西武多摩湖線

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西武鉄道
西武多摩湖線
Seibu Tamako Line
所在地東京都
起点国分寺駅
終点多摩湖駅
駅数7駅
開業1928年
全通1936年
所有者西武鉄道
運営者西武鉄道
使用車両9000系
路線距離9.2
軌間1,072mm
線路数単線
電化方式直流1500V
最大勾配22.5‰
閉塞方式自動閉塞式
最高速度100Km/h

西武多摩湖線(せいぶたまこせん、英:Seibu Tamako Line)は、国分寺市国分寺駅から東村山市多摩湖駅までを結ぶ全長9.2kmの西武鉄道鉄道路線である。

沿革[編集]

現在の多摩湖線は開通当初は「多摩湖鉄道」であった[1]。現新宿線系統では異色の武蔵野鉄道(池袋線系統の前身)傘下を前身としている。ちなみに拝島線の萩山 - 小平間は多摩湖鉄道の支線からスタートした。

  • 1928年昭和3年)4月6日に国分寺駅・萩山駅間 (4.4km 国分寺、桜堤、小平学園、青梅街道、萩山) を開業した。
  • 1930年(昭和5年)1月23日、萩山駅 - 村山貯水池(仮、現武蔵大和駅)駅間(3.6km)開業した。
  • 1936年(昭和11年)、路線が延伸した際に村山貯水池駅が正式な終点駅として設けられた。
  • 1940年(昭和15年)3月12日、武蔵野鉄道と多摩湖鉄道が合併した。
  • 1941年(昭和16年)、村山貯水池駅を狭山公園前駅に改称。
  • 1946年(昭和21年)、現在の路線名となる。
  • 1951年(昭和26年)9月1日、狭山公園前駅を多摩湖駅に改称。
  • 1958年(昭和33年)9月16日 - 萩山駅を現在地に移設し、多摩湖方面と小平がスルー直通可能になる。
  • 1961年(昭和36年)9月20日、多摩湖駅移転。
  • 1966年(昭和41年)7月1日、一橋大学駅を小平学園駅と併合し一橋学園駅と改称。
  • 1979年(昭和54年)3月25日、多摩湖駅を西武遊園地駅に改称。
  • 2016年(平成28年)
    • 8月22日 台風第9号による影響で武蔵大和駅 - 西武遊園地駅間で法面崩壊が発生。当該地点に停車していた西武遊園地駅発国分寺行の電車(4両編成)が土砂に押し上げられ脱線した。乗務員を含む7名に怪我はなかった。この日から萩山駅 - 西武遊園地駅間が運休[2]東村山駅 - 武蔵大和駅間に臨時バスによる代行輸送および西武園線終電車の延長運転が行われた[3]
    • 9月6日 萩山駅 - 西武遊園地駅間の運転再開[4]
  • 2019年(平成31年/令和元年) 10月12日 - 台風19号の接近により、その日の午後から計画運休を実施。翌13日は当初は安全の確認をとり次第運転を再開する予定だったが、警察庁の要請により終日運休となり[5]14日の始発から運転再開となった。
  • 2020年令和2年)10月1日:9000系ワンマン車の営業運転が開始[6]
  • 2021年(令和3年)
  • 2024年(令和6年)1月1日 - 能登半島地震の発生により、国分寺駅 - 萩山駅間で運休。

駅一覧[編集]

  • 全駅が東京都内に所在。各駅に止まる。
  • 駅間距離は、西武鉄道路線図を参照した。
駅番号 駅名 営業キロ 接続・乗換路線 所在地
駅間 累計
ST01 国分寺駅 - 0.0 西武鉄道SK 国分寺線SK04
東日本旅客鉄道JC 中央線JC 16
国分寺市
ST02 一橋学園駅 2.4 2.4 小平市
ST03 青梅街道駅 1.0 3.4 東日本旅客鉄道JM 武蔵野線JM 32 新小平駅徒歩乗り換え)
ST04 萩山駅 1.2 4.6 西武鉄道SS 拝島線新宿線直通SS30
〈一部列車多摩湖方面から拝島線経由西武新宿駅直通〉
東村山市
ST05 八坂駅 1.0 5.6
ST06 武蔵大和駅 2.5 8.1
ST07 多摩湖駅 1.1 9.2 西武鉄道SY 山口線(レオライナー)SY01

関連項目[編集]

参考文献[編集]

現有路線
池袋線系統 SI 池袋線 - SI 西武秩父線 - SI 西武有楽町線 - SI 豊島線 - SI 狭山線 - SY 山口線新交通システム「レオライナー」)
新宿線系統 SS 新宿線 - SS 拝島線 - SK 国分寺線 - SK 西武園線 - ST 多摩湖線
孤立路線 SW 多摩川線
譲渡・廃止路線
現・西武鉄道 新宿軌道線 - 山口線軽便鉄道「おとぎ列車」) - 安比奈線
旧・西武鉄道 大宮線
計画線・未成線 村山線