近江国

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近江国(おうみのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。現在の滋賀県に該当する。俗に江州(ごうしゅう)とも称された。

概要[編集]

古事記では「近淡海」や「淡海」と記載されている。現在は近畿地方に属しているが、律令国時代は東山道に分類されていた。

関西方面では「近江を制するものは天下を制す」といった言葉があるが、これは古代の壬申の乱以降「唐橋を制するものは天下を制す」と言われたことからの派生である [1]

「美濃を制するものは天下を制する」という言葉もあるが、これは司馬遼太郎は『国盗り物語』で言い換え使用して有名にしたものである [2]

その他[編集]

古事記で「遠淡海」と記載された地域は、後の遠江国で、現在の静岡県の西側に相当する。

脚注[編集]

  1. 「近江を制するものは天下を制す」信長、秀吉ゆかりの“城の国”…埋もれた山城を発掘“地方創生”に”. 産経WEST (2015年3月12日). 2017年1月15日確認。
  2. レファレンス協同データベース”. 「美濃を制するものは天下を制する」という言葉について. 岐阜県図書館. 2016年11月24日確認。
律令制下の国名(旧国名)一覧
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