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「所沢」という地名は、野老([[トコロ]]。[[ヤマノイモ科]]の植物)が群生する湿地の意といわれるが不詳。古くは「野老澤」(ところさわ)と称した。市内西部から市内中心部を通り、東部に流れる[[東川 (埼玉県)|東川]](あずまがわ)を指しているとする説が有力である<ref>[http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/4907/tokorozawa_chimei.htm 地名の由来]</ref>。 | 「所沢」という地名は、野老([[トコロ]]。[[ヤマノイモ科]]の植物)が群生する湿地の意といわれるが不詳。古くは「野老澤」(ところさわ)と称した。市内西部から市内中心部を通り、東部に流れる[[東川 (埼玉県)|東川]](あずまがわ)を指しているとする説が有力である<ref>[http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Asagao/4907/tokorozawa_chimei.htm 地名の由来]</ref>。 | ||
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埼玉県西部、[[武蔵野台地]]に位置し、南部には狭山丘陵が広がっている。狭山丘陵から流れる[[東川 (埼玉県)|東川]]、[[柳瀬川]]は市内東部へ流れ、最終的には[[荒川 (関東)|荒川]]に至る。[[狭山湖|山口貯水池]](通称:狭山湖)は当市内にあるが、東京都民用の水源となっている([[東京都水道局]]が管理)。 | 埼玉県西部、[[武蔵野台地]]に位置し、南部には狭山丘陵が広がっている。狭山丘陵から流れる[[東川 (埼玉県)|東川]]、[[柳瀬川]]は市内東部へ流れ、最終的には[[荒川 (関東)|荒川]]に至る。[[狭山湖|山口貯水池]](通称:狭山湖)は当市内にあるが、東京都民用の水源となっている([[東京都水道局]]が管理)。 | ||
2015-12-26T09:29:04時点における版
所沢市(ところざわし)は、埼玉県南西部にある人口約34万人の市である。東京都特別区部への通勤率は25.4%(平成22年国勢調査)。特例市及び彩の国中核都市に指定されている。さいたま市、川口市、川越市に次ぐ県内4位の都市となっている。
概要
東京のベッドタウンとして、新所沢、小手指地区には集合住宅が多く、所沢駅前はプロペ通りを中心にした繁華街となっている。東所沢地区はJR武蔵野線が開業した当時に比べ、人口が急増している。その反面、北部の富岡地区は江戸時代に行われた開拓により整備された農地(三富新田)が広がり、南部には宮崎駿監督作品の映画『となりのトトロ』の舞台にもなった狭山丘陵(トトロの森)が広がっており、豊かな自然にも恵まれている。
日本で初めて飛行場が建設された地で、かつて飛行場であった所には所沢航空記念公園が作られ、所沢航空発祥記念館もある。東京航空交通管制部も当市にある。
プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地球場である西武プリンスドームの所在地である。また、西武グループの本拠地(本社所在地、本店所在地は主に池袋)でもあり、駅前には西武百貨店(ただし旧セゾングループ)など、西武の名を冠するビルが連なっている。
市名の由来
「所沢」という地名は、野老(トコロ。ヤマノイモ科の植物)が群生する湿地の意といわれるが不詳。古くは「野老澤」(ところさわ)と称した。市内西部から市内中心部を通り、東部に流れる東川(あずまがわ)を指しているとする説が有力である[1]。
地理
埼玉県西部、武蔵野台地に位置し、南部には狭山丘陵が広がっている。狭山丘陵から流れる東川、柳瀬川は市内東部へ流れ、最終的には荒川に至る。山口貯水池(通称:狭山湖)は当市内にあるが、東京都民用の水源となっている(東京都水道局が管理)。
池袋を起点とする西武池袋線と西武新宿を起点とする西武新宿線の2つの幹線が東と南からやってきて、所沢駅に互い違いで乗り入れている。その後2つの路線はそれぞれ北と西とに進路を変え、当市内を横断する。
西武池袋線は西武有楽町線経由で東京メトロ有楽町線・副都心線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい21線と相互直通運転を行っている。
JR武蔵野線は、当市内での他路線との接続はない(ただし、市境付近に新秋津駅と西武池袋線秋津駅がある)。
関越自動車道が東部を通過しており、国道463号(旧・県道浦和所沢線)と所沢ICで接続する。国道254号と国道463号は新座市の英インターで交差した後、市中心近くに至り、宮本町交差点を起点にそこから2本に分かれ(北側は通称「行政道路」、南側は通称「(国道463号、若しくは行政)バイパス」と呼ばれる)、入間市へと続いている。
所沢駅前のプロペ通りを中心とした地域は繁華街で西武百貨店、ダイエー、いせきの他、多くの飲食店、衣料品店などがある。プロペ通りから続くファルマン通りも古くからの繁華街で、旧市役所のあった元町を経て、金山町の交差点まで続く銀座商店街がある。現在は高層マンションが立ち並んでいる。航空公園を中心とする並木地区には公共機関が集中し、また在日米軍所沢通信基地がある。
新所沢は都市公団(現・都市再生機構)、小手指は西武鉄道とそれぞれが開発した集合住宅が広がっている。近年では旧市街地に超高層マンション建設が相次いでいる。
河川
隣接している自治体
歴史
先史・古代
所沢の近辺には、約2万年前から人類が定住しており、砂川遺跡を筆頭に市内には旧石器時代以降の遺跡や貝塚が点在している。
東日本各地に多く見られることだが、当地にも日本武尊の東征伝説がある。戦勝を祈願したといわれる神社(所澤神明社や北野天神社の由来)や、あるいは篭手をかざした(地名・小手指の由来)と言った伝承がある。
7世紀に律令制度のもと、武蔵国国府が現在の東京都府中市に設置されると、当地は武蔵国入間郡の一部となり、あわせて武蔵国国府と上野国国府を結ぶ官道が築かれた。これが東山道武蔵路であり、市内の南陵中学校でも遺構が確認されている。また、かつての郡境にあたる現在の松が丘付近には悲田処(行路病人などの救護施設)が設置されたという伝承がある。
武蔵国一帯は朝鮮半島からの渡来人(現在の朝鮮半島に住んでいる民族とは異なる人種)が数多く定住しており、当地にも渡来人のコミュニティが存在していたとの説もある。
中世
平安時代末期になると世情が乱れ、野武士軍団である武蔵七党の一派、村山党が定着した。現在も市内に多く存在する山口、村山、金子といった姓は、この流れである。
1192年に鎌倉幕府が成立すると、府中方面に通じていた街道は鎌倉街道上道となり、軍事的にも経済的にも重要な幹線道路として整備された。特に所沢は、上道と間道である堀兼道・羽根倉道の合流地点として栄えたという。
1333年、隠岐島に島流しされていた後醍醐天皇が伯耆国船上山(現・鳥取県東伯郡琴浦町内)で蜂起すると、上野国(群馬県)の新田義貞は呼応して鎌倉へ向かって進軍し、小手差原(現在の北野付近)で北条氏の兵と衝突、決着はつかず両軍とも一時兵を引いた。世にいう小手指原の戦いである。市内に残る白旗塚・将軍塚(松が丘)・誓詞橋(砂川堀)・勢揃橋(柳瀬川)といった地名は、この戦いに由来する。その後、1352年にも義貞の遺児である義興・義宗の兄弟が足利軍と小手指原付近で衝突している。(武蔵野合戦)
戦国時代は関東管領扇谷上杉氏の支配下にあり、上杉氏家臣で守護代の大石氏が統治していた。のちに河越夜戦で上杉氏が衰退し後北条氏が台頭してくると、八王子城主北条氏照の支配下となった。柳瀬川沿いに山口城址・滝の城址などの中世城館跡が数か所残っている。
近世
江戸時代には江戸近郊として幕府直轄領が多く直接支配が及んでいたが、一部には川越藩領や旗本領も存在している。ただし、現在の市域のうち、日比田村だけは多摩郡に属し、明治13年に入間郡大岱村(現在の東村山市恩多町付近)と交換されるまで飛び地となっていた。[2]
近世には河原宿(現在の宮本町付近)から江戸四谷への道(江戸街道・おおむね現在の西武新宿線沿い・現所沢街道に近い)が整備され、東(江戸街道)・西(秩父道)・南(府中・八王子方面)・北(川越方面)へ延びる主要道路の中継地、あるいは物資の集積地として機能した。
また、市北部の富岡地区では、川越藩主柳沢吉保期に新田開発(三富新田開拓)が行われた(このうち上富地区は、現在は入間郡三芳町の域内にあたる)。
なお、地層が関東ローム層と礫層に覆われた武蔵野台地では地下水脈が深い乏水地域で、所沢市域でも井戸水の確保に苦労した。その惨状たるや「所沢の火事は土で消せ」と言われたくらいであり、実際に1818年(文化15年)2月の神明社、薬王寺及び民家142戸が焼失する大火など、江戸期には数回の大火が発生している。
近代
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明治維新後、現在の当市域の旧幕府直轄領だった大部分は1869年(明治2年)3月21日(旧暦2月9日)に品川県になり、同4月には市西部にあたる部分が韮山県に移管され[3]。 、1871年8月29日(旧暦7月14日)に川越藩領だった一部は川越県となった。同年12月25日(旧暦11月14日)に入間県発足で全域が入間県になり、1873年6月15日に熊谷県になった後、最終的に1876年8月21日、埼玉県に組み入れられた。1881年(明治14年)には上新井村の本宿と久米村の金山を編入し、所沢村から所沢町になった。1889年(明治22年)4月1日、町村制施行に伴い、入間郡所沢町が成立した。
明治時代にも1875年(明治8年)、1880年(明治13年)、1885年(明治18年)などに大火があり、蔵造りの街並みが造られた。
1911年(明治44年)現在の並木地区を中心とした一帯に陸軍が日本初の飛行場(のち陸軍航空整備学校)を設置し、基地の町という新たな顔をもつことになった。現在、所沢が所沢航空記念公園を持ち「航空発祥の地」を標榜しているのは、これに由来する。
また、臨時軍用気球研究会所沢試験場が翌1911年4月1日に開場。4月5日に陸軍大尉徳川好敏による初飛行が行われたが、この際使用した飛行機がアンリ・ファルマン式複葉機だったことにちなみ、所沢駅西側には「ファルマン通り」という道が存在する。
なお、飛行場完成に合わせて武蔵野鉄道(現在の西武池袋線)や旧西武鉄道(現在の西武新宿線)も競って基地への最寄駅を設置した(現在は両駅とも廃止)。
一方、交易中継地としての機能も健在で、「所沢飛白」「湖月縮」といった名産品により、「織物の町・所沢」として最盛期を迎えた。
1927年(昭和2年)東京市民の水がめとして、山口貯水池(狭山湖)の建設が開始され、1934年(昭和9年)に完成した。このため山口村の旧勝楽寺村と上山口村にわたる一帯が水没し、村の住民は隣の小手指村などに移住した。
狭山湖畔からの景観や付近の桜景色は、同湖完成直後から観光名所となり、後に周辺一帯が一大レジャーエリアとして開発される端緒となった。
しかしながら同湖の水は当市には供給されないため、町内では江戸時代と変わらず水の確保に苦労する状況であった。1934年(昭和9年)4月には大干ばつに見舞われ、近隣の町や陸軍飛行学校から給水を受ける有様であった。この状況は、上水道が完成する1937年(昭和12年)3月まで続いた。
1943年(昭和18年)所沢町と小手指・富岡・吾妻・松井・山口の5村が合併した。
戦時中の1945年(昭和20年)にはアメリカ軍による空襲で旧所沢町だけで死傷者が30名以上、家屋への被害も65棟に及んだ[4]。3月10日の東京大空襲では、所沢飛行場にも戦闘機が配備されていたが、強風と延焼により迎撃できなかった。8月15日の敗戦とともに、陸軍所沢飛行場および周辺施設はアメリカ軍に接収され、1971年(昭和46年)に6割、1978年(昭和53年)にさらに1割は返還されたものの、現在も通信基地として残っている。
現代
- 市制施行時の人口は約4万2千人であったが、昭和20年代 - 昭和30年代前半に沖縄からの移民団が新所沢東部や小手指付近に入植・開拓を行うなど人口は増加しつづけ、1959年(昭和34年)には住宅公団による新所沢団地の入居が開始された。その後も小手指や新所沢地区を中心に大規模な住宅開発が行われ、2000年には人口33万人を突破している。
- 1964年(昭和39年)東京オリンピックのクレー射撃の会場(南永井)となる。
- 1966年(昭和41年)アメリカ合衆国・イリノイ州ディケーター市と姉妹都市になる。
- 1978年(昭和53年)福岡を本拠地とし、経営不振に陥っていたプロ野球・クラウンライターライオンズの運営会社『福岡野球株式会社』を国土計画の堤義明が、西武鉄道沿線である当市への移転を条件に全ての債務を肩代わりするなどして買収。狭山丘陵に自前の球場(西武ライオンズ球場、現在の西武プリンスドーム)を建設。球団名を「西武ライオンズ」とした。
- 1980年(昭和55年)市制施行30周年を記念して第一回市民フェスティバルを航空記念公園で開催。
- 1982年(昭和57年)西武ライオンズが本拠地移転4年目にしてリーグ初優勝と日本一に輝く。以来、1980年代のパ・リーグ黄金時代を築く。2008年(平成20年)までにリーグ優勝16回、日本一を10回(福岡時代を含めるとリーグ優勝21回、日本一13回)を達成している。
- 1985年(昭和60年)市制施行35周年を記念して第一回市民文化フェアを航空記念公園で開催。
- 1990年(平成2年)市制施行40周年を記念して第一回所沢シティマラソンを開催。
- 1992年(平成4年)中華人民共和国・江蘇省常州市と姉妹都市になる。
- 1997年(平成9年)廃部となった男子社会人バスケットボールチーム・アンフィニ東京ブロンコスの後継チームを発足。名称を所沢ブロンコスとし活動開始。
- 1997年(平成9年)テレビ朝日のテレビ報道に端を発するダイオキシン騒動が発生、社会問題となった。
- 1998年(平成10年)大韓民国・京畿道安養市と姉妹都市になる。
- 2002年(平成14年)特例市へ移行した。
- 2005年(平成17年)所沢市民体育館を本拠地とする所沢ブロンコスが「埼玉ブロンコス」に改称し、新潟アルビレックスBBとともにbjリーグを発足。
- 2006年(平成18年)面積に関する要件の廃止により中核市の条件を満たす。
- 2008年(平成20年)西武ライオンズが「埼玉西武ライオンズ」に改称。
- 2011年(平成23年)所沢飛行場開設100年を記念した「航空発祥100周年記念事業」の多くが、直前に発生した東日本大震災や計画停電の影響で中止となった。
- 2014年(平成26年)所沢市初となる住民投票条例「防音校舎の除湿工事(冷房工事)の計画的な実施に関する住民投票条例」が成立。
- 2015年(平成27年)
行政
市長
歴代市長
- 初代 新井万平 1950年11月3日 - 1951年4月4日
- 2代 内田常光 1951年4月23日 - 1955年4月30日
- 3代 鈴木孫三郎 1955年5月1日 - 1959年4月30日
- 4代 新井万平 1959年11月3日 - 1967年
- 5代 平塚勝一 1967年 - 1983年10月29日
- 6代 武藤保之助 1983年10月30日 - 1987年
- 7代 中井眞一郎 1987年 - 1991年
- 8代 齋藤博 1991年10月30日 - 2007年10月29日
- 9代 当摩好子 2007年10月30日 - 2011年10月29日
- 10代 藤本正人 2011年10月30日 -
広報番組
- J:COM 所沢
- 「広報ところざわ」
- 毎日 9:25~、12:25~、20:25~
- 「イイとこTV!」
- 月曜 7:30~、18:00~/火曜 10:00~、18:00~、23:00~/水曜 7:30~、15:00~、18:00~/木曜 10:00~、18:00~、23:00~/金曜 7:30~、15:00~、18:00~/土曜 12:30~、18:30~、23:00~/日曜 7:30~、15:00~、18:30~
指定金融機関
埼玉県内の自治体で唯一、2行輪番制を採用している。また、水道事業及び病院事業(市民医療センター)は三菱東京UFJ銀行である。これはかつての所沢銀行が合併を経て、現在の「三菱東京UFJ銀行所沢支店」となっている為である。
官公署等
国の出先機関
県の出先機関
- 西部地域振興センター
- 所沢県税事務所
- 所沢児童相談所
- 自動車税事務所所沢支所
東京都の出先機関
- 東京都水道局村山山口貯水池管理事務所
国際機関
消防
警察
特殊法人
衆議院
- 任期 : 2014年(平成26年)12月14日 - 2018年(平成30年)12月13日(「第47回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
埼玉県第8区(所沢市、旧大井町域のふじみ野市、入間郡) | 柴山昌彦 | 自由民主党 | 5 | 選挙区 |
経済
産業
- 西武グループ持株会社・株式会社西武ホールディングス本社(くすのき台)
- 鉄道事業者・西武鉄道株式会社本社(くすのき台)
- プロ野球興行運営会社・株式会社西武ライオンズ(上山口)
- 食品製造・ピックルスコーポレーション(くすのき台)
- 外食レストランチェーン・山田食品産業株式会社(山田うどん) 本社(上安松)
- 外食レストランチェーン・ぎょうざの満洲本店(松葉町)(本社は坂戸市)
- 自転車部品製造・株式会社三ヶ島製作所 三ヶ島ペタル MKS(糀谷)
- 光学機器・株式会社ビクセン 本社(東所沢)
- 計測器製造・株式会社シバソク 所沢事業所(若松町)
- 住宅総合メーカー・埼玉西パナホーム株式会社 本社(くすのき台)
- 機械製造・株式会社鷺宮製作所 所沢事業所(青葉台)
- 機械製造・シチズンホールディングス株式会社 所沢事業所(下富)
- 卓球用品・株式会社タマス(バタフライ) 所沢事業所(神米金)
- 楽器製造・株式会社村松フルート製作所(美原町)
- プロバスケットボール興行運営会社・株式会社埼玉ブロンコス(西所沢)
- 菓子製造・株式会社ねぎし(東町)
|
農業
狭山茶が有名だが、ホウレンソウやサトイモ、ニンジン等の栽培も盛ん。また、サツマイモ掘りやブドウ狩り等の観光農園も点在している。
「#名産品」も参照
商業施設
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デパート・大型電気店・ホームセンター
1980年代半ば頃にシヅオカヤ、1990年代初頭にニチイが相次いで閉店したものの、1986年に西武百貨店がオープンし、現在に至っている。
所沢駅周辺の再開発が進み、郊外に集客力の高い専門店を揃えた大型複合施設の出店、大型駐車場を備えた大型スーパー・家電量販店の進出などは所沢駅前のデパート各店の経営にも影響を及ぼし、2005年にはダイエー、丸井の撤退表明へとつながった。後に、市からダイエーに閉店の撤回を求める陳情やダイエー側とビルオーナーの株式会社東栄との話し合いの末、撤退は撤回されて存続が決定となったが、その一方で、丸井所沢店(A館・B館)は、2007年1月31日をもって閉店した。
2011年時点で市内で営業している主なところは下記の通り。
大型複合施設
- 西友小手指店 - 主なテナントはスターバックスコーヒー、無印良品など
スーパー
レストラン・飲食店・喫茶
- 山田うどん(本社・本店)
- ぎょうざの満洲(本店)
- デニーズ
- ドトールコーヒー
- スターバックス
- ガスト
- バーミヤン
- 夢庵
- ジョナサン
- マクドナルド
- ケンタッキーフライドチキン
- モスバーガー
- 松屋フーズ
- 吉野家
- 馬車道
姉妹都市
- ディケイター市(アメリカ合衆国 イリノイ州)- 1966年5月6日姉妹都市締結
- 当時の米軍所沢兵站センター長・ミラーの出身地。ともに人工湖があり、また当時の両市が産業・人口規模などで類似していたことから、交流が始まった。
- 常州市(中華人民共和国 江蘇省)- 1992年4月20日姉妹都市締結
- 日中国交回復10周年を機に、当市でも中国との交流を探る動きが具体化。中日友好協会の仲介により1985年より交流開始。
- 安養市(大韓民国 京畿道)- 1998年4月17日姉妹都市締結
大規模災害時相互応援協定締結都市
- 所沢市・飯能市・狭山市・入間市
- 食糧、飲料水、生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な機材等の提供
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供
- 救助、応急復旧に必要な職員の派遣
- 指定避難場所の相互利用
- 被災者に対する住宅の提供
- 被災児童生徒の小中学校への一時受入
- 所沢市・東村山市・清瀬市・東久留米市・新座市
- 食糧、飲料水、生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な機材等の提供
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供
- 救助、応急復旧に必要な職員の派遣
- 被災者一時収容のための施設の提供
- ボランティアの斡旋
- 千葉県市原市
- 食糧、飲料水、生活必需物資並びにその供給に必要な資機材の提供斡旋
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な物資、機材等の提供斡旋
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供斡旋
- 救助、応急復旧に必要な医療系職、技術系職、技能系職等職員の派遣
- 群馬県太田市
- 食糧、飲料水、生活必需品並びにその供給に必要な資機材の提供斡旋
- 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧に必要な資機材等の提供
- 救護救助活動に必要な車輌等の提供
- 救助、応急復旧に必要な職員の派遣
- 被災者一時収容のための施設の利用
- ゴミ、し尿処理のための車輌、施設の利用
地域
町名・字
住宅団地
- 所沢コーポラス
- 所沢パークタウン公園通り団地
- 松が丘団地
- 新所沢第二団地
- ヴィルセゾン小手指
- 西武小手指ハイツ
- 武蔵野団地
- 狭山ヶ丘角栄団地
- 並木通り団地
- 所沢椿峰住宅
- 所沢松郷住宅
- 所沢新郷住宅
- 所沢パークタウン武蔵野住宅
- 新所沢けやき通り住宅
- 愛宕山市営住宅
- URプラザシティ新所沢けやき通り
- URプラザシティ新所沢けやき通り第2
- UR新所沢団地
健康
- 西埼玉中央病院(国立病院機構)
- 国立障害者リハビリテーションセンター(厚生労働省)
- 防衛医科大学校病院(防衛省)
- 所沢市市民医療センター(所沢市)
- 圏央所沢病院
- 所沢第一病院
- 所沢中央病院
- 所沢明生病院
教育
小学校
- 所沢市立荒幡小学校
- 所沢市立泉小学校
- 所沢市立牛沼小学校
- 所沢市立上新井小学校
- 所沢市立北小学校
- 所沢市立北秋津小学校
- 所沢市立北中小学校
- 所沢市立北野小学校
- 所沢市立小手指小学校
- 所沢市立伸栄小学校
- 所沢市立清進小学校
- 所沢市立椿峰小学校
- 所沢市立所沢小学校
- 所沢市立富岡小学校
- 所沢市立中央小学校
- 所沢市立中富小学校
- 所沢市立並木小学校
- 所沢市立西富小学校
- 所沢市立林小学校
- 所沢市立東所沢小学校
- 所沢市立松井小学校
- 所沢市立三ヶ島小学校
- 所沢市立南小学校
- 所沢市立美原小学校
- 所沢市立宮前小学校
- 所沢市立明峰小学校
- 所沢市立安松小学校
- 所沢市立柳瀬小学校
- 所沢市立山口小学校
- 所沢市立若狭小学校
- 所沢市立若松小学校
- 所沢市立和田小学校
中学校
高等学校
当市は、「所沢市育英奨学金」・「所沢市遺児奨学金」という奨学金制度(高等学校・高等専門学校対象)がある。
大学
学校教育以外の施設
郵政
所沢市には集配郵便局が2つある。 郵便番号は、市内全域が「359-xxxx」である。
交通
鉄道
上記の駅のほか、西武池袋線秋津駅(東京都東村山市)駅舎の一部が所沢市に属する。また、西武西武園線西武園駅及び西武多摩湖線西武遊園地駅(ともに東京都東村山市)が市境付近にある。
なお、武蔵野線と西武鉄道との相互乗り入れは行われておらず、新秋津駅(東京都東村山市)からの連絡線による甲種輸送のみである。
バス
一般路線バス
全て西武バスの運行
- 市内に所沢営業所があり、多数路線を管轄するが市内西部では慢性的な道路渋滞により繰り返し廃止が行われ、あまり路線が残っていない。
- 一部路線は飯能営業所の管轄である。
- 過去に清瀬営業所、大宮営業所、川越営業所の管轄路線もあったが、それらは所沢営業所に移管されている。
- 深夜急行バスは練馬営業所・池袋駅東口 - 小手指駅北口線が運行されている。
高速バス
- 空港連絡バス:所沢駅東口 - 東所沢駅 - 羽田空港(西武バスと東京空港交通の共同運行)
- 空港連絡バス:所沢駅東口 - 東所沢駅 - 成田空港(西武バスと京成バスの共同運行)
- (大宮 - )東所沢駅 - 所沢駅東口 - 東大和市駅 - 立川駅北口 - 京都駅烏丸口 - 大阪駅桜橋口 - 三ノ宮駅(西武バスと西日本ジェイアールバスの共同運行「京阪神ドリームさいたま号」)
- (大宮 - )所沢駅東口 - 名鉄バスセンター(名鉄名古屋駅)(西武バスと名古屋観光日急の共同運行)現在は廃止。
- (大宮 - )所沢駅東口 - 富士急ハイランド - 河口湖駅 - 富士吉田(西武バス運行、季節運行便)現在は廃止。
コミュニティバス
- 所沢市内循環バス「ところバス」
- 当市内を走行する域型の公共交通機関である。当市交通安全課が担当部署であるが運行は西武バスへ委託されており、西武バス所沢営業所が営業を担当している。
- 「ライフバス」(鶴瀬駅西口〜三芳中学校経由・みずほ台駅西口線)
- 東入間二市一町(富士見市・ふじみ野市・三芳町)のコミュニティバスであるが、三芳町に隣接する200メートル強にわたって所沢市内を通り、途中には「埼玉スポーツセンター前」バス停が設置されている。
タクシー
タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・東松山市・飯能市・和光市などと同じエリアとなっている。
道路
報道機関
地域的なもののみ掲載。
新聞
ケーブルテレビ
コミュニティ放送
- エフエム茶笛(本社は入間市) - 本市と防災協定締結
文化
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祭事・催事
- ところざわまつり
- 所沢市民文化フェア(航空発祥祭)
- 毎年4月に所沢航空記念公園で開催。所沢航空記念公園#イベント・行事を参照されたい。
- 所沢市民フェスティバル
- 毎年10月に所沢航空記念公園で開催。所沢航空記念公園#イベント・行事を参照されたい。
名所・旧跡・観光スポット
- 所沢航空記念公園
- 所沢市民文化センター ミューズ
- 所沢市民体育館
- 西武プリンスドーム
- 狭山スキー場
- 狭山湖
- 西武園ゆうえんち
- 西武園競輪場
- トトロの森
- 旧和田家住宅(クロスケの家、国の登録有形文化財)
- ゆり園
- 所澤神明社
- 滝の城址公園(県指定史跡)
- 山口城址(埼玉県指定史跡)
- 根古屋城址(埼玉県指定史跡)
- 北秋津城址
- 小野家住宅(国の重要文化財)
- 柳瀬荘(黄林閣) - 旧松永安左エ門別邸(東京国立博物館管理、国の重要文化財)
- 狭山不動尊 - 芝増上寺の旧徳川家霊廟の建物などを移築
- 所沢郷土美術館(平塚家)
- 井筒屋町造商店
- 北野天神
- 小手指ヶ原古戦場跡
映画・娯楽
- 新所沢レッツシネパーク
温泉
- 湯楽の里 所沢温泉(下富)
- 湯の森所沢(下安松)
- むさしの温泉「彩ゆ記」(南永井)
マスコットキャラクター
- トコろん
- 航空戦士トコロザワン - 埼玉ご当地ヒーローズにも参加する、所沢市のローカルヒーロー。
- このほかに、市が発行する広報のマスコットキャラクターとして「ひばりちゃん」がいる。
人・名物
- 漫画家やアニメーターの在住が多い。練馬区と同様に、トキワ荘のあった西武池袋線の郊外(漫画家)であることや、東映東京撮影所に通いやすい(アニメーター)などの理由で所沢に居を求めたケースが多いと考えられる。また近年では日本大学藝術学部への進学をきっかけにそのまま在住するケースもある。
在住の有名人
- 新井正則(元衆議院議員)
- 小野塚勝俊(民主党衆議院議員)
- 小野寺力(東京ヤクルトスワローズ)
- 河合じゅんじ(漫画家)
- 楠瀬誠志郎(歌手)
- さだやす圭(漫画家)
- 三町半左(漫画家)
- 柴山昌彦(自由民主党衆議院議員)
- 双団平(漫画家)
- 田浦楽(ドラマー・音楽家)
- 竹内英孝(映画監督)
- 田中ひろみ(イラストレーター)
- 並木正芳(前衆議院議員)
- 長谷川摂子(児童文学者、作家)
- 日野日出志(漫画家)
- 福本武久(作家、小説家)
- ふなつ一輝(漫画家)
- 増岡弘(声優)
- 松本ともこ(ラジオパーソナリティ)
- 宮崎駿(アニメ作家・映画監督)
- 森永卓郎(経済アナリスト、タレント)
- 安彦良和(アニメーター・漫画家)
- 柴田博之 (元西武ライオンズ)
出身または以前在住の有名人
政財界
漫画家
- あだち充(漫画家)
- 安部慎一(漫画家)
- 蛭子能収(タレント、漫画家)
- 反村幼児(漫画家)
- 高橋美由紀(漫画家)
- 田辺真由美(漫画家)
- 中沢啓治(漫画家)
- 宮原ナオ(漫画家)
- 安彦良和(漫画家・アニメーター)
- 山本英夫(漫画家)
- 守村大(漫画家)
- モンキー・パンチ(漫画家)
文化人
- 池田憲章(フリーライター、編集者、プロデューサー)
- 大矢東吉(将棋棋士)
- 小黒祐一郎(フリーライター、編集者)
- 栗原大輔(画家)
- 桑名真吾(ゲームクリエイター)
- 佐藤直人(アマチュア天文家)
- 高川文筌(画家)
- 田中王堂(哲学者、評論家)
- 羽生善治(将棋棋士)
- 三ヶ島葭子(女流歌人)
- 竹山洋(脚本家)
- 宮崎敬介(版画家)
- 宮崎吾朗(アニメーション監督、建設コンサルタント)
- 藤沢里菜(囲碁棋士)
- 安久鉃兵(料理研究家、評論家)
- 湯浅誠(社会活動家)
芸能
- 吾妻謙(NHKアナウンサー)
- 天宮菜生(宝塚歌劇団)
- 岩田光央(声優、アニメ『AKIRA』 金田正太郎役など)
- 浦山一悟(ACIDMANドラマー)
- 大野修(福島中央テレビアナウンサー)
- 小原乃梨子(声優)
- 春日俊彰(お笑い芸人、オードリーのボケ担当)
- 加藤由季(元タレント)
- 木村郁美(TBSアナウンサー)
- 喜屋武ちあき(グラビアアイドル)
- 三遊亭圓鶴(落語家)
- 島口哲朗(俳優、殺陣師)
- 清水章吾(俳優)
- 釈由美子(女優)
- 田丸美寿々(ニュースキャスター)
- 千田裕之(シンガーソングライター、音楽プロデューサー)
- チン中村(ミュージシャン「銀杏BOYZ」)
- 所ジョージ(タレント)
- NAOTO(EXILE、三代目J Soul Brothers)
- 沼田曜一(俳優)
- 八反安未果(歌手)
- パンタ(頭脳警察)
- 左卜全(俳優)
- bp(音楽プロデューサー)
- 船曳健太 (Jr.BOYS)
- 町田恵(元チェキッ娘)
- 松木里菜(女優)
- YOU(タレント)
- 吉井歌奈子(フリーアナウンサー)
- 上野ひとみ(タレント・おさかなマイスター)
- 渡辺蘭 (タレント、女優、フリーアナウンサー、気象予報士)
- 吉村卓(AV男優)
スポーツ
- 日下部智子(女子プロゴルファー)
- 五代登(元プロボクサー)
- 後藤浩(競艇選手)
- 斎藤太吾(D1ドライバー)
- 塩田泰久(合気道家)
- 芝草宇宙(元北海道日本ハムファイターズ投手)
- 杉本友(元ヤクルトスワローズ投手)
- 鈴木亜久里(元F1レーサー)
- 須田拓弥(プロボクサー)
- 添野義二(空手家、世界空手道連盟士道館館長)
- 東城穣(サッカー審判員)
- 野崎桂太(サッカー選手、ザスパクサツ群馬)
- ヤス・ウラノ(プロレスラー DDT)
- 渡邉恒樹(元東北楽天ゴールデンイーグルス→東京ヤクルトスワローズ投手)
- 渡部大輔(サッカー選手、大宮アルディージャ)
- 爆羅騎源氣(力士)
- 山崎福也(オリックス・バファローズ投手)
名産品
「#農業」も参照
当市が舞台の映像作品等
- となりのトトロ(アニメ映画)
- がんばれ!!タブチくん!!(漫画・アニメ映画)
- かっとばせ!キヨハラくん(漫画)
- 風飛び一斗(漫画)
- 瀬戸の花嫁(アニメ)
- デュアル!ぱられルンルン物語(アニメ)
- ケンネル所沢(漫画・アニメ)
- 乱丸XXX(漫画)
- 考える犬(漫画)
- 硬派!埼玉レグルス(漫画)
- わずかいっちょまえ(漫画)
- うぬぼれ刑事(ドラマ)
- Shall we ダンス?(映画)
- はだかっ子(映画)
- 鉄塔 武蔵野線(映画・小説)
- 世界の中心、針山さん(小説)
- 所さんのまもるもせめるも(ゲーム)
- ソードアート・オンライン(ライトノベル・アニメ)
- みずいろ(ゲーム)
- ローリング☆ガールズ(アニメ)
出典
- ↑ 地名の由来
- ↑ 東村山市指定文化財調書内「當麻勉家文書」
- ↑ このとき移管された区域の詳細は、旧高旧領取調帳 を参照されたい(リンク先は国立歴史民俗博物館データベース)
- ↑ http://www.city.tokorozawa.saitama.jp/contents/7d66160f1527196/7d66160f152719644.html 『ところざわ歴史物語』
- ↑ 子ども・子育て支援新制度 内閣府 子ども・子育て本部
- ↑ 育児休業中における在園児の保育の継続利用について 所沢市、2015年6月5日
- ↑ 所沢市の育休退園問題、国の少子化対策に逆行すでに「追い出された子」も The Huffington Post 2015年07月14日 11時07分 JST
- ↑ 待機児童ママ「所沢市の対応は妥当」育休退園問題で浮上する、働くママたちの複雑な感情 ウートピ 2015.06.30
- ↑ 所沢祭の華 サンバ メンバー300人を擁する浅草サンバカーニバル準優勝チーム リベルダージ によるサンバカーニバル。
- ↑ 手打ちうどん・焼きだんごMAP - 所沢市観光協会編