1568年
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1568年(せんごひゃくろくじゅうはちねん)は、1500年代の68年目のことであり、日本の元号では永禄11年に当たる年である。室町幕府の征夷大将軍は2月8日に足利義栄が第14代将軍に就任するが9月に織田信長に廃され、10月18日に足利義昭が第15代将軍に就任する。朝廷は正親町天皇である。
日本の出来事[編集]
- 1月 - 大林宗萇が死去(89歳)。
- 2月 - 足利義栄が第14代将軍に就任するが、摂津国富田に滞在して入京不可。
- 3月 - 正親町天皇が東大寺大仏殿の再興に関する綸旨を諸国に下す。
- 7月 - 大友宗麟が高橋鑑種と立花鑑載を破る。足利義昭が美濃国に亡命し、織田信長を頼る。
- 9月 - 織田信長が足利義昭を擁立して上洛戦を開始し、六角承禎の観音寺城を落として入京する。足利義栄が摂津国富田で死去(29歳)。織田信長が畿内の支配権を掌握し、摂津国や和泉国に矢銭を課する。長宗我部元親が土佐国雪蹊寺薬師堂を造営する。
- 10月 - 足利義昭が第15代将軍に就任する。織田信長が諸国の関所を撤廃する。織田信長が岐阜に帰還する。
- 12月 - 武田信玄が駿河侵攻を開始し、今川氏真が遠江国掛川城に逃走する。続いて徳川家康が遠江国浜松城を攻め、武田信玄は駿河を、徳川家康は遠江を奪取する。
- 月不明 - 大村純忠が大村、長崎にキリスト教会を建立する。西芳寺の庭園が再興される。京都南蛮寺(永禄寺)が建立される。