1982年
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1982年(せんきゅうひゃくはちじゅうにねん)は、1900年代の82年目のことであり、日本の元号では昭和57年である。日本の天皇は昭和天皇であり、首相は鈴木善幸であったが11月に中曽根康弘に交代した。
出来事[編集]
2月[編集]
- 2月1日 - エフエム愛媛開局。これにより、民放FMの「東名阪福」の4局体制が12年で終焉した。
- 2月8日 - ホテル・ニュージャパン火災が起こり、33名の死者が出る。
- 2月9日 - 日航機が羽田沖に墜落し、24名が死亡する(機長の心身症が原因)。
- 2月10日 - 臨時行政調査会が第2次答申を行なう。
3月[編集]
- 3月1日 - 国鉄が全国の普通列車乗り放題の「青春18のびのびきっぷ」を新発売。
- 3月9日 - 衆議院本会議で57年度予算案が可決される。
4月[編集]
- 4月1日 - 500円硬貨が発行される。(当初は白銅製)
- 4月1日 - 読売新聞朝刊にて、4コマ漫画「コボちゃん」(植田まさし作)の連載が開始。
- 4月2日 - アルゼンチン軍がフォークランド諸島に上陸し、フォークランド紛争が始まる。
- 4月3日 - 南ジョージア島をアルゼンチン軍が占領する。
- 4月25日 - イギリス軍が南ジョージア島を急襲し、同島を制圧する。
- 4月30日 - アメリカがフォークランド紛争でイギリス支持を表明する。
5月[編集]
6月[編集]
- 6月4日 - 第8回主要先進国首脳会議(ベルサイユ・サミット)が6月6日まで開かれる。
- 6月8日 - 東京地裁のロッキード裁判の判決公判が開かれ、橋本登美三郎と佐藤孝行に有罪判決が下され、さらに判決文の中に二階堂進と加藤六月が灰色高官として挙げられたため、野党が証人喚問を要求し、さらに佐藤孝行の議員辞職勧告決議案を提出する。
- 6月9日 - 自民党が野党の証人喚問要求を拒否する。
- 6月14日 - イギリス軍がフォークランド諸島のアルゼンチン軍を降伏させる。
- 6月23日 - 東北新幹線が開業する。IBM産業スパイ事件が起こる。
- 6月29日 - アメリカとソ連の両国が、スイスのジュネーブで大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの削減を目指す戦略兵器削減交渉(START)を開始する。
7月[編集]
- 7月1日 - 伯備線が電化され、山陰地方を中心にダイヤ改正が行われる。
- 7月12日 - アルゼンチンがイギリスとの戦闘停止に同意する。
- 7月16日 - 参議院本会議で公選法改正案が可決される。
- 7月23日 - 九州北西部を中心に豪雨が降り、長崎県などで死者や行方不明者が300人以上でる(長崎大水害)。
- 7月30日 - 臨時行政調査会により、三公社の分割、民営化などを答申する(第3次答申)。
8月[編集]
9月[編集]
- 9月15日 - エフエム北海道が国内6番目のFM局として開局。
- 9月16日 - 鈴木善幸首相が記者会見で財政危機を訴えて国民に負担増を要請する。
- 9月17日 - 2月に日航機を墜落させた機長が心身症により不起訴になる。
- 9月22日 - 三越クーデター事件が起こり、社長の岡田茂が社外重役の小山五郎や専務の杉田忠義らを中心にしたグループにより、社長職を解任される。
10月[編集]
- 10月1日 - エフエム長崎が全国7番目、九州2番目のFM局として開局。
- 10月6日 - 福田赳夫が鈴木善幸を国民の信頼がない、と批判する。
- 10月12日 - 鈴木善幸首相が退陣を表明する。
- 10月16日 - 自民党総裁選が告示される。
- 10月18日 - 竹久みちが脱税容疑で逮捕される。
- 10月29日 - 岡田茂が特別背任容疑で逮捕される。
11月[編集]
- 11月10日 - ソ連書記長のレオニード・ブレジネフが死去。
- 11月15日 - 上越新幹線が開業し、全国ダイヤ改正が実施される。
詳細は「昭和57年11月15日日本国有鉄道ダイヤ改正」を参照
- 11月24日 - 自民党総裁予備選挙が開票され、中曽根康弘が1位になる。
- 11月25日 - 中曽根康弘が自民党総裁に就任する。
- 11月26日 - 第97臨時国会が召集され、中曽根康弘が首相に指名される。
- 11月27日 - 第1次中曽根内閣が成立する。
12月[編集]
- 12月1日 - 全国8番目、東北初のFM局としてエフエム仙台が開局。珍しく県名を放送局としないFM局。
- 12月5日 - 広島エフエム放送が中国地方初のFM局として開局。
- 12月28日 - 第98通常国会が召集される。
前後[編集]