自殺

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自殺(じさつ)とは、自ら絶命することである。自殺は自分のを自分で絶つことであるから、自らがを望んだ場合にその結末として起こる可能性がある。反対語は他殺である。

自殺の起こる原因[編集]

上述のとおり自殺は自らが死を望んだ際に起こるのだが、その背景には自らを死に追い込むほどの――死ぬことよりも深い――悩みや悲しみがあるといえる。たとえば以下のようなことである。

  • 病気で苦しい。
  • 仕事や人間関係がうまくゆかない。
  • 金がない。
  • 人にいじめられた。
  • 罪を犯して疾しい。
  • 宗教的な理由(後述)
  • 生まれ変わりたい。
  • 偉い人や、自分の好きな有名人が死んだから。(ウェルテル効果)
  • 自爆テロ
  • 哲学的に、人生の意味が見いだせなくなった。
  • 失恋した。
  • 就活や受験で全落ちした。
  • 介護疲れ。
  • 児童虐待
  • 性暴力[1]
  • 過労

但し、極稀にではあるが、「コインをフリップした結果、裏が出たから」といった程度の、特に深刻な悩みがないのに死を選ぶ人も存在する。

自殺の手段[編集]

自殺の手段には以下のようなものがある。

首つり
ロープや綱を首にかけ、そこに全体重をかけることによって命を絶つ。窒息する場合と、首の骨が折れる場合とがある。
飛び降り
高所から飛び降りて着地した時の衝撃により命を絶つ。
ガスの吸入
有毒なガスを吸い込んだり、ガスで部屋を満たして酸素濃度を減らして窒息したりして命を絶つ。それ自体としては無害なヘリウムガスを使った、所謂Exit bag(enwp)は、安楽死の方法としても有名である。
銃殺
自らの体をで撃つことによって命を絶つ。
事故
自動車に乗って頑丈なものにぶつかって命を絶つ。
焼殺
自らの体を燃やすことで命を絶つ。
凍死
自らを冷やし、体温を下げることで命を絶つ。
毒殺
毒薬の服用などで体内に毒を摂取して命を絶つ。
轢死
踏み切りなどで走行中の列車にぶつかって命を絶つ。
餓死
体内に栄養を与えないことで命を絶つ。
出血
刃で血管をを切るなどして出血多量により命を絶つ。
感電死
体に強い電気を流すことで命を絶つ。
水死
水におぼれて命を絶つ。
過労死
働き過ぎによるストレスで心身を消耗させ、何らかの事故を装い命を絶つ。[Jokeこの一文には冗談が含まれています。真に受けるかどうかはあなた次第です。]

自殺が引き起こす問題[編集]

自殺は法律にこそ触れないが[2]、以下に示すような問題を引き起こす可能性があり、それはと言えるという見方が存在する。

  • 親族や友の悲しみ
  • 交通の乱れ(交通事故や飛び込みによる)
  • 死体の処理の手間
  • 景観の悪化
  • 人口の減少(その当時の人口状況にもよる)
  • 自殺したその部屋の値下げ
  • 自爆テロは、より問題を大きくする事自体が目的である場合もある。

一方で、オランダなどの一部の国では、直接的に不治の病だとは必ずしも言えない精神疾患の患者でも、場合によっては安楽死・自殺幇助が認められており、「死ぬ権利」を認める考え方も根強く存在する[3]。また、スイスの安楽死支援団体では、理性的な自殺[4]という言葉も使用されている。自殺によって生じる問題の多く(死体処理、人口減少、悲しみなど)は、自然死によっても生じるため、人間は誰でもいずれ死ぬ以上、本質的に不可避な問題である。

宗教における自殺[編集]

キリスト教[編集]

聖書には本来自殺を禁じる記述はないが、一般にキリスト教では自殺を固く禁じている。自殺は殺人に該当するという意見はある[要出典]。「死んだ者は、罪から解放されている」[5]という聖句を元に、既に死んだ自殺者にも復活の可能性があるという意見もある[要出典]

仏教[編集]

断食による即身成仏は消極的な自殺の一種といえる。

イスラム教[編集]

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ヒンズー教[編集]

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各国の自殺[編集]

日本における自殺[編集]

古来、公家社会において自殺はまず見られなかった。そもそも公家社会では殺しもほとんどなく最も重い罪は流刑であった。反面、武家社会において自殺は存在し、その例として切腹殉死が挙げられる。近代日本軍では、軍レベルで自殺の文化が継承され、総力戦と化した第二次世界大戦では、米軍相手にカミカゼ(特攻)、バンザイ・アタック(玉砕)が繰り返された。

現代の日本でも自殺者数は比較的多く、毎年約3万人もの人々が自殺によりその命に幕を下ろしているという。これは先進国トップの比率である。

韓国における自殺[編集]

韓国は自殺者割合の高い日本をも超える高い自殺率を誇る国であり、10万人当たり30人を超える者が自殺をするという。この率はOECD一位である。この高い自殺率は韓国の過酷な競争社会の負の面のひとつといえる。

文化における自殺[編集]

自殺は、文学や娯楽、芸術など、多方面に置いて表現され、考察されてきたテーマである。ここでは、いくつか有名なケースを記載する。

  • ゲーテ若きウェルテルの悩みでは、主人公ウェルテルは、失恋の末に自殺した。ウェルテルは出版当時大ベストセラーとなり、感化された当時の若者の連鎖自殺を引き起こした。所謂、ウェルテル効果である。
  • 近代日本文学の巨匠、夏目漱石は、後期三部作最後の作品、こゝろにおいて、Kと「先生」の二人を自殺させた。文明開花直後で、旧時代の気風も残っていた明治の精神を抱える二人の自殺、恋愛を優先させることがためらわれた時代の二人の自殺を、大正世代は理解できないであろうという見解を残しつつ。
  • 太宰治は自殺・心中未遂を繰り返しており、その影響は道化の華人間失格など、彼の作品にも色濃く表れている。太宰の自殺癖は、尊敬していた作家の芥川龍之介の自殺と、左派に惹かれながらも地主階級の生まれで自身は決して真の左派になり得ないという引け目に端を発していたと言われている。
  • エヴァンゲリオンの「最後の使徒」渚カヲルは、元々生き続けることを運命づけられた自身にとって「生と死とは等価値」であり、死を選ぶことが、「自らに残された唯一の絶対的自由」だと語り、死ぬことを選ぶ。TVアニメ版では、直接的には碇シンジに手を下させているので、正確には自殺ではなく嘱託殺人(もし使徒を人と認めるとして)ということになるが、新劇場版では、自ら碇シンジのDSSチョーカーを取って自分の首に巻き、これを発動させているので、より積極的に自殺している。

自殺の発生を防ぐために[編集]

自殺の発生を防ぐために最も効果的であることはその人の重く深い悩みや悲しみを取り除くことである。そのためには自殺希望者がカウンセリングを受けることが最も効果的である。なお、なにも医者にかからずともいのちの電話などで悩みを相談することもできる。

しかし、実際に自殺を試みる人はいる。

これを防ぐために自殺しないことを呼びかける運動をしたり、駅のホーム上には自殺をしようとする心の妨げとなる青い光をともす照明があったりする。

また、飛び降り自殺しようとする人を直前で取り押さえる、といったことも行われている。たとえば、福井県東尋坊には飛び降り自殺をする直前の人を取り押さえるためにパトロールする人がいる。

他には、Googleで「自殺したい」と検索するとこころの健康診断の電話番号が最上位に来る[1]

但し、自殺を防ぐことが常に最善だという保証はない。『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』の作者、シェリー・ケーガンによると、自殺が悪いと考えられるのは、それによって失われる期待利益が生じるからであり、換言すればその人が、熟考の末、その先の人生を生き続けることで利益を得られない(あるいは総合的に見て、マイナスになる)という結論に至った場合は、自殺は合理的な選択になり得るからである。

いずれにせよいつかは人は死ぬ以上、いつ死ぬか、死を自然に委ねるか自分で選ぶかは、誤差の問題でしかない、ということもできる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 10代半ばで凄惨な性暴力に遭った彼女の告白”. 東洋経済 (2018年9月26日). 2019年5月26日確認。
  2. 世界をさがせばいくつかの地域では自殺が禁じられているという。
  3. 時に本人の意向を無視してまで、生きて欲しいと願う側に、エゴがないと言い切れるだろうか?
  4. https://exiteuthanasia.wordpress.com/rational-suicide-helium-other-methods/
  5. ローマ人への手紙(口語訳)6章7節”. ウィキソース (2012年7月8日). 2018年12月26日確認。