棋士 (将棋)
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将棋における棋士(きし)とは、棋戦の対局を職業としている人である。
概要[編集]
棋士[編集]
将棋の棋士は男女の区別がない棋士を指すことが多い。日本将棋連盟に所属する現役の棋士は168名で全て男性である。令和元年(2019年)11月1日時点で女性の棋士は誕生していない。
棋士になるには、まずプロ棋士の推薦を受けて養成機関である奨励会を受験する。奨励会は6級から三段までのクラスに分かれ、原則として満26歳までに年2回の三段リーグを突破した2人が四段、つまりプロ棋士へ昇段する。また編入試験でプロ棋士になった事例も存在する。
女流棋士[編集]
日本では、上記の棋士とは別枠で女性のみで構成する女流棋士の制度がある。
日本将棋連盟所属の現役女流棋士は60名であり、女流棋士になるには研修会に入り、B2クラス以上と「入会後の対局数48局以上」の両方を満たせば女流2級、つまりプロの資格を得ることができる。また、アマチュア枠のある女流棋戦でベスト8などの成績を上げると同様の資格を得ることができる場合もある。
日本将棋連盟所属とは別に日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属やフリーの女流棋士なども存在する。