京都
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京都(きょうと)とは、かつての日本の首都。単に「京都」と書くと京都府と京都市のどちらを指すのか曖昧だが、現在では京都市を指すことが多い。「京」も「都」も「みやこ」の意味で、東京奠都以前は単に「京」と呼ばれた。
歴史[編集]
- 794年 - 桓武天皇が平安京に遷都し、現在の京都の原型が成立。
- 平氏政権時代 - 一時的に福原京に遷都するが短期で終わる。
- 武家政権時代 - 室町時代を除き、実質的な政治的中心地は鎌倉、大阪、江戸など、京都とは異なる都市であったが、名目上の首都であり続けた。但し、南北朝時代など、複数の首都が対立していた時代もあった。応仁の乱以降、荒廃していた時期もあった。
- 1868年 - 明治天皇が江戸(東京)に行幸して帰還せず、首都としての実質的な役目を終える。
- 1990年 - 即位の礼が東京で行われたことにより、名目的な首都のポジションも失う。
古都として知られており、ユネスコの世界文化遺産に登録されている社寺が複数存在する。1994年12月15日、世界遺産委員会は清水寺や延暦寺など、17の社寺や城で構成される「古都京都の文化財」を世界遺産に登録することを決定した。平安京遷都からちょうど1200年後を記念しての登録で、日本国内では5件目の世界遺産となった。