1985年
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1985年(せんきゅうひゃくはちじゅうごねん)は、1900年代の85年目のことであり、日本の元号では昭和60年である。日本の天皇は昭和天皇であり、首相は中曽根康弘である。
1985年の出来事[編集]
1月[編集]
2月[編集]
3月[編集]
4月[編集]
6月[編集]
- 6月1日 - 三重エフエム放送が三大都市圏で初めて、既存民放FM局と50%以上エリア重複するFM局として開局。
- 6月9日 - 兵庫県・淡路島と四国(徳島県)を結ぶ大鳴門橋が開通。
- 6月18日 - 豊田商事事件で渦中の人物であった、豊田商事の永野一男会長が大阪市内のマンションで2人組の暴漢に刺殺される。
- 6月25日 - 仁杉巌国鉄総裁(9代)辞任(実質更迭)。元運輸事務次官の杉浦喬也が国鉄分割民営化までの露払いとして後任総裁に就く。
8月[編集]
- 8月12日 - 日本航空123便墜落事故。群馬県・御巣鷹山の山中に墜落、歌手の坂本九を含む520人が死亡するという、世界最大の航空機事故となった。
9月[編集]
- 9月11日 - 女優の夏目雅子が白血病のため、27歳の若さで死去。
- 9月11日 - ロス疑惑の中心人物・三浦和義が逮捕。
- 9月21日 - 任天堂がファミリーコンピュータ用ゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」を発売。
10月[編集]
- 10月1日 - エフエム群馬が関東1都6県で初めて、かつ埼玉県の大半で既存FM局とエリア重複する県域FM局として開局。
- 10月1日 - 岡山・香川民放5局目として、東名阪以外で初のテレビ東京系列のテレビせとうち開局。
- 10月7日 - テレビ朝日系、大型報道番組「ニュースステーション」放送開始(〜2004年3月)。
- 10月8日 - テレビ朝日系情報番組「アフタヌーンショー」の企画で、不良少女が暴走族からリンチを受けたという内容が“やらせ”であることが発覚、10月16日、事件に関わった同番組ディレクターを暴力教唆容疑で逮捕、同番組は打ち切りとなった。
- 10月18日 - 米任天堂より、Nintendo Entertainment System(ニンテンドーエンターテインメントシステム、NES)発売。同年にスーパーマリオブラザーズ発売。
11月[編集]
- 11月14日 - 労働組合日本プロ野球選手会が個人事業主の労働組合として結成。
- 11月20日 - プロ野球ドラフト会議で、PL学園の清原和博が西武ライオンズ、桑田真澄が巨人がそれぞれ交渉権を獲得。
- 11月29日 - 東京と大阪で国鉄分割・民営化に反対の千葉動労を支持する過激派が、信号ケーブル切断などの行為を犯したゲリラ事件発生。
12月[編集]
- 横浜エフエム放送が日本初の県域独立FM民放ラジオ局として開局。
フィクションのできごと[編集]
- 11月2日 - 午前0時、ニューヨークに巨大な怪物が出現。怪物は出現と同時に精神的な衝撃波を伴って爆死し、300万人のニューヨーク市民が死亡する。これを未知の敵による攻撃の第一波と認識したアメリカとソ連は急速に歩み寄り、東西冷戦は終結へと向かう。(漫画『ウォッチメン』)[1]
- 10月26日 - 午前1時20分、エメット・ブラウン博士がツイン・パインズ・モールで行ったタイムマシンの実験により、愛犬アインシュタインがデロリアンを改造したタイムマシンで1分後の未来へのタイムトラベルに成功。その後、リビアの過激派に襲撃されとっさにデロリアンに乗り込んだマーティ・マクフライが、1955年11月5日へタイムトラベルする。(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』)
- 10月27日 - 午前11時、マーティ・マクフライがデロリアンで1885年9月7日よりタイムスリップする。デロリアンがイーストウッド峡谷にかかる鉄橋に敷かれた線路上に出現したため、その直後に反対側から走ってきた列車と正面衝突し、デロリアンはバラバラに破壊されてしまう。(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』)
- 12月13日 - 夜、国防総省の最高指令を機密のうちに受けたアメリカ空軍のF-15A戦闘編隊が、北半球上空にて異星人の未確認飛行物体への攻撃を開始する。(ボードゲーム『空戦マッハの戦い』)[2]
- 惑星アンシアより「トマス・ジェローム・ニュートン」と名乗るアンシア人が、秘密裏に一人乗り宇宙船によってケンタッキー州ハニヴィル近郊の炭田に飛来する。(小説『地球に落ちて来た男 (小説)』)[3]
- サイバーマンがハレー彗星によるモンダスの破壊を防いで地球を破壊しようと計画する。(ドラマ『ドクター・フー』)
脚注[編集]
- ↑ アラン・ムーア、デイブ・ギボンズ 『WATCHMEN ウォッチメン』 小学館集英社プロダクション、2009年、370-412頁。ISBN 978-4-7968-7057-3。
- ↑ David C. Isby、Greg Costikyanほか 『AIR WAR 空戦マッハの戦い シナリオブック』 Hobby Japan、1983年、20頁。
- ↑ ウォルター・テヴィス 『地球に落ちて来た男』 扶桑社、2003年、9-18,186-189。ISBN 978-4-594-04253-0。