ジャムジャムエクスプレス
ジャムジャムエクスプレスとは、日本のバス事業者。
概要[編集]
路線バス・貸切バスを運行する東京都足立区に本社のある企業。「ジャムジャムライナー(JamJam ライナー)」の愛称がついた高速バスを全国各地で運行。丹沢交通や新日本観光自動車、菰野東部交通への運行委託も行いながら本州各地に高速バスを運行している。
歴史[編集]
系列の旅行会社である日本ユース旅行株式会社が主催していたツアーバスの乗合化を狙い、株式会社アプライジングの子会社として設立された。2012年から高速ツアーバスの運行を開始、2013年には度重なるツアーバス事故への対策として施行された「新高速乗合バス」制度により高速路線バスの運行を開始。その後大阪、白馬などに営業所を開設した。
車両[編集]
自社で発注したいすゞ・ガーラや日野・セレガ、三菱ふそうエアロクイーン・エアロエースに加え、ツアーバス時代の運行事業者から引き継いだ車両が在籍している。過去にはその関係で三菱ふそう・エアロキングを運行していた。 また日本で初めてバンホール・アストロメガを夜行高速バスに導入した。 ツアーバスとして運行していた末期から、各事業者のベースカラーに同社が「JAMJAMLINERライン」と称する共通デザインを施した新デザインを制定していた。 現在は座席タイプによってカラーが異なっている。
・グランプレミアム・プレミアムワイド(三菱ふそう・エアロクイーン) ワインレッドのカラーが特徴。主にグランプレミアムは東京→広島線、プレミアムワイドは東京→名古屋線にて運行される。グランプレミアムはトイレがシャワートイレとなっており、ジャムジャムエクスプレスの中で最もグレードが高い車両といえる。
・プレミアム(日野・セレガ、いすゞ・ガーラ、三菱ふそう・エアロクイーン) 黄緑色の車体が特徴。最も車両数、運行便数が多い。3列独立シート、30人乗り。東京→名古屋、大阪、岡山、秋田など多数の路線で運行される。
・プレミアム4(日野・セレガ) 薄いピンク色の車体。こちらは4列シートだが、3列車に引けをとらないゆったりとしたシート配置となっている。 東京→大阪、名古屋線にて運行。
・プレミアムコンビ(日野・セレガ、いすゞ・ガーラ) 赤い車体が特徴。前方が「プレミアム」と同様の3列シート、後方が「プレミアム4」同様のゆったりとした4列シートとなっている。 東京→大阪、仙台、山形、広島線などで運行。
・アストロメガ(バンホール・アストロメガ) 旺盛な需要に応えるため2019年に2台導入された、4列シートの2階建て車両。導入初期には東京→名古屋線でも運行されたが、現在は東京→大阪線専用車両となっている。
・スタンダードα(日野・セレガ、いすゞ・ガーラ) 最も標準的な車両といえる。言ってしまえば詰め込み仕様。紫色の車体が特徴。東京→富山・金沢、東京→名古屋線で運行。