名鉄竹鼻線
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竹鼻線 | |
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概要 | |
系統 | ■新羽島方面 |
起終点 | 起点:笠松駅 終点:江吉良駅 |
駅数 | 9駅 |
路線記号 | TH |
ウェブサイト | 竹鼻線・羽島線 |
運営 | |
竹鼻鉄道開業 | 1921年6月25日 |
美濃電笠松線開業 | 1921年9月21日 |
最終延伸 | 1929年4月1日 |
廃止 | 2001年10月1日 (江吉良駅 - 大須駅間) |
所有者 | 美濃電気軌道+竹鼻鉄道 ↓ 名岐鉄道+竹鼻鉄道 ↓ 名古屋鉄道+竹鼻鉄道 ↓ 名古屋鉄道 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 10.3 km (6.4 mi) |
軌間 | 1,067 mm (3 ft 6 in) |
電化 | 直流1,500 V, 架空電車線方式 |
運行速度 | 最高90 km/h[1] |
外部リンク | |
竹鼻線(たけはなせん)は、岐阜県羽島郡笠松町の笠松駅から岐阜県羽島市の江吉良駅までを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線である。
概要[編集]
岐阜県羽島郡笠松町の笠松駅と羽島市の江吉良駅を結んでおり、羽島線や各務原線とともに、名鉄では数少ない愛知県を全く通過しない路線である。竹鼻線・羽島線を走る列車も名古屋本線の名鉄岐阜駅へ直通する列車を含めて運転区間が全て岐阜県内のみで完結し、愛知県に乗り入れない。
笠松駅にて名鉄名古屋本線と、江吉良駅にて名鉄羽島線と接続している。
運賃計算区分はC(運賃計算に用いる距離は営業キロの1.25倍)。全駅でmanacaなどの全国相互利用サービス対応交通系ICカードの利用ができる。
なお、『鉄道要覧』による起点は笠松駅だが、列車運行および旅客案内、列車番号の設定においては、江吉良駅から笠松駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。
かつては江吉良駅から南に路線が伸びていたが、この区間は2001年(平成13年)に廃止された。2021年(令和3年)は竹鼻線開業100周年の年であるが、大々的なイベントが開催された形跡はない。
運行状況[編集]
羽島線と一体的に運用されており、竹鼻線と羽島線を総称して竹鼻線(広義)と呼ばれる。
基本的に1時間に片道4本の線内普通列車が運行されており、夜間や平日早朝には岐阜への直通列車が運行されている。
駅一覧[編集]
笠松駅を除いて駅員配置駅はない。羽島市役所前駅は名前の割に羽島市役所から距離がある。
駅番号 | 駅名 | 接続路線 | 所在地 |
---|---|---|---|
NH56 | 笠松駅 | 名古屋鉄道:NH名鉄名古屋本線 | 羽島郡笠松町 |
TH01 | 西笠松駅 | ||
TH02 | 柳津駅 | 岐阜市 | |
TH03 | 南宿駅 | 羽島市 | |
TH04 | 須賀駅 | ||
TH05 | 不破一色駅 | ||
TH06 | 竹鼻駅 | ||
TH07 | 羽島市役所前駅 | ||
TH08 | 江吉良駅 | 名古屋鉄道:TH名鉄羽島線 |
廃駅[編集]
- 笠松口駅(笠松駅 - 西笠松駅間) 1942年6月1日廃止。
- 以下の駅はすべて1944年休止、1969年4月5日廃止。
脚注[編集]
- ↑ 徳田耕一 『名古屋鉄道 今昔―不死鳥「パノラマカー」の功績』 交通新聞社〈交通新聞社新書〉、2017年8月、210頁。ISBN 978-4330819174。
参考文献[編集]
- 渡辺肇・加藤久爾夫 「名古屋鉄道 」『鉄道ピクトリアル』No.249
- 白土貞夫 「竹鼻鉄道『竹鼻駅』駅名異聞」『鉄道ピクトリアル』No. 816
関連書籍[編集]
- 徳田耕一『名鉄の廃線跡を歩く』JTB、2001年、ISBN 4-533-03923-5
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
名古屋鉄道(名鉄)の路線一覧 |