京成3400形電車
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京成3400形電車とは、1993年から京成電鉄に所属している電車。
開発の経緯[編集]
本系列は普通鋼製であり、車内は京成3700形電車をベースとしている。 初代AE車は当時、使用本数が少なく、目立った老朽化は無かった。もっと役立つ物に使うことができないかと考えた末、3400形は誕生した。 当初は21世紀に合わせ短期間で使用することが想定されていたことや次世代の新型車両までの繋ぎとして普通鋼製にしたが、走行機器の消耗が予想より状態が良かったこと、京成3000形が登場した後も廃車は発生せず、赤電、青電の廃車が優先されたことから、予定より先送りとなり2020年度になったという経緯がある。 通勤車両であるが、走行機器はAE車時代をそのまま流用したため、速度45キロ以下になると、回生が切れ、空気ブレーキのみになり、威力が弱まる。 特に雨の日は少し停車位置がずれることもしばしば。通勤電車に使用する際、ブレーキ面の改良、保守面の簡略化などが行われた。
引退へ[編集]
2020年に3408F、2021年に入り3428Fが廃車となった。2023年には3418F、3438Fが廃車され、残り運用されているのは3448Fの1編成のみになり、いよいよ引退の模様だ。