三崎口駅
| 三崎口駅 | |
|---|---|
.jpg) | |
| みさきぐち Misakiguchi | |
| 所在地 | 神奈川県三浦市初声町下宮田495 |
| 駅番号 | KK 72 |
| 所属事業者 | 京浜急行電鉄 |
| 所属路線 | ■ 久里浜線 |
| キロ程 | 13.4km（堀ノ内起点） 品川から65.7km |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面2線 |
| 開業年月日 | 1975年（昭和50年）4月26日 |
三崎口駅（みさきぐちえき）は、神奈川県三浦市にある京浜急行電鉄（京急）久里浜線の駅。同線の終着駅。駅番号はKK72。
概要[編集]
京急久里浜線が計画された当初の計画では、横須賀堀之内（現 : 堀ノ内駅）から久里浜を経て三浦市の中心部までを結ぶこととなった。そのうち三浦海岸までの区間に関しては1966年（昭和41年）までに開業した。しかし、同駅以南の建設は遅々として進まなかった。理由としては終点付近の用地確保が困難であったことである。
1968年に油壷に京急油壺マリンパークが建設された。そのため同所付近までの敷設が短縮されることとなり、1970年に油壷 - 三崎間の敷設免許を取り下げた。京急側の計画としては油壺の東側の丘陵地帯に駅を設け、付近にバスターミナルを設置し地域の交通ターミナルとする予定であった。
しかし、三浦海岸から約2.2Km南下した国道134号との交差地点までは建設が行われたものの、それ以南の用地買収は困難を極めた。加えて、計画路線上には小網代の森という貴重な流域生態動物が生息する地帯が存在しており、生態系の保護のために開発が制限されることとなった。これにより早期に建設することは困難となり、1975年に当駅を暫定的なターミナルとして整備して開業させた。
当駅 - 油壷間は運輸政策審議会答申第18号にて2015年までに開業することが適当である路線とされていた。しかし、先述した小網代の森を通るため環境保護団体からの反対があり、2005年には同区間の事業廃止届出書を国土交通省に提出した。ただし、この時点ではあくまで休止という形であり、将来的には計画を見直した上で再度事業許可申請を行うとしていたが、2016年に沿線人口の減少等を理由として延伸計画を凍結とした。これにより、当駅はこれからも終着駅として機能していくことだろう。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。先述した延伸計画の名残として終端側では国道134号をくぐる部分まで線路が敷設されている。両ホームは区別なく使用される。
のりば[編集]
| 番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1・2 | KK 久里浜線 | 上り | 横浜・品川方面 |
バス路線[編集]
京浜急行バスにより、三崎や油壺、横須賀市西部への路線バスが運行されている。駅前はバスターミナルとなっており、当駅を起終点とする系統も多い。
| 乗り場 | 系統 | 経由 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 三4 | 引橋・油壺入口 | 油壷温泉 | |
| 三14 | 三戸海岸 | 平日1本のみ | ||
| 2 | 三5 三11 三12 三13 三53 三55 須6 |
引橋・油壺入口 | 三崎東岡 | |
| 三7 | 三浦市立病院 | 1日2本のみ | ||
| 三8 | 引橋・油壺入口・三崎東岡・三崎港 | 通り矢 | ||
| 三9 | 城ヶ島 | |||
| 三61 | 浜諸磯 | |||
| 三26 須7 |
引橋・油壺入口・三崎東岡 | 三崎港 | ||
| 3 | 三10 三11 三24 |
長井・林 | 横須賀市民病院 | |
| 三12 三22 |
長井 | 荒崎 | ||
| 三51 三52 |
長井・ソレイユの丘 | |||
| 三53 三54 |
【急行】長井 | ソレイユの丘 | ||
| 三55 三56 |
【直行】 | |||
| 三13 三21 |
長井 | |||
| 須6 須7 須8 |
長井・林・衣笠十字路・横須賀中央駅 | JR横須賀駅 |
隣の駅[編集]
- 京浜急行電鉄（京急）
- KK 久里浜線
- □「京急ウィング号」（下りのみ）・■快特・■特急
- 三浦海岸駅 (KK71) - 三崎口駅 (KK72)
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
KK 京急久里浜線の駅一覧 |