囲碁における棋士(きし)は、棋戦の対局を職業としている人である。
囲碁は平安時代から行われていたが、囲碁の職業となったのは、江戸時代の1626年に御城碁の制度ができたことによる。碁打衆を保護し、「御城碁」の基盤を築き近世囲碁の発展、振興に絶大な貢献をした徳川家康の存在による。四家の家元制が確立し、碁界が組織的に安定した時代になった。
江戸時代後期には商業経済の発達により町人階級から豪商が生まれ、農業にも豪農が登場する。豪商・豪農は中央の碁打ちを招待し、地方在住の碁打ちを優遇した。
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参考文献[編集]