東北楽天ゴールデンイーグルス

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Baseball Batter.jpg 東北楽天ゴールデンイーグルス Baseball Pitcher.jpg
所属連盟パ・リーグ
運営会社株式会社楽天野球団
オーナー三木谷浩史
監督石井一久
リーグ優勝回数1回(優勝年:2013)
日本シリーズ優勝回数1回(優勝年:2013)
永久欠番10
ロゴ

東北楽天ゴールデンイーグルス(とうほくらくてん-、略称:東北楽天楽天イーグルス)は宮城県仙台市楽天生命パーク宮城を本拠地とし宮城県保護地域においているパシフィック・リーグプロ野球球団である。運営法人は株式会社楽天野球団。日本野球機構に統括されるプロ野球球団としては最もチーム創設が新しい球団である。


概要[編集]

関西オリックス・ブルーウェーブ大阪近鉄バファローズの合併表明から始まったプロ野球再編問題の中、早くから大阪近鉄買収を目論み、仙台本拠の球団として最初に参入を表明したライブドアゴールデンフェニックスに続いて、同じく仙台本拠の球団としての参入を表明した。仙台側ではライブドア有利だったが、球界に影響力のあった渡辺恒雄がライブドアの経営者の堀江貴文を徹底的に嫌って、当時の巨人オーナーの滝鼻卓雄らが、楽天参入を支持したため、2005年にパ・リーグに新規加盟した。

その後、分配ドラフトが行われたが、大阪近鉄バファローズがオリックス側に買収された経緯上、オリックス側で2球団から優先保有(プロテクト)選手の選定が認められる[1]など、オリックス側に有利な選手選択となり、有力選手は軒並みオリックスに流れた。このため、球団創設後の数年間は、必然的に選手層も薄くなり、戦力に悩まされた。それでも、その後のドラフト会議で即戦力となりそうな選手を次々と抽選で獲得することに成功した。

そんな中2013年田中将大の活躍によりリーグ優勝。勢いそのままで日本シリーズで巨人を下し、日本一まで達成した。

正式名称は「東北楽天ゴールデンイーグルス」だが、よく「楽天イーグルス」と略される。

年度別成績[編集]

梨田退任以降の不振により、球団GMの石井が兼任監督となった。
前年より順位を下げたが、早々に石井監督の留任が決まったが、SNSでは非難の意見もあった。

過去の順位[編集]


永久欠番[編集]

  • 10 - 「イーグルスファンの背番号」として設定されている。同様の欠番は千葉ロッテマリーンズにもある(26番)。
  • 77 - 2013年に初の日本一に導いた星野仙一監督を記念して、星野が死去した2018年に永久欠番に指定された。なお、最初から監督を記念して永久欠番に指定するのは日本プロ野球界初の出来事。

ファンを公言する有名人[編集]

本拠地のある東北地方にファンが多いほか、設立時の経緯から近鉄ファンより鞍替えした人も多い。

脚注[編集]

  1. 礒部公一岩隈久志などプロテクトに反発して、オリックス異動を拒否して(岩隈は一旦オリックス所属となったが)、楽天入りを選択した前近鉄選手がいた一方、大半の選手に対しては球団主導で配分が実施された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


日本野球機構統括球団(日本プロ野球球団)一覧
セントラルリーグ 読売ジャイアンツ | 東京ヤクルトスワローズ | 横浜DeNAベイスターズ | 中日ドラゴンズ | 阪神タイガース | 広島東洋カープ
パシフィックリーグ 北海道日本ハムファイターズ | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 埼玉西武ライオンズ | 千葉ロッテマリーンズ | オリックス・バファローズ | 福岡ソフトバンクホークス
消滅球団
セントラル 西日本パイレーツ | 松竹ロビンス
パシフィック 高橋ユニオンズ | 大映スターズ | 大阪近鉄バファローズ
斜体の球団は1リーグ時代から存在。