重要文化財
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重要文化財(じゅうようぶんかざい)は文化財保護法に基づいて、有形文化財のうち特に重要なものとして国が指定・登録・選定した文化財等である。略称は「重文」(じゅうぶん)である。
概要[編集]
重要文化財の指定対象は、絵画、彫刻、書跡、典籍、古文書、工芸品、建造物、考古資料などがある。
有形文化財の種類には「国宝、重要文化財]、史跡、名勝、天然記念物」等がある。文化審議会の審査を経て、文部科学大臣により指定される。文化庁の文化財保護部の指定・監督を受け、現状変更の制限、輸出禁止、国に対する売り渡しの申し出、公開に関する規定がある。
指定件数[編集]
重要文化財の指定件数は次の通りである(令和元年11月1日現在)[1]。
No | 種類 | 区分 | 重要文化財件数 |
---|---|---|---|
1 | 美術品 | 絵画 | 2,031 |
2 | 美術品 | 彫刻 | 2,715 |
3 | 美術品 | 工芸品 | 2,469 |
4 | 美術品 | 書跡・典籍 | 1,916 |
5 | 美術品 | 古文書 | 774 |
6 | 美術品 | 考古資料 | 647 |
7 | 美術品 | 歴史資料 | 220 |
8 | 建造物 | 建造物 | 2,503 (5,083棟) |
合計 | 13,275 |