TBSテレビ
種類 | 株式会社 |
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略称 | TBS |
本社所在地 | 日本 〒107-8006 東京都港区赤坂5丁目3番6号 |
設立 | 2000年3月21日(株式会社TBSエンタテインメント) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 放送法による放送事業ほか |
代表者 | 武田信二(取締役会長) 佐々木卓(代表取締役社長) |
資本金 | 3億円 |
従業員数 | 1041名(2017年6月現在) |
主要株主 | 株式会社東京放送ホールディングス 100% |
外部リンク | www |
株式会社TBSテレビ(ティービィーエステレビ、英字表記:Tokyo Broadcasting System Television,Inc.)は、関東地方を放送対象地域としてテレビジョン放送事業を行っている日本の特定地上基幹放送事業者で、ニュースネットワーク・JNNのキー局である。また、スカパー!をプラットホームとしてTBSチャンネルとTBS NEWSの放送を行っている衛星一般放送事業者でもある。コールサインはJORX-DTV。リモコンキーIDは「6」。株式会社東京放送ホールディングス(TBS HD)の事業子会社で、TBSグループの中核をなす企業である。
沿革・歴史[編集]
1955年(昭和30年)4月1日、株式会社ラジオ東京(略称KRT。現在の東京放送ホールディングス)のテレビ放送部門として本放送を開始。「KRテレビ」の愛称で親しまれた。コールサインはJOKR-TV、アナログチャンネル番号は「6」で赤坂の社屋に親局送信所を設けた。日本テレビに次いで日本で2局目の民間放送によるテレビ局で、ラジオ・テレビ兼営の民放は日本史上初である。
1958年(昭和33年)6月、北海道放送、中部日本放送、大阪テレビ放送、RKB毎日放送とニュースネットワークを組み、JNNの原型が作られる。
1960年(昭和35年)1月、東京タワーの竣工で、親局送信所が移転した。
1960年(昭和35年)11月29日、株式会社ラジオ東京は社名を「株式会社東京放送」(略称:TBS)に変更し、以後、「TBS」の愛称で広く親しまれる。
1974年(昭和49年)3月、テレビ放送開始以来続いた「読売・朝日・毎日3社ニュース」が終了。これにより、翌1974年4月より毎日資本色が強まり、翌年の近畿地区の系列局の変更(朝日放送から毎日放送への変更)につながる。
2001年(平成13年)10月1日、株式会社東京放送が、株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ(現在の株式会社TBSラジオ)にTBSラジオ(JOKR)の放送免許を譲渡したのに伴い、テレビ事業のコールサインを「JOKR-TV」から「JORX-TV」に変更した。
2003年12月、地上デジタルテレビ放送を開始。アナログ親局のchに因んだ「6」をリモコンキーIDとする。
2009年(平成21年)4月1日、株式会社東京放送は放送持株会社移転に伴い、社名が「株式会社東京放送ホールディングス」に変更されたことにより、東京放送のテレビ事業は、株式会社TBSテレビ(2000年3月21日に株式会社TBSエンタテインメントとして設立。2004年10月1日から現商号)へ委譲され、放送免許も株式会社TBSテレビが承継して、現在に至る。
特徴[編集]
「報道のTBS」「ドラマのTBS」と称されていることで知られる。テレビ朝日のニュースステーションに影響され、夜のニュース番組の繰り上げや夕方枠を中心とした報道の娯楽番組化を進めたが上手くいかず、日中の『ひるおび!』は昼ドラを駆逐して定着。再び夜23時枠となったNEWS23などは報道番組らしさを残して放送してきた[注 1]。
ドラマは専用の緑山スタジオを所有しており現在までドラマ制作で多くの実績を持ち、理想のライフスタイルや価値観を視聴者に広め定着させてきた。かつてドラマが影響力を持った時代は、フジテレビのカラッとさっぱりした作風に対してTBSは、しつこく陰湿な作風が多く佐野史郎が嫌な役として重宝された。
近年ではお笑い系のバラエティ番組に力を入れており、「笑いのTBS」という異名がつけられている。
スポーツとの関係[編集]
- 横浜DeNAベイスターズの放映権を保有しており、このほかセ・リーグ球団の試合を不定期で生中継している。
- サッカーJリーグ
- 2015年・2016年に行われたJリーグチャンピオンシップのうち、決勝第1戦を生中継した。
- 陸上競技
- ニューイヤー駅伝やクイーンズ駅伝などの実業団駅伝、世界陸上競技選手権大会を生中継。
2023年の番組[編集]
2023年10月から2024年9月まで月曜21時台に放送されていた『ジョンソン』がゴールデンタイムの放送にもかかわらず11月27日に放送された世帯視聴率が1.9%(ビデオリサーチ・関東地区)を記録した。また、民放局員からは『ゴールデンで世帯1%台など、テレビ東京以外の4大キー局では滅多に見ない数字です』と発言した[1]。
放送局概要[編集]
- 局名 - 株式会社TBSテレビ
- コールサイン - JORX-DTV
- 開局 - 1955年4月1日(アナログ放送。デジタル放送開始日は2003年12月1日)
- 本社・演奏所 - 東京都港区赤坂5丁目3番6号
- 親局送信所 - 東京都墨田区押上1丁目1番2号 東京スカイツリー
- 予備送信所 - 東京都港区芝公園2丁目2番8号 東京タワー
- 親局物理チャンネル - 22ch(周波数:527.142857MHz・空中線電力:10kw)
- リモコンキーID - 6ch
中継局[編集]
※チャンネル番号は物理チャンネル。ここでは主要中継局のみ記載。
- 水戸 - 15ch
- 日立 - 15ch
- 十王 - 41ch
- 宇都宮 - 15ch
- 足利 - 22ch
- 日光 - 22ch
- 前橋 - 36ch
- 桐生 - 22ch
- 草津 - 15ch
- 児玉 - 22ch
- 秩父 - 22ch
- 銚子 - 36ch
- 勝浦 - 22ch
- 館山 - 22ch
- 八王子 - 22ch
- 青梅 - 22ch
- 東京都島嶼部
- 大島 - 45ch
- 新島 - 45ch
- 八丈 - 32ch
- 平塚 - 22ch
- 小田原 - 36ch
アナウンサー[編集]
詳細は「TBSテレビのアナウンサー一覧」を参照
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
外部リンク[編集]
日本の地上波民放テレビ局 |