桜木町駅) - 御殿場線(全線) - 奈良線(稲荷駅 - 京都駅) - 清水港線(清水駅 - 三保駅)
新幹線 : 東海道新幹線 - 山陽新幹線(新大阪駅 - 新神戸駅)
JR東海の鉄道路線
新幹線Shinkansen jrc.svg 東海道新幹線 - リニア中央新幹線
東海道線CA 東海道本線熱海 - 豊橋豊橋 - 米原大垣 - 美濃赤坂) - CB 御殿場線 - CC 身延線 - CD 飯田線 - 岡多線 - CE 武豊線
中央線CF 中央本線塩尻 - 名古屋) - CI 太多線 - 城北線
関西線CJ 関西本線名古屋 - 亀山
紀勢線紀勢本線(亀山 - 新宮) - 参宮線 - 名松線
高山線CG 高山本線(岐阜 - 猪谷)
事業予定路線。 全区間を他社移管。 子会社である東海交通事業が第二種鉄道事業者。JR東海は列車を運行していない。