後醍醐天皇
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後醍醐天皇(こだいごてんのう)は、96代天皇である。
在位期間は1318年3月29日(文保2年2月26日) - 1339年9月18日(延元4年/暦応2年8月15日)。
概要[編集]
両統迭立の原則に基づき、持明院統の花園天皇から譲位されて1318年に即位。即位当初は鎌倉幕府に従順だったが、両統迭立の原則だと、大覚寺統の自分の皇子に天皇位を譲位できないため、次第に反幕の考えとなり、1331年に倒幕計画を起こすが、計画が洩れて隠岐に流刑になり、幕府は持明院統の光厳天皇を即位させる。
その後、1333年に脱出して帰京し光厳天皇を廃位。足利尊氏を味方に付け、鎌倉幕府を打倒し、建武の新政を行った。しかし、足利氏と新田氏が関東で対立した際、新田義貞を庇護して、足利方と対立して大和国吉野に南朝を作った(南北朝時代)。1339年に吉野にて崩御。
年号[編集]
文保 - 元応 - 元亨 - 正中 - 嘉暦 - 元徳 - 元弘 - 建武 - 延元
同時代・前後の権力者[編集]
国内[編集]
- 前の天皇: 花園天皇
- 次の天皇: 後村上天皇
- 北朝の天皇: 光厳天皇 - 光明天皇
- 征夷大将軍: 守邦親王 - 護良親王 - 成良親王 - 足利尊氏
- 執権: 北条高時 - 北条貞顕 - 北条守時 - 廃止
海外[編集]
- 中国: 仁宗 - 英宗 - 泰定帝 - 天順帝 - 文宗 - 明宗 - 文宗 - 寧宗 - 恵宗(明)
- ロシア: ウズベク・ハン(キプチャク・ハン国)
- インド: クトゥブッディーン・ムバーラク・シャー(ハルジー朝) - ギヤースッディーン・トゥグルク - ムハンマド・ビン・トゥグルク(トゥグルク朝)
- エジプト: ナースィル・ムハンマド(マムルーク朝)
- モロッコ: アブー・サイード・ウトマーン2世 - アブー・アルハサン・アリー(マリーン朝)
- フランス: フィリップ5世 - シャルル4世(カペー朝) - フィリップ6世(ヴァロワ朝)
脚注[編集]
歴代の天皇陛下の一覧 |