1583年
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1583年(せんごひゃくはちじゅうさんねん)は、1500年代の83年目のことであり、日本の元号では天正11年である。室町幕府は滅亡しているが足利義昭が名目上はなおも征夷大将軍の地位にあった。朝廷は正親町天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 越中国魚津で火災が起こる。
- 閏1月 - 羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が安土に赴いて織田信雄や三法師(後の織田秀信)に年賀の礼を述べる。
- 2月 - 依田信蕃が信濃国平定中に戦死する(36歳)。小笠原長時が死去(70歳)。
- 3月 - 堀秀政が織田信長の冥福のために大徳寺の梵鐘を鋳造する。
- 4月 - 柴田勝家と織田信孝が羽柴秀吉に対して挙兵。秀吉は賤ヶ岳の戦いで勝家を破り、勝家は越前国北ノ庄城で自殺する(62歳)。前田利家が秀吉に降伏し、北陸の大半が秀吉により平定される。
- 5月 - 織田信孝が羽柴秀吉、織田信雄の命令により尾張国内海で自殺する(26歳)。
- 6月 - 狩野元秀により織田信長画像が完成する。羽柴秀吉が大坂に入る。
- 7月 - 諸国で大洪水が起こる。
- 8月 - 羽柴秀吉が有馬温泉に赴く。
- 9月 - 羽柴秀吉が大坂城築城を開始する。
- 11月 - 前田玄以が京都所司代として京都桶座、紅粉座、悪銭座、近江国粟津座に安堵状を出す。
- 12月 - 観世元忠が死去(75歳)。