スターバックス
スターバックス(英: Starbucks Corporation)は、1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開業した、世界規模で展開するコーヒーのチェーン店である。通称スタバ。
概要[編集]
1986年に、エスプレッソをメイン商品としてテイクアウトと歩き飲みが可能なスタイル(シアトルスタイル)でのドリンク販売を始め、後に北米地区全土に広がったシアトルスタイルカフェ・ブームの火付け役となった。
1996年(平成8年)に日本一号店を銀座に出店(銀座松屋通り店)。
2020年現在、日本に限らず世界90か国で展開している規模の大きいチェーン店である。
インターネット配信番組「イグザンプラー」のコーナー"日本地域査定"では、都会度を測る基準としてその地域内にスターバックスコーヒーの店舗が何軒あるかを示した"スタバ数"というものが用いられた。沖縄県北谷町には4店舗が出店し、市部以外での複数店舗は珍しい[1]。
米アップルと音楽配信サービスで提携しており、米国の店舗にiPhoneやiPod touchを持ち込むと、自動的にWi-Fiネットワークに接続して、iTunes Wi-Fi Music Storeを無料で利用できる。また、店内で流れている楽曲のチェックや購入ができる“Now Playing”サービスを展開している。
労働環境[編集]
アメリカではパートタイマーやアルバイトを含む週20時間以上働く全従業員に対し、医療保険や確定拠出年金(401k)への加入などの福利厚生を提供している。通常のシフトでパートタイマーが加入資格を得るのは困難だと批判されている。
世界産業労働組合 (IWW) に加盟するスターバックス労働組合がある[2]。
カリフォルニア州のサンディエゴ郡裁判所は、バリスタに支払われたチップの一部がシフト・スーパーバイザー(交代勤務監督)にも渡っているのは違法だとして、スターバックスに対して約1億ドルを10万人のバリスタに返還するよう命じている[3]。同様の訴訟は他の州でも起こされている。
2009年7月にテキサス州エルパソで採用した身長の低い従業員を研修3日で解雇した。この従業員は業務で椅子か小型の脚立の使用を申し出たものの、会社側はこれを拒否して解雇した。2011年5月、米国連邦政府の雇用機会監視監督機関である雇用機会均等委員会(EEOC)は、障害をもつ従業員にたいして相応の便宜を図ることを拒んだとして、テキサス州西部地区連邦地方裁判所に、同社における差別禁止ポリシーの確立と解雇された従業員に対する給与および懲罰的損害賠償金の支払いを求めて提訴した[4]。2011年8月16日、スターバックスは75,000ドルを解雇した元従業員に支払うことおよび障害者雇用についての改善策を取ることに同意した[5]。
他事業種への展開[編集]
アメリカ最大級のインディペンデント・レーベル、コンコード・ミュージック・グループとポップ/ロック・レーベル、ヒア・ミュージック (Hear Music) を共同設立。第一弾ミュージシャンとしてポール・マッカートニーが迎えられた[6]。
店内の撮影に関する態度[編集]
2003年にアメリカ合衆国のスターバックスで、客同士が記念撮影を行っていたところ、店員が「店内でのカメラ撮影はスターバックスが保有する"店内環境全て"についての著作権の侵害にあたる違法行為である」としてカメラの没収を要求したという話がある[7]。この件はローレンス・レッシグらの文章[8]により多くの人の知られるところとなった。その後、スターバックスが発表した公式回答によれば、「一般の客の撮影であれば問題ない」とのことであり、その支店の独断であるとされた。
その後、2009年には再び日本以外の国のスターバックスで、客が写真撮影を妨害されるということがあった[9]。写真投稿サイトFlickrにスターバックスが読者投稿用の公式アカウントを持っておきながら、店内撮影をできなくしているという矛盾が突かれ、前回と同様に炎上してしまった。その後、半年間も公式な撮影ポリシーが発表されないまま時間が過ぎ、ついに電話での質問に「店内撮影は許可されていない(禁止という意味なのかは不明)、または店舗ごとのルールである」と回答するなどの迷走を経た上で、掲示板は閉鎖された[10]。
商品情報[編集]
メニューの特徴[編集]
メニューの特徴として次が挙げられる。
- エスプレッソコーヒー(アラビカ種)を用いたラテ、またはそれをアレンジしたドリンクが主力商品
- ホットドリンク、アイスドリンクともにテイクアウトが可能(アイスドリンクについては、立ち飲みや歩き飲みしてもこぼれないよう、蓋やストローがついた容器を採用)
- フローズンドリンク商品のフラペチーノ
- 飲み物のカスタマイズが細かく出来る(豆乳をスターバックスで最初に始めたのは日本である)
- セルフサービス
ドリンクメニュー・サイズの名称[編集]
スターバックスでのサイズやドリンクメニューの名称は、それまでのコーヒー店と違って、イタリア語か英語とイタリア語の混成語が多用されている。ドリンクサイズは、日本のファーストフード店のS(アメリカなどのファーストフード店ではチャイルドサイズ)に相当する「Short / ショート」(236 ml)(アメリカなどでは、販売はされているがメニューにない)、Mに相当する「Tall / トール」(354 ml)、Lに相当する「Grande / グランデ」(473 ml)と呼ばれる。さらに、LLサイズに相当する「Venti / ベンティ」(591 ml)もある。また、カフェラテ(スターバックスでは「スターバックスラテ」)やカフェモカなどのメニューの名称は、スターバックスをはじめとするシアトル系コーヒー店が使うことで日本でも一般的となった。
スターバックスでは以下のカップサイズがある。なお、実際の内容量については目安とされている[11]。
名称 | 容量 | 説明 |
---|---|---|
Short / ショート | 240 ml (8 fl. oz.) | いわゆる「Sサイズ」に該当。アイスの場合は295 ml (10 fl. oz)[11] |
Tall / トール | 350ml (12 fl. oz.) | いわゆる「Mサイズ」に該当。 |
Grande / グランデ | 470ml (16 fl. oz.) | いわゆる「Lサイズ」に該当。 |
Venti / ベンティ | 590ml (20 fl. oz.) | いわゆる「LLサイズ」に該当。 |
Trenta / トレンタ | 916 ml (31 fl. oz.) | 米国の一部商品のみで提供。日本では提供されていない。 |
主力商品であるカプチーノやスターバックスラテに入っているエスプレッソの量は、ショートサイズもトールサイズも1ショットである。グランデサイズになるとエスプレッソのショット数が2ショット、ベンティサイズでは3ショットとなる。トールサイズでコーヒー感の強いドリンクが欲しい場合は、別料金(+50円)でエスプレッソを1ショット追加することもできる。
主なドリンクメニュー[編集]
以下は、主として日本において提供されているメニューである。日本以外の国では提供されていない商品、名前の違う商品もある。
- コーヒー
- ドリップコーヒー
- コールド・ブルード・コーヒー(アイスコーヒー)
- カフェミスト
- 本日のコーヒーにスチームミルクとフォームミルクを加えたもの。豆乳に変更も可。
- プレスサービス
- 好みのコーヒー豆をフレンチプレス式で提供してもらえる。抽出時間も含め5分程度時間は掛かるが、好きな銘柄の豆がある場合に重宝する。
- また、一部店舗では「スターバックス・リザーブ」というバイヤーが厳選した流通量の少ない豆を選択することが可能。
- エスプレッソビバレッジ
- スターバックスラテ
- ホットの場合、フォームなし(エスプレッソにスチームミルク加えただけのラテ)にもできる。また、逆にフォーム多め(フォーミー)にもできる。
- ソイラテ
- エスプレッソとの相性を追求した豆乳を使用。
- カフェモカ
- ホワイトモカ
- キャラメルマキアート
- エスプレッソに、ミルクとバニラシロップ、さらにキャラメルソースを加えたドリンク。マキアートとは、シミやしるしの意味。
- カフェアメリカーノ
- トールサイズ以上では、他のエスプレッソビバレッジよりもエスプレッソの量が1ショット分多くなっている。
- カプチーノ
- スターバックスラテと違い、スチームミルク(液体部分)とフォームミルク(泡)の割合がほぼ半々。
- フォームミルクを多めにするドライやスチームミルクを多めにするウェットといったカスタマイズができる。アイスはない。
- エスプレッソ
- サイズは他のビバレッジと異なり1ショットのソロと2ショットのドピオが選べる(以下エスプレッソビバレッジは同じ)。
- エスプレッソコンパナ
- エスプレッソショットにホイップクリームを加えたもの。
- エスプレッソマキアート
- エスプレッソショットにフォームミルクを加えたもの。
- 紅茶
- ティバーナ(TEAVANA)(アイスの場合、パッションティー・ブラックティー以外は約5分要する)
- ほうじ茶ティーラテ(ホットのみ)
- お湯とミルクが半々だが、ミルクのみも可。
- ゆず シトラス & ティー
- チャイティーラテ
- ホットはお湯とミルクが半々だが、ミルクのみも可。
- その他
- キャラメルスチーマー
- スチームミルクに、キャラメルシロップとホイップクリームを加え、キャラメルソースをトッピングしたもの。基本的にはホットのみだが、店舗によってはアイスでの提供も可能。
- 抹茶ティーラテ(ホットのみ)
- お湯とミルクが半々だが、ミルクのみも可。
- ホワイトホット/アイスホワイトチョコレート
- チョコレートトリュフ(ホットのみ)
- 原材料に乳成分が入っているので、ミルクを豆乳に変更してもアレルギーに注意。
- スチーム/アイスミルク
- ココア
- フラペチーノ
- スタバメニューで人気NO1ドリンク。クリームとコーヒーが合わさった商品。季節ごとにメニューが異なる。
- コーヒーフラペチーノ
- モカフラペチーノ
- キャラメルフラペチーノ
- バニラクリームフラペチーノ
- 抹茶クリームフラペチーノ
- エスプレッソフラペチーノ
- ホワイトモカフラペチーノ
- チョコレートクリームフラペチーノ
- チョコレートクリームチップフラペチーノ
- ダークモカチップフラペチーノ
- ダークモカチップクリームフラペチーノ
- マンゴーパッションティーフラペチーノ
- フルーツ ミックス ジュース
- キッズメニュー(12歳以下)
- ミルク(ホット / アイス)
- ココア(ホット / アイス)
- be juicy!(ビー・ジューシー)
また、期間限定のドリンクメニューがある。
主なカスタマイズ[編集]
※[ ]内は店舗でのコール。量の調節はエキストラ○○、ライト○○、ノン○○。追加はアド○○。
- 無料
- リストレット[リストレット](量を少なめに抽出したエスプレッソショット)
- ミルクの変更:無脂肪乳[ノンファット]、低脂肪乳[ツーパーセント、ローファット]、牛乳[ミルク]、高脂肪乳(クリームと無調整乳を1:1で混ぜたもの)[ハーフアンドハーフ、ブラベ]
- 温度: 熱々に[エキストラホット]、ぬるめに[ライトホット]
- ソースの追加: チョコレートソース、キャラメルソース
- シロップの量
- パウダーの量
- ホイップクリームの量(基本量の1.5倍まで)
- フォームミルクの量
- コンディメント: ココア・シナモン・バニラパウダー、ミルク(無脂肪 / 無調整)、コーヒーフレッシュ、はちみつ、ガムシロップ等
- ノンアイス(Non Ice): 氷無し
基本的にドリンクレシピに入っているものから何かを抜く場合は無料でカスタマイズが可能。
- 有料
- エスプレッソショットの追加[アドショット]
- シロップの変更・追加(Be Jucy!以外のすべてのドリンク)
- ミルクを豆乳に変更[ソイ]
- ホイップクリームの追加
- チョコレートチップの追加
他にも、季節限定メニューのトッピング等を有料で追加できる場合もある。
- 過去の例
- コーヒージェリーの追加(フラペチーノのみ)
- プディングの追加
- バレンシアシロップの追加 など
日本のフードメニュー[編集]
店舗で提供される主なフードメニューとしては焼き菓子(ブルーベリーマフィン、シュガードーナツなど)やパン・デニッシュ類(ケーキラテ、パンケーキ、ベーグルサンド、ホットサラダラップなど)、ケーキ類のほかチョコレートプレッツェル、ポテトチップスなどのパッケージフードがあり、多くはドリンクメニューの改定に合わせて変更される。
2002年より、日本国内のスターバックスのパン・デニッシュ類は、アンデルセングループのタカキベーカリーが冷凍生地を供給している。また、アンデルセングループとはメニュー開発等で提携しており、ベーカリーの「アンデルセン」と隣接した店舗がある他、2005年には東京都町田市金森にフードメニューを充実させた郊外型店舗を開店している。ほか、DOUGHNUT PLANTや、カゴメとも提携している。
商品によっては、レンジで温めて貰うこともできて、ビバレッジ用のカスタマイズのシロップ追加やソース追加や、ホイップクリーム追加等もできる。
人気[編集]
週末になると混む。コーヒーをカスタムできる点とゆったりのんびりできる点がヒットし女性を中心に人気が高い。
スタバは高いというイメージ?[編集]
スタバでは他のコーヒーチェーンに比べて「高い」というイメージが多い感じがある。実際にはそこまでには高くなく、一部メニューを除き1000円以内には収まる。ドリンクでは300円台~500円台の物が多い(一番高くて1000円台のもあるが店舗限定みたいの様です)。
関連商品[編集]
以下の関連商品(「その他」以外)は、日本国内において提供されているものである。
チルドカップ飲料[編集]
2005年(平成17年)9月27日より、サントリー(現・サントリー食品インターナショナル)と共同開発した「スターバックス ディスカバリーズ」(チルドタイプ)を東京・神奈川・埼玉・千葉のコンビニエンスストアで発売した(製造はタカナシ乳業)。
発売開始当初、予想を上回る売れ行きで商品供給が追いつかなかったため、発売開始わずか4日目でMilanoの販売を中止し、Seattleに限って製造販売を継続した。Milanoは、2006年(平成18年)4月25日に販売再開された。
販売地域は、2006年(平成18年)6月27日に茨城・栃木・群馬を含めた1都6県に拡大。同年11月21日に静岡・山梨・長野・新潟へ、2007年(平成19年)2月6日に中部3県(愛知・岐阜・三重)へ、同年2月20日に近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山県・滋賀)へ、同年7月3日に中国・四国・北陸へ、同年7月17日に東北へ、同年7月31日に九州へ、同年8月21日に北海道へ販売エリアが順次拡大され、この地点で未発売エリアは沖縄県のみとなっていた。
そして、唯一の未発売エリアであった沖縄県でも2012年(平成24年)2月に「ディスカバリーズ キャラメルマキアート」を、同年5月に主力製品の「ディスカバリーズ シアトル(ラテ)」と「ディスカバリーズ ミラノ(エスプレッソ)」の発売を開始したことで販売エリアが全国となった。
2015年3月のリニューアルに伴い、「ディスカバリーズ カフェラテ」と「ディスカバリーズ エスプレッソ」の2種は販売チャネルを拡大し、スーパーマーケットでも発売を開始。同年9月には「ディスカバリーズ 抹茶ラテ」が「with チョコレート」へのリニューアルに伴ってスーパーマーケットでの発売を開始した。なお、季節限定フレーバーはこれまで通り、コンビニエンスストアのみの販売となる。
2016年3月の「カフェラテ」・「エスプレッソ」・「抹茶ラテ」のリニューアルに伴って「ディスカバリーズ」の名称が無くなり「スターバックス」ブランドに移行し、以降に発売した季節限定フレーバーにも「ディスカバリーズ」の名称が付かなくなった。過去には、無糖ブラックコーヒーやジェリー入りデザート飲料など、「ディスカバリーズ」の名称が付かない製品も発売されていた。
これまで発売されたチルドカップ製品は2016年5月時点で全41種類。発売年月は一番早く発売した年月で、地域によって発売年月が異なる場合がある。★印は販売終了品。
- 「カフェラテ」
- 2005年9月発売 - 2007年6月改良 - 2008年6月改良 - 2009年5月改良 - 2010年4月改良 - 2011年8月改良 - 2012年5月改良 - 2013年5月改良(全国一斉発売) - 2014年3月改良(全国一斉発売) - 2015年3月改良(全国一斉発売) - 2016年3月改良(全国一斉発売)
- 発売当初は「ディスカバリーズ シアトル(ラテ)」だったが、2013年5月改良時に括弧がなくなって「ディスカバリーズ シアトルラテ」となり、2015年3月改良時に「ディスカバリーズ カフェラテ」に再改名し、2016年3月のリニューアルで再々改名した。
- 「エスプレッソ」
- 2005年9月発売 - 2007年6月改良 - 2008年6月改良 - 2009年5月改良 - 2010年4月改良 - 2011年8月改良 - 2012年5月改良 - 2013年5月改良(全国一斉発売) - 2014年3月改良(全国一斉発売) - 2015年3月改良(全国一斉発売)- 2016年3月改良(全国一斉発売)
- 発売当初は「ディスカバリーズ ミラノ(エスプレッソ)」だったが、2013年5月改良時に括弧がなくなり「ディスカバリーズ ミラノエスプレッソ」となり、2015年3月改良時に「ディスカバリーズ エスプレッソ」に再改名し、2016年3月のリニューアルで再々改名した。
- 「ディスカバリーズ クァンディ(キャラメル)」★
- 2007年2月発売 - 2007年6月改良 - 2009年6月改良(2年ぶりの再発売)
- 「ディスカバリーズ パリ(砂糖不使用カフェオレ)」★
- 2007年10月発売 - 2008年7月改良
- 「ディスカバリーズ アストラン(モカ)」★
- 2008年1月発売
- 「抹茶ラテ」
- 2008年9月発売 - 2009年8月改良 - 2010年8月改良 - 2011年8月改良 - 2012年6月改良(全国一斉発売)- 2013年5月改良(全国一斉発売) - 2014年3月改良(全国一斉発売) - 2015年3月改良(全国一斉発売) - 2015年9月改良(全国一斉発売) - 2016年3月改良(全国一斉発売)
- 発売当初は「ディスカバリーズ 京都(抹茶ラテ)」として発売されており、販売終了と改良による販売再開を繰り返しており、秋季を中心に定番化している商品となっていたが、2012年6月からは通年販売化されている。2013年5月の改良時に括弧がなくなり「ディスカバリーズ 京都抹茶ラテ」となり、2015年3月の改良時にホワイトチョコレートの風味を加えて「ディスカバリーズ 抹茶ラテ WITH ホワイトチョコレート」になり、同年9月の改良時にチョコレート風味に変更して「抹茶ラテ WITH チョコレート」になり、2016年3月改良時に玉露を加えた本格抹茶ラテに戻り、製品名を変更した。
- 「ディスカバリーズ サンモリッツ(ホワイトチョコレートモカ)」(冬季限定品)★
- 2008年12月発売(ディスカバリーズ初の期間限定製品)
- 「ディスカバリーズ ブリュッセル(ダークチョコレートモカ)」★
- 2009年2月発売(先行販売地域は2009年1月27日からの販売予定だったが、一部商品に誤表示が判明したため2月3日に延期された)
- 「ディスカバリーズ ニューヨーク(スキニーラテ)」★ - 砂糖不使用・低脂肪タイプ
- 2009年3月発売
- 「ディスカバリーズ プロヴァンス(クレームブリュレラテ)」(冬季限定品)★
- 2009年11月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ サヴォワ(エスプレッソトリュフモカ)」★
- 2010年2月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ ヴェネチア(ノンスウィートラテ)」★ - 砂糖不使用タイプ
- 2010年5月発売
- 「ディスカバリーズ アンダルシア(オレンジチョコレートモカ)」(夏季限定品)★
- 2010年6月発売
- 「ディスカバリーズ タラゴナ(ヘーゼルナッツクレームブリュレラテ)」(秋季限定品)★
- 2010年9月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ シャトールー(チョコレートエクレールラテ)」(冬季限定品)★
- 2010年11月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ ユカタン(バニラモカ)」(春季限定品)★
- 2011年3月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ キャラメルマキアート」★
- 2011年6月発売 - 2012年2月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- これまでの「ディスカバリーズ」のラインナップとは異なり、「スターバックス」店舗で提供されているフレーバーをベースに開発した新シリーズ「コーヒーハウスフレーバーズ」の製品。一旦販売を終了したが、2012年2月にリニューアルの上再発売された。
- 「アイスコーヒー」(夏季限定品)★
- 2011年6月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売) - 2012年5月改良(全国一斉発売) - 2013年5月改良(全国一斉発売)
- 「スターバックス」ブランドのチルドカップ飲料で初めて「ディスカバリーズ」の名称が付かない無糖ブラックコーヒー。透明カップを採用しており、内容量は「ディスカバリーズ」シリーズよりも2割多い240mlとしている。沖縄県は2012年5月の改良時からの発売となる。
- 「ディスカバリーズ ダブルラテ」★
- 2011年9月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売) - 2014年10月発売(全国一斉発売)
- 「スターバックス」日本上陸15周年を記念して発売するもので、日本第1号店で最初にオーダーされたカスタマイズビバレッジ「ダブル トール ラテ」にちなんだ限定フレーバー。価格は他の「ディスカバリー」シリーズよりも割高に設定されている。2014年10月に「ディスカバリーズ」シリーズの感謝品としてパッケージデザインを変更(正面に「THANK YOU for sharing DISCOVERIES」を付記)して再発売。
- 「ディスカバリーズ ホワイトモカ WITH マロン」(冬季限定品)★
- 2011年11月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ」では初めてとなる4種類のデザインを設定。
- 「ディスカバリーズ エスプレッソチョコレートトリュフ」★
- 2012年1月発売(全国(沖縄県を除く)一斉発売)
- 「ディスカバリーズ アイスラテ(ノンスウィート)」(夏季限定品)★ - 砂糖不使用タイプ
- 2012年7月発売(全国一斉発売)
- 「ブラックコーヒー」(季節限定品)★
- 2012年9月発売(全国一斉発売)
- 「アイスコーヒー」の秋冬向け仕様。
- 「フラペチーノ キャラメルクリーム&コーヒージェリー」★
- 2012年10月発売
- スターバックスとして世界初となるジェリー入りのデザート飲料。キャラメル フラペチーノのフレーバーをベースに、アラビカ豆を使用した「コーヒージェリー」を加えている。発売当初は関東・甲信越・北陸地区限定だったが、10月30日に東海・関西・東北地区へ、11月6日に中四国・北海道・九州・沖縄地区へ順次発売を開始した。
- 「ディスカバリーズ ラテ WITH エクストラクリーム」(冬季限定品)★
- 2012年12月発売(全国一斉発売)
- 230mlの増量サイズで、価格も20円割高に設定(5%消費税込230円)。
- 「フラペチーノ ダークモカ&コーヒージェリー」★
- 2013年6月発売
- 「フラペチーノ」シリーズ第2弾の製品で、モカフレーバーとしたもの。発売当初は関東・甲信越・北陸地区限定だったが、2週間後にほかの地域へも拡大発売された。
- 「ディスカバリーズ アイスラテ」★
- 2013年7月発売(全国一斉発売)
- 2012年7月発売の「ディスカバリーズ アイスラテ(ノンスウィート)」の後継製品だが、ほのかな甘さが加えられている。
- 「フラペチーノ キャラメルブリュレ&コーヒージェリー」★
- 2013年10月発売(全国一斉発売)
- 「フラペチーノ」シリーズ第3弾の製品で、キャラメルフレーバーとしたもの。
- 「ディスカバリーズ ダブルホワイトモカ」★(冬季限定品)
- 2013年11月発売(全国一斉発売)。
- 価格は20円割高に設定(5%消費税込230円)。
- 「ディスカバリーズ バニララテ WITH エクストラクリーム」★
- 2014年1月発売(全国一斉発売)。
- 220mlの増量サイズで、価格も20円割高に設定(5%消費税込230円)。
- 「ディスカバリーズ ニューヨーク ノンスウィートラテ」★
- 2014年5月発売(全国一斉発売)
- 「アイスコーヒー with サマージェリー」★
- 2014年7月発売(全国一斉発売)
- 2013年まで発売されていた「アイスコーヒー」にジェリーを加えたもの。
- 「ディスカバリーズ 塩キャラメルマキアート」★
- 2014年8月発売(全国一斉発売)
- 店舗の定番メニューであるキャラメルマキアートにシーソルト(海塩)を加えたもの。
- 「ディスカバリーズ ホワイト モカ WITH メープル」(冬季限定品)★
- 2014年11月発売(全国一斉発売)
- 「ディスカバリーズ さくらラテ with クラッシュストロベリー」(春季限定品)★
- 2015年2月発売(全国一斉発売) - 2016年2月改良(全国一斉発売)
- 発売当初は「ディスカバリーズ さくらラテ with ストロベリー」として発売されていたが、2016年2月の再発売時にいちご果肉を加えて改良し、製品名を改名した。
- 「ディスカバリーズ アイスバニララテ」★
- 2015年5月発売(全国一斉発売)
- 「ディスカバリーズ 焦がしキャラメルマキアート」★
- 2015年7月発売(全国一斉発売)
- 前年に発売された「塩キャラメルマキアート」の実質的な後継製品。220mlの増量サイズで、価格も割高に設定されている。
- 「ディスカバリーズ パンプキンパイラテ」(秋季限定品)★
- 2015年9月発売(全国一斉発売)
- アメリカで秋の到来を告げるスイーツとして親しまれているパンプキンパイをイメージしたフレーバー。価格は「ディスカバリーズ」の通年製品よりも割高に設定。
- 「ディスカバリーズ ストロベリーケーキラテ」(冬季限定品)★
- 2015年11月発売(全国一斉発売)
- 本品は通常仕様に加え、12月からは期間限定でレッドカップをモチーフにした特別デザイン仕様も設定された。
- 「フレンチバニララテ」
- 2016年4月発売(全国一斉発売)
- 価格は通年製品に比べて割高に設定。
- 「アイスモカ WITH ミント」
- 2016年5月発売(全国一斉発売)
- 価格は通年製品に比べて割高に設定。
スターバックス・ダブルショット[編集]
日本国内でコーヒー事業の共同提携を行っているサントリーとスターバックスは、2008年(平成20年)10月21日から主に関東地方のコンビニエンスストアで売り始めた小型缶コーヒータイプのエスプレッソ飲料の販売地域を、翌年1月13日から全国へと拡大し[12]、さらに同年3月3日から自動販売機を除く全業態に拡大した。これらの商品の原材料にはアラピカ種と呼ばれるコーヒー豆が使われている[12]。「エスプレッソコンパーナ」は長野県千曲市にある丸善食品工業が生産し、サントリーフーズが販売元となっている。同年6月30日に既存の「エスプレッソドッピオ」に代わり、夏季限定製品の「アイスエスプレッソ」を発売した。同年11月3日に「エスプレッソミスト」を発売すると共に、既存の「エスプレッソコンパーナ」をリニューアル発売した。なお、リニューアルに伴いって「エスプレッソコンパーナ」の生産地を京都府城陽市のサントリー食品工業宇治川工場に変更。「エスプレッソミスト」も同じ工場から生産。
なお、これらの商品は2010年をもって製造・販売を終了している。
- 「エスプレッソコンパーナ」(種別:乳飲料)
- 「エスプレッソドッピオ」(種別:コーヒー)
- 「アイスエスプレッソ」(種別:コーヒー)
- 「エスプレッソミスト」(種別:乳飲料)
スターバックス・リフレッシャーズ[編集]
2013年6月25日にスターバックスとサントリー食品インターナショナルが「スターバックス」ブランドのエナジードリンク「スターバックス リフレッシャーズ」を新たに発売した[13]。
アラビカ種のグリーンコーヒー(生豆)から抽出したカフェインに高麗人参エキス、ビタミンB6を配合し、果汁を加えた新タイプのエナジードリンクである。
先行で2012年から発売されているアメリカに次いでの発売となるが、中味は日本人の嗜好に合わせて、ベリーの味わいとハイビスカスの香りが特徴の「ベリーベリーハイビスカス」とライムの味わいとミントの香りが特徴の「クールライム」の2フレーバーを設定しており、セブン-イレブンのみで販売された。2014年に製造・販売を終了している。
スターバックス ブラックコーヒー パイクプレイス ロースト[編集]
2015年8月25日にスターバックス・コーポレーションとサントリー食品インターナショナルは「スターバックス」ブランドのボトル缶入りブラックコーヒー「スターバックス ブラックコーヒー パイクプレイス ロースト」をコンビニエンスストアにて発売を開始した[14]。
「パイクプレイス ロースト」は2008年に創業時の思いに立ち返る意味を込め、1971年に1号店を開店した発祥の地「パイクプレイスマーケット」の名を冠したブレンドで、香料不使用となっている。なお、「スターバックス」ブランドの缶コーヒーは前述の「ダブルショット」の製造終了以来約5年ぶりで、ボトル缶製品は初となった。
タンブラー[編集]
スターバックスでは客が持ち込んだマグカップやタンブラーで飲料を提供するサービスを行っており、あわせて独自のデザインのマグカップやタンブラー、その他コーヒー関連のグッズなどを販売している。タンブラーはスターバックスが販売する商品の中で非常に人気があり、新商品に合わせてほぼ定期的に新しい柄のタンブラーが発売されるため、ファンの間ではコレクターズアイテムとしての人気もある。
スーパーマーケットや雑貨屋などで販売されている一般的なタンブラーは、「フタをスライドさせて飲み口を出現させる」ものが多い。この形状だと、タンブラーを横にしたり倒したりすると、マグカップや普通のグラスと比べ量は少ないものの、スライドのための隙間から飲み物が漏れる欠点がある。一方、スターバックスのタンブラーは「飲み口のフタをタンブラーのフタに引っ掛ける」形であり、しっかりフタを閉めれば飲み物が漏れにくい。もっとも、完全密封ではないため、初期不良やフタのゴムの劣化と、激しく振ったり落としたりするなど非常識な使用方法の場合は漏れることもある。
また、上述のホットドリンク向けのタンブラーのほか、夏場にはアイスドリンクやフラペチーノ向けのタンブラーが発売されることもある。
販売されるタンブラーには「コミューターマグクーポン」というサービス券が1枚付属しており、持参のタンブラーで提供されるドリンク1杯が無料となる[15]。なお、クーポンが付属するのは商品名に「タンブラー」と表記されているものだけで、マグカップや形がタンブラーに似ているものでも除外品がある。なお、スターバックスではマグカップやタンブラーを持参すると、資源節約への協力のサービスとして20円の値引きとなる。この値引きはスターバックス店内販売品以外でも同様に受けられる。
地域限定のタンブラーもあり、横浜ではみなとみらい21、千葉ではピーナッツなど、その地域を象徴する柄になっていることが多い[16]。ほかにも販売箇所限定(特定空港やANAの機内など)の柄も存在する。
- 日本国内の地域別タンブラー(販売終了分含む)
- 地域名(主な意匠)
- 札幌(札幌時計台、雪の結晶など)
- 津軽(青森ねぶたと東北新幹線など)
- 仙台(七夕祭)
- 山形(花笠まつり)
- 新潟(稲穂と日本海)(販売終了)
- 長野(日本アルプス、白樺林など)
- 茨城(偕楽園の梅)
- 埼玉(さいたまスーパーアリーナ)
- 東京(大都市)
- 六本木ヒルズ(高層ビル群)
- 千葉(犬吠埼燈台、鋸山など)
- 横浜(みなとみらい)
- 静岡(富士山)
- 金沢(兼六園、加賀友禅)(販売終了)
- 名古屋(シャチホコ)
- 京都(金閣寺、枯山水)
- 大阪(大阪城を初めとした名所)旧(天保山ハーバービレッジ)
- 神戸(ポートタワー、海洋博物館)
- 広島(厳島神社大鳥居)(販売終了)
- 高松(瀬戸内海の島々、源平合戦)(販売終了)
- 徳島(大鳴門橋、四国八十八箇所など)
- 高知(はりまや橋)限定(販売終了)
- 福岡(博多どんたく)
- 大分(山々と温泉かぼすなど)(販売終了)
- 宮崎(シーガイア)限定(販売終了)
- 鹿児島(桜島)限定(販売終了)
- 沖縄(シーサー、デイゴ、ハイビスカス)
脚注・出典[編集]
- ↑ 同町には米軍関係施設やアメリカンビレッジがあるため。市部以外としては他にも、埼玉県上里町、愛知県東浦町などにも複数出店されている。
- ↑ IWW Starbucks Workers Union Archived 2004年12月17日, at the Wayback Machine.
- ↑ Judge orders Starbucks to pay more than $100 million in back tips The Canadian Press (2008-03-21), Yahoo! Canada News
- ↑ Starbucks Sued by EEOC for Disability Discrimination 米国雇用機会均等委員会
- ↑ “Starbucks To Pay $75,000 To Settle EEOC Disability Discrimination Suit” (英語) (プレスリリース), U.S.Equal Employment Opportunity Commission, (2008年11月18日) 2014年6月20日閲覧。
- ↑ “NR-35” (プレスリリース), ユニバーサル ミュージック株式会社, (2007年4月3日), オリジナルの2009年9月27日時点によるアーカイブ。 2014年6月20日閲覧。
- ↑ スタバで友人の写真を撮ったら無条件に著作権侵害!? =>解決
- ↑ ローレンス・レッシグ (2003年5月23日). “dear Starbucks, say it ain't true?” (英語). 2012年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月20日確認。
- ↑ 原田 (2010年2月4日). “スターバックスのFlickr炎上事件から学ぶこと”. 桜丘製作所株式会社. 2011年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月21日確認。
- ↑ Starbucks Coffee Company Discuss
- ↑ a b 日本法人HP How to オーダーより。
- ↑ a b 「スターバックス ダブルショット」新発売 2008年.10.1 ニュースリリース サントリー-サントリーのウェブサイトより-2008年10月1日付記事-2009年1月28日確認
- ↑ スターバックス ブランドのエナジードリンク「スターバックス リフレッシャーズ ベリーベリーハイビスカス」「 同 クールライム」新発売 - スターバックス・コーポレーション サントリー食品インターナショナル2社連名によるリリース(発信元:サントリー食品インターナショナル) 2013年6月5日(2013年6月25日閲覧)
- ↑ 「スターバックス ブラックコーヒー パイクプレイス(R) ロースト」新発売 - サントリー食品インターナショナル株式会社 2015年8月4日(2015年8月27日閲覧)
- ↑ 「購入したタンブラーの最初の1杯を提供する」目的であるため、タンブラーを持参しない場合は利用できないが、持参(購入)したタンブラーで提供できるサイズであれば、サイズは問わず、またカスタマイズも含めて全て無料となる。
- ↑ 広域圏の主要空港内店舗では所在地以外のタンブラー(たとえば、伊丹、関西などでは大阪・京都・神戸タンブラー)が販売されている場合がある。