1551年
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1551年(せんごひゃくごじゅういちねん)は、1500年代の51年目のことであり、日本の元号では天文20年である。室町幕府の征夷大将軍は第13代の足利義藤(後の足利義輝)、朝廷の天皇は後奈良天皇である。織田信長が家督を相続し、西国随一の戦国大名である大内義隆が下剋上により自殺した重要な年である。
日本の出来事[編集]
- 2月 - 足利義藤が近江国堅田から朽木谷に移る。三好長慶が細川晴元並びに六角義賢と戦う。
- 3月 - 織田信秀が死去(42歳)し、嫡子の織田信長が跡を継ぐ。三好長慶が洛中に地子銭を課す。
- 4月 - 九条稙通が本願寺証如に参内の費用を要請する。
- 7月 - 三好政勝と香西元成の率いる細川晴元軍が丹波国から上洛するが、松永久秀率いる三好長慶軍に敗退する。
- 9月 - 大内義隆が家臣の陶隆房(後の陶晴賢)に反乱を起こされ、長門国大寧寺で自殺する(45歳。大寧寺の変)。この際に二条尹房や三条公頼らも殺害される。
- 10月 - フランシスコ・ザビエルがインドに帰る。