1593年
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1593年(せんごひゃくきゅうじゅうさんねん)は、1500年代の93年目のことであり、日本の元号では文禄2年である。朝廷の天皇は後陽成天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 明の李如松により平壌が奪回される。小早川隆景・立花宗茂ら日本軍、碧蹄館の戦いで李如松を破る。豊臣秀吉、紀伊国粉河の藤堂高虎に櫓木400本を調達させる。正親町上皇が崩御する(77歳)。
- 2月 - 今井宗久が死去(74歳)。
- 3月 - 在鮮の将兵が兵糧の欠乏に苦しむ。
- 4月 - 日本軍と明・李氏朝鮮軍との間でひとまずの和議が成立し、京城から日本軍が撤退する。
- 5月 - 在鮮の諸将の大半が日本に帰国する。
- 6月 - 豊臣秀吉が和議7か条を明使に示す。
- 8月 - 豊臣秀頼が生まれる。豊臣秀吉が名護屋から大坂へ帰還する。
- 9月 - 在鮮の東国の諸大名が帰国を命じられる。京都方広寺の大仏殿が上棟される。
- 11月 - 原田孫七郎が高山国(台湾)に遣わされ、日本への入貢を促す。六条道広・西洞院時慶らが後陽成天皇の勅命により古文孝経を開板する。
- 12月 - 藤原惺窩が徳川家康に貞観政要を講義する。
- 月不明 - 天草版の伊曽保物語が刊行される。