江戸
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火事と喧嘩は江戸の花
江戸(えど)とは、東京の旧称。江戸時代には江戸城を拠点として江戸幕府が置かれていた。明治時代になると天皇陛下の東京奠都とともに、江戸城は皇居に、江戸は東京に改称されて今に至る。
概要[編集]
家康の江戸入城以前は、武蔵国豊島郡の旧利根川、太日川(渡良瀬川の下流)、平川の河口の地であり、日比谷付近に北に奥まった入江が存在した。室町時代中期に太田道灌によって江戸城が築かれたのを城下町の始まりとしている。
安土桃山時代に関八州に転封となった徳川家康が豊臣秀吉の薦めで江戸に入城。家康の征夷大将軍任官以降に城下町として整備されたのが、いまの東京に至る原型である。
江戸時代には世界最大規模のメガロポリスであったと言われている。今でも当時「江戸」と呼ばれていた名残は随所に残っている。
江戸の範囲[編集]
本郷もかねやすまでは江戸のうち
1932年の東京市域拡張までの旧15区のエリアは、江戸時代は町奉行支配下の「朱引内」と呼ばれていた。
現在の千代田、中央、台東、文京、港の各区の全域と新宿区、墨田区、江東区の一部が該当する。